80年代にヒットした秋ソング。邦楽の名曲、人気曲
たくさんの名曲が生まれた昭和歌謡シーンですが、あなたの好きな曲はどんな曲ですか?
何十年もたった今でも、歌詞を覚えていたり、口ずさんだり……あなたの心に刻まれているすてきな曲がたくさんありますよね!
そんな中でもこの記事では、秋にピッタリな曲を80年代にヒットした人気曲の中から紹介していきますね!
当時リアルタイムで聴いていた方はもちろん、当時を知らない若い世代の方も楽しめる、心に響く名曲の数々をお楽しみください。
もくじ
- 80年代にヒットした秋ソング。邦楽の名曲、人気曲
- もう逢えないかもしれない菊池桃子
- 街角トワイライトシャネルズ
- 風は秋色松田聖子
- 秋のIndication南野陽子
- SEPTEMBER竹内まりや
- ノーブルレッドの瞬間国生さゆり
- 風立ちぬ松田聖子
- 秋桜山口百恵
- 木枯しに抱かれて小泉今日子
- すみれ September Love一風堂
- 秋からのSummer Time仁藤優子
- 秋からも、そばにいて南野陽子
- YES YES YESオフコース
- 思秋期岩崎宏美
- 秋の気配オフコース
- 恋は、ご多忙申し上げます原由子
- それぞれの秋アリス
- 秋止符アリス
- 秋が燃える石川ひとみ
- Ya Ya (あの時代を忘れない)サザンオールスターズ
- ラヴェンダー・リップス河合奈保子
- 秋冬高田みずえ
- 冬が来る前に紙風船
- 甲州街道はもう秋なのさRCサクセション
- 九月の雨太田裕美
- 秋男闘呼組
80年代にヒットした秋ソング。邦楽の名曲、人気曲
もう逢えないかもしれない菊池桃子
俳優やタレントとしても活躍し、2012年には母校の客員教授に就任するなどマルチに活躍しているシンガー、菊池桃子さん。
江崎グリコ「ポッキー」のCMソングとして起用された6thシングル曲『もう逢えないかもしれない』は、哀愁を感じさせるイントロが秋の空気感にリンクしていますよね。
気持ちを伝えられないまま薄れていく思い出は、移りゆく季節の残酷さを感じさせられるのではないでしょうか。
はかなげな歌声とセンチメンタルなメロディーが心に響く、昭和の名曲です。
(星野貴史)
街角トワイライトシャネルズ
現在はラッツ&スターの名前で知られ、ドゥーワップやソウルをベースとした音楽性で人気を博したコーラスグループ、シャネルズ。
3rdシングル『街角トワイライト』は、リリースから11年後の1992年に映画『未来の想い出』の挿入歌として起用されたナンバーです。
燃え上がった夏が終わり、次第に変化していく恋人との距離感が描かれたリリックは、秋のもの悲しさも相まって切ない気持ちにさせられますよね。
トレードマークであるソウルフルなコーラスワークと軽快なビートが印象的な、1980年代の秋ソングです。
(星野貴史)
風は秋色松田聖子
1980年にリリースされた松田聖子さんの秋の歌。
夏に始まった恋が終わってしまい、1人で過ごす秋のことが歌われている曲なんですよね。
歌詞の中では2人で過ごした夏の思い出と、ひとりぼっちで過ごす切ない秋の風景が対比するように描かれているんですが、この歌詞に共感できる方って多いのではないでしょうか?
一方楽曲自体はアップテンポで、とくにサビの部分は非常にキャッチーな、これぞ昭和歌謡といわんばかりの魅力的な仕上がり。
さらに松田聖子さんの高い歌唱力も相まってノリノリになれるんですよね。
しかし、その歌詞と曲調のギャップは夏と秋の対比を表しているかのようで、いっそう失恋の切なさが身にしみます。
(羽根佳祐)
秋のIndication南野陽子
『週刊少年マガジン』系列グループが主催するミスマガジンからデビュー、『スケバン刑事~少女鉄仮面伝説~』主演とトントン拍子にスター街道を歩んだ南野陽子さん9枚目のシングル。
何を置いてもスケバン刑事の鉄仮面が話題となりましたよね。
「おまんら許さんぜよ」の土佐弁セリフをまねしてみんな遊んだものでした。
オリコンチャート1位にもなったこの曲は秋の失恋を前向きにとらえた青春の世界。
1曲の中にメジャーとマイナーが入ったおもしろい楽曲編成も聴きどころのひとつです。
B面『ひとつ前の赤い糸』もいい曲です。
機会があればぜひ!
(瀧乃涙pin句)
SEPTEMBER竹内まりや
竹内まりやさんの初期代表曲ともいえるのがこの『SEPTEMBER』。
リズムを支える低いベースの音、楽曲をいろどるフォーンの音、その古き良き昭和の爽やかなメロディーは令和の世となった今でも多くの人に親しまれています。
竹内まりやさんはこの曲で第21回日本レコード大賞新人賞を受賞したんですよ。
「夏に盛り上がった恋は秋になって去ってしまった」とつづる松本隆さんの歌詞も絶品。
秋になれば聴きたくなるオススメの1曲です。
(瀧乃涙pin句)
ノーブルレッドの瞬間国生さゆり
おニャン子クラブ、会員番号8番国生さゆりさんの第3シングルです。
おニャン子クラブは今でいう乃木坂やAKB的存在で、もちろんこの曲もオリコンチャート1位を獲得しています!
『ノーブルレッドの瞬間』の「瞬間」は「とき」と読むんですよ。
当時、番組の中でとんねるずの石橋さんに「ノーブルって何て意味だよ!」と突っ込まれて笑っていた国生さん、かわいかったなあ。
ちなみにノーブルレッドとはこの曲の中では色づいた落ち葉の色をイメージしているのだと思います。
「この恋が永遠に続きますようにと純愛を願う」歌詞は若き日の秋元康さんです、さすが!
(瀧乃涙pin句)