音楽スクール説明会&ライブ

音楽スクール説明会&ライブ・レポート

「音楽スクール説明会&ライブ」は無事終了いたしました。多くの皆様にご来場頂きまことにありがとうございました。

スクール説明会レポート

毎夜国内外のプロ、アマ問わず、熱いステージが繰り広げられる老舗ライブスポットラグにて、スタジオラグ・プレゼンツ「ミュージックスクール&説明会」は行われた。今回スケジュールの都合で、ギタリスト・安達久美のみ個別の開催となったが、計6教室の講師陣が一同に会しての説明会、そしてライブ実演。この日、このメンバーならではの一期一会、客席からも期待が高まる。開演13:00を少し回ったところで、講師陣が続いて登場。Tp&司会の寺内茂、Key:大村篤史、B:田辺モット、Ds:マーティー・ブレイシー、G:岡本博文。

オープニングはGreeeeNの大ヒットナンバー「キセキ」をインストにて披露。リードメロディを奏でるTpにはワウをかけ、ミュートとはまた違う味わいで聴かせる。原曲の持つキャッチーなメロディを生かしつつ、オリジナルのアイデアをふんだんに盛り込んだアレンジの実演は、「誰もが知っているあの曲」がこんな風にも演奏できるという格好の例であった。

寺内氏の呼び込みでVo:谷口守が登場、Vo曲を披露する。まずはスティービー・ワンダーの「My Chrie Amour」。ミドル・バラードをしっとりと歌い上げる。オープニングとはうって変わり、楽器陣も歌もののバックとして各人ツボを得たバッキングを披露。続けてVo曲をもう1曲、エルビス・プレスリーの「Twenty Flight Rock」。軽快なブルース進行のシャッフルナンバーで、全く違ったヴォーカルスタイルを聴かせる。一気にステージが暖まってきたところで、各教室の説明コーナーに突入。

まずはスタイルの異なるヴォーカルを披露してくれた谷口先生から。

谷口「基本はヴォイストレーニングをしっかりやった上で、好きにやってもらっています。細かく教えすぎると、その先生に習っている人は、皆同じ歌い方になったりするんですね。土台はしっかりしていた方がいいけど、その人ならではの魅力が出ればいいなという感じで、レッスンをしています。」谷口先生はスケジュールの都合で東京に戻らなければならず、ここで個別にVoに関する質疑応答に。

質問「声量をつけるにはどうすればいいですか?」

谷口「まずは腹式呼吸を身につけることで、声量はついてきます。声量はなくても魅力的な歌を歌う人もいるので、自分にあった歌い方を追求していけばいいのではないでしょうか」

質問「普段食べ物などで気をつけていることはありますか?」

谷口「タバコは良くないですね。お酒は適量ですが、歌う前には飲みません。飲み物は常温の水がいいとよく言われますね。あんまり冷たいとのどが冷えてしまうので。冬場は首にマフラーをまいたり、寝る時にもバンダナをまいたり、というのは、プロ意識を持っている方はしてますね」

質問「毎日できるレベルアップの方法はありますか?」

谷口「去年と今年に『ボイトレ本』という教則本を出したのですが、それに付いているCDで練習すると上達します(笑)」

等々、時間の許す限りたくさんの質問にお答え頂いた谷口先生はここで退席。

トランペット:寺内先生はシンプルにトランペットで1曲披露。オフ・マイクで奏でられた「夜空のトランペット」の切々としたトーンは、トランペットの魅力を、そしてトランぺッター:寺内茂の魅力を、言葉よりも雄弁に物語っていた。

キーボード:大村先生
「私もレッスンの内容は生徒さんにお任せしています。先生というのはどちらかというとお医者さんと思っていただいた方がいい感じで、良くないところを直していくというスタンスでやっています。ピアノという楽器の特性は、ドラムに近くて押せば鳴る、打楽器なので、難しいと思われがちだけど音を鳴らすことは簡単です。シンセサイザーももちろんやっていますが、まずはピアノで音を鳴らすだけでなく、いいニュアンスが出せるようにしてもらっています。あと、楽譜を読めるようになることを最近は重視しています。これは鍵盤に限らずなのですが、五線紙が読めると、音楽の世界がぐっと広がります。」

ベース:モット先生
「カッコ良く弾いてみよう、というのが1つのテーマですね。僕も皆さんがやりたいことをやっていけばいいというスタンスでやっています。右手の弾き方にもツーフィンガーやスラップ、タッピング、ピック弾きと色々ありますが、好きな方法で弾いてくださいと言っています。自分のスタイルでやってほしいんですけど、自分のスタイルで音楽を表現するにはある程度のテクニックが必要なので、特に左手の動きに重点をおいてやっています。僕のレッスンにはつき出しが付いています。それはどんなジャンルの音楽にも通用するオリジナルのメソッドで、指板を見なくても弾けるようになります。それをまずはやっていただいて、理論的なことも実践の中で『ついでに』自然な感じで覚えてもらえます。あと、譜面はやはり大事です。レッスンは結構爆音でやっています。マイナスワンの音源を使って、なるべく生に近い環境で感覚を鍛えてもらいたいので」

