【ベース初心者からの脱却】やっておきたい3つの練習方法
ベースを始めて3ヶ月、半年、1年と経ってくると「自分ってまだ初心者なのかな?」「初級レベルくらいかな?」なんて思うことが出てくると思います。
線引きする基準もなければ、誰もそんな判断をなかなかしてくれないですよね。
また、慣れてくると気持ち的にもマンネリ化してくる頃でもあるので、一度自分のプレイを見直すこともレベルアップするためには必要もなってきます。
今回は、そんなベーシスト初心者の方に向けて、自分を見つめ直してスキルアップが図れる練習法を3つご紹介したいと思います。
クリックに合わせて練習しよう
コピーやカバーをやっていると、そのアーティストの音源に合わせて弾くことが多いと思います。
また、ライブ盤で合わせていると気分も乗ってきて、楽しくベースを弾くことができるでしょう。
それはそれで良いのですが、きちんとしたリズムを養うために、クリックに合わせての練習もしてみましょう。
新たな気づきがそこにあるはずです。
自分の演奏を録音してみよう
自分では弾くことができているように思っていても、第三者には、そのように聴こえていなかったり、きちんと弾ききれていないことがあります。
その例として「音と音のつなぎが悪い」「リズムが合っていない」「音のツブがそろっていない」などが挙げられます。
人に自分の演奏を聴いてもらう前に、まずは自分のプレイを録音して確認してみましょう。
最近では、スマホでもクリアに録音できますし、ICレコーダーやパソコン、DTM関連機器で録音するのも良いでしょう。
自分の演奏を客観的に聴いて、よく判断してください。
ベース単体でも良いですが、やはりクリックと合わせて録音するのが良いでしょう。
僕も録音してみて「あ、ちょっとハシってるな。」「うまく弾けていないな」とか今でも感じる時があります(「それもロックやろ?」と、片付けてしまう時も多いですが 笑)。
ただ、それを理解しているのとしていないのとでは、全然違いますので、最初は特に厳しく聴くようにご注意してください。
また、自分の演奏を録音できたことに満足してしまい、肝心の部分がチェックできていない、または理解できていないケースもよくあります。
特にシーケンスでドラムに合わせた場合なんかが多いと思います。
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自分の演奏を録画しよう
やはり弾く時の姿も大事だと思います。
実際人前で弾く時は、ステージに立って弾くことになると思うので、立って弾く時のベースの位置の確認、あとはフィンガリングやピッキングフォームです。
「ベースの位置……かっこ悪いかなぁ?」「なんかスムーズに弾いているように見えないなぁ?」など、新たな気づきや発見があると思います。
実際の音としての演奏と合わせて、やはり見た目もうまく弾いているように魅せたいですよね。
確認する際に、スマホで録画するのも良いでしょう。
ライタープロフィール
ベーシスト
RYOJI
関西を中心に活動するベーシスト。
歪んだベースサウンドとドライブ感あるベースラインが特徴的。
2011年11月、リットーミュージック社主催「最強プレイヤーズコンテスト ベース部門」にて 準グランプリを受賞。
2014年5月、亀田誠治氏主宰「第2回亀田杯」のファイナリストに選出され、ふれあい賞を受賞。
ウェブサイト:http://www.ryoji-e.com
Twitter:ryoji_enomoto
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