ドラムス:マーティー先生
「生徒にはオリジナリティを持ってやって欲しいと思っています。ベーシックなことを大事にしていて、皆徐々に引き出しが増えたり、上達したりしています。レッスンは、ドラムが入っていないあらゆるジャンルのマイナス・ワン音源を課題曲として使っています。毎回冷静に、『タイコは何をやるべきか』を考えて、この曲に対して、このグループに対して。それを考えて演奏したら、自然に余裕が出てきます。皆さんそれぞれ目標があるんですが、自分のバンドをやっている、他のバンドをサポートしている、また自分の持っている技術と知識をもって例えば楽器店のドラムを販売している、等々それぞれのステージの目標に合わせてレッスンとアドバイスをしています。後は体験レッスンに実際来てみてください!」

ギター:岡本先生
「僕のレッスンでは、具体的にはジャズとブルースを教えています。ギターと言う楽器はインドで生まれてスペインで完成して、アメリカでこのエレキギターという形になったので、世界中の音楽のエッセンスが詰まっています。今のポップスなんかはアメリカが発祥になっているのがほとんどなので、それらの音楽のルーツをたどると根っこのところにジャズとブルースがあるんですね。ルーツを研究することで、また新しいアイデアも生まれてくる。しかし、自分がやりたいことを実現するのがレッスンの基本なので、最初にしっかりしたカウンセリングを行います。どんな風になりたいのか、いついつまでにどういうことが出来るようになりたいのか。明確な目標を定めて、その実現に向けてのレッスンを行います」その後、スタジオラグフライヤーにも掲載の「ちょっとおしゃれなジャズギター」を実演。「二つのことを今日は覚えていって欲しいんですね。1つは『夢を忘れない』こと。もう1つはたとえライバルであっても、音楽をやっている人は皆ともにシーンで活躍する仲間だ、ということです。」

各講師教室説明が一巡したところで、質疑応答コーナーへ。

「中音、外音とは何でしょうか?」
「グルーヴとはどういうものととらえてらっしゃいますか?」
「モニターがない野外の環境でライブをするのですが、どうバランスをとればいいでしょうか?」
「4WAY独立のためのおすすめの練習法はありますか?」

専門的な内容、概念的な内容にも、各講師とも懇切丁寧に自らの楽器としての立場やこれまでの経験を基にアドバイスし、ここでは紹介しきれない“濃い”応答となった。何人もの現役トッププロ達からの直接のアドバイスは、このスクール説明会の大きな魅力の1つと言えるだろう。

時間も押し迫ったところで、最後にまたライブ演奏へ。
まずは「Coffee Rumba」。ラテンの名曲はプレイ的にはこの日のハイライトであった。マーティー先生とモット先生が軸となって生み出す“熱い”グルーブに、寺内先生渾身のブロウによるリードメロディ。Key→G→Tpと回されたソロ・パートでは各人のテクニックとセンスが凝縮され、プレイヤーとしての力量を遺憾なく発揮。

最後に演奏されたのは「Moonlight Celenade」。ジャズ・スタンダードをAOR風アレンジでしっとり締めくくる。少なめの音数、ロングトーン、間を生かした大人の風格漂うムーディーな空気感で名残惜しく終演。

ライブ、スクール説明、質疑応答、約2時間のプログラムは濃密な時間の流れの中あっという間に過ぎていった。限られた時間の中ではあったが、各教室の魅力、各講師の音楽への情熱、そしてプレイヤーとしての魅力が凝

縮されたプライスレスなイベントであった。各教室とも6/30まで無料体験レッスンを実施中。イベントの中では消化しきれなかった点や、スクールに興味のある方は、是非この機会に体感してみてほしい。

講師コメント

谷口守(ボーカル)

個人レッスンでは、基本であるヴォイストレーニングと楽曲歌唱(洋楽邦楽問わず)を中心に、生徒さんが何を望むかによって内容を臨機応変に対応しています。基本を身につけ魅力あるシンガーを目差します。あっという間の60分間、楽しくスキルが身につくレッスンがもっとうです。基本である腹式呼吸が身につき、リズムの感じ方なども理解できてくると歌うのが今まで以上に楽しくなってきます。グループレッスンでは、90分間発声練習も含めた総合的な基本レッスンといろいろな楽曲での歌唱での簡単なハーモニー等も体験して歌う事の楽しさを追求していきます。上手いだけが良いヴォーカリストではありません。魅力ある唄を歌えるようにトレーニングしていきましょう。さらに詳しく

岡本博文(ギター)

今の音楽シーンは、「ちょっと退化したな」と感じています。多くの音楽がサンプリングされ、ひな形が用意されているように感じます。逆に、いつの時代でも人の「表現したい!」という気持ちは純粋で変わらない、ということも肌で感じています。今、廻りには、消費される為に用意された音楽で溢れているけど、本当の音楽ならば、消費しても消費されない。「サンプリングされる立場」を目指して欲しい。それには、自分の好みを大事にすると同時に、アメリカ黒人音楽の伝統を研究して欲しい。今のポップシーンにおいて、ほとんどの音楽に応用が利くんですね。あと、目標を持ち、忘れない事。目標を忘れると遅かれ早かれ、音楽は難破し挫折します。だからレッスンがある。さらに詳しく

大村篤史(キーボード・ピアノ)

皆さんこんにちは。キーボード科講師の大村篤史です。キーボード科では、ピアノやシンセサイザー等の鍵盤楽器の演奏に関するレッスンは勿論ですが、教則本では、どうしても分かりにくい音楽理論を、皆さんの演奏したい曲を題材にし、体感的に習得してもらっています。演奏技術と理論が合致すれば、作曲やアレンジも簡単に出来るようになり、オリジナリティー溢れる表現方法を手に入れる事が出来ます。また、DAWソフトを使ったレッスンもキーボード科で行っておりますので、音楽制作に挑戦したい方や煮詰まっている方、一度遊びに来て下さい。明るい未来が待っておりますよ!(^-^)/。さらに詳しく

マーティー・ブレイシー(ドラム)

「マーティーさんに習う前から現在の自分のドラムを振り替えると、とても濃厚で、ドラム・音楽に対する姿勢を随分考えさせらました。レッスンに通う前は自己主張の強く我が儘なドラムでしたが、マーティーさんにアンサンブルの楽しみ方・ドラムの役目を教わりました。テクニックだけでなく音楽・ドラムの面白さを味わえます!」(21歳男性生徒より)「ワーキングマザー仲間4人で、レッスンを受けています。マーティー先生のレッスンは初心者の私たちにもわかりやすく、とても楽しく刺激的で、リズムだけに集中する1時間は至福のひとときです。また、毎回必ずなにか新しい知識を持ち帰れることにも満足しています。子どもの聴いている音楽に合わせて、また車のワイパーをメトロノームに、タンタカ、タンタカ、、、。 レッスンのおかげで、日常生活の中でリズムを刻む楽しさを知り、グンと世界が広がりました。『還暦祝いはライブパーティーで!』を目標に仲間と励ましあいながらがんばっています。」(左京区在住 H.S.)さらに詳しく

寺内茂(トランペット)

トランペットってめんどくさい楽器なんです。毎日吹かないとダメだし、なかなか上手にならない(ToT)僕だって何度こんな楽器やめてしまおうか?って思ったことか…それでもやりたい、吹きたいって気持ちにさせる不思議な楽器ですね。脳と直結してる感じだからかな~?感じるままに吹け!!一度体験してみてください。…まぁ急には上手くならないのでボチボチ行きましょう。ちょうどブルースリーの映画で塔をワンフロアーづつ登って行くように…(古っ)Don't think. FEEL!特に基礎練習は大切です。一見遠回りに見える地味な練習が実は一番の近道なんです。トランペットを練習するときに一番困るのはやっぱり場所と時間ですね。暖かくなってきたので公園で練習するのも良いし、夜しか時間が取れない方はスタジオRAGの個人練習で…(私、元スタジオ店長)さらに詳しく

田辺モット(ベース)

僕の教室では、譜面を使ったベーシックなベースフレーズの習得やサンプル音源を用いた実践的な演奏を交えながら、ベーシストに必須なあらゆるテクニック、知識を伝授しています。プレイ面ももちろんですが、音楽をする上で大事なのが感性、何をかっこいいと思うか、そしてそれは何故か、ということも大切にしています。フレーズや音色、弾き方、ドラムとのコンビネーション等を含めたトータルの「かっこいいベース」を、一緒に追求していきましょう。さらに詳しく

安達久美(ギター)

レッスンでは、教えて欲しい好きなバンドやギターの音楽スタイルに合わせて必要な技術、理論、エフェクターやアンプのサウンドメイク等の知識を学んで行きます。特に基礎知識やフィジカルなトレーニングをしながらギターソロ、アドリブも実践で成果が実感できる様に進めます。幅広いジャンルにすぐ対応出来る様にもなりもます。その他、アコースティックでの弾き語りや作曲等の指導もご希望があれば対応します。まずは相談下さい。さらに詳しく

イベントデータ

音楽スクール説明会&ライブ

開催日:2009年5月16日(土)
場所:京都木屋町 ライブスポットラグくわしい地図はこちら
開場:12:00 開演:13:00
出演講師:谷口守(ボーカル)、岡本博文(ギター)、大村篤史(キーボード・ピアノ)、マーティー・ブレイシー(ドラム)、寺内茂(トランペット)、田辺モット(ベース)

安達久美スクール説明会

開催日:2009年5月16日(土)
場所:スタジオラグ河原町店 B1スタジオ(くわしい地図はこちら
開場:16:00
出演講師:安達久美(ギター)

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