80年代邦楽のクリスマスソング。ヒット曲からオススメの名曲
クリスマスの時期に差し掛かると、たとえあまりクリスマスに興味が無かったとしても、無意識に口ずさんでしまうクリスマスソングの名曲たち。
日本の音楽史に残るヒット曲や名曲が生まれた80年代の邦楽シーンには、今もなお歌い継がれるクリスマスソングが多く存在しています。
今回の記事では、そんな80年代が生み出したクリスマスソングの名曲たちに注目、誰もが一度は耳にしたことのあるヒット曲から隠れた名曲までを集めたバラエティ豊かなラインナップでお届けします!
近年は若い音楽ファンからも熱い視線を送られている80年代歌謡曲をもっと知りたい、という方にもオススメの内容となっておりますよ。
もくじ
- 80年代邦楽のクリスマスソング。ヒット曲からオススメの名曲
- サンタと天使が笑う夜DREAMS COME TRUE
- クリスマスの夜岡村孝子
- シャ・ラ・ラサザンオールスターズ
- TERMINALまでのEVE中森明菜
- クリスマス・アベニュー薬師丸ひろ子
- Blue Christmas松田聖子
- Dear Christmas南野陽子
- 雪にかいたLOVE LETTER菊池桃子
- クリスマス・イブ山下達郎
- 恋人がサンタクロース松任谷由実
- 白いクリスマスJUN SKY WALKER(S)
- Merry Christmas Mr.Lawrence坂本龍一
- Christmas Time In Blue-聖なる夜に口笛吹いて佐野元春
- センチメンタルクリスマス浜田省吾
- 12番街のキャロル谷村新司
- おむすびクリスマスさだまさし
- 最後のHOLYNIGHT杉山清貴
- ジュリアに傷心チェッカーズ
- WHITE SUNDAYREBECCA
- Winter Wonderland西村知美
- メリー・クリスマス南野陽子
- クリスマスのウェディング杉真理 & TheDreamers
- Funky Christmas中原めいこ
- 君にMerryX’mas小田和正
- X’masがいっぱい工藤静香
- 優ちゃんのクリスマス早見優
- 緑のポインセチア河合その子
- 三度目のクリスマスSHOW-YA
- LAST CHRISTMAS SONG浜田麻里
- ひとりぼっちのクリスマスソング尾崎亜美
- 3度目のクリスマスSHOW-YA
- 僕達のジングルベル原田知世
- Dance To Christmas大沢誉志幸 with Various Artists
- もう一度X’mas大江千里
- ひとりぼっちのクリスマス・ソング榊原郁恵
- サンタがTokyoにやってくるパール兄弟
- Last Christmas Eve矢沢永吉
- 聖夜‐二人のSillent NightTHE ALFEE
- プレゼント萩原健一
- 10月のクリスマス浅香唯
- Christmas Night斉藤由貴
- あなたにステキなクリスマスプレゼントあげたいな小林明子
- ほこりだらけのクリスマス・ツリー伊藤銀次
- 星のX’MAS-BERRY ~A TENDER STAR中森明菜
- WHITE X’MASTHE BLUE HEARTS
- ふたつめのクリスマスチューリップ
- チェッカーズのX’masチェッカーズ
- 世界中メリークリスマス岡村孝子
- Merry X’mas For You河合その子、国生さゆり、城之内早苗、渡辺美奈代、渡辺満里奈
- 恋人たちの聖夜石川優子
- ウィンター・ガーデン松田聖子
- 恋は気ままに飯島真理
- DING DONGPRINCESS PRINCESS
- Merry Christmas Snow楠瀬誠志郎
- Merry Christmas伊藤智恵理
- Kissin’ Christmas桑田佳祐 & His Friends
- 霧のソフィアTHE ALFEE
- Lonelyクリスマス永井真理子
- X’mas Party原田真二
- 木枯らしのクリスマス島倉千代子/片岡鶴太郎
- ノースリーブのクリスマス徳永英明
- ロックンロール サンタクロースGO-BANG’S
- 僕だけのメリークリスマス長渕剛
- Ⅹ’masがいっぱい工藤静香
- ぼくのクリスマス加山雄三
- Someday Somewhereチューリップ
- 悲しみのブルー・クリスマスザ・キングトーンズ
- リビエラからの手紙杏里
- Yellow Christmas杉真理 with Pops All Stars
- Pearl-White Eve松田聖子
- MERRY CHRISTMAS TO YOU小林明子、永井真理子、麗美、辛島美登里
- ひとりぼっちのクリスマスハイファイセット
- I wish it could be christmas every day in the U K鈴木さえ子
- クリスマスはどうするの?森川美穂
- X’ mas in the Blue山本英美
- Christmas Dayオフコース
80年代邦楽のクリスマスソング。ヒット曲からオススメの名曲
サンタと天使が笑う夜DREAMS COME TRUE
クリスマスシーズン近いライブでは必ずといって歌われるDREAMS COME TRUEことドリカムの鉄板の盛り上げ曲。
サビでファンのみんなが手を左右に振るアクションも見ていて爽快です。
この曲、リリースが1989年というのですから本当に長くファンに愛され続けている1曲。
「クリスマスは毎年やってくるけれど、今年のクリスマスは一生に1度のクリスマス」と理屈なしにクリスマスを祝い楽しむ歌詞は聴いていて気持ちが躍ります。
クリスマスパーティーのBGMとしてもオススメの1曲です。
(瀧乃涙pin句)
クリスマスの夜岡村孝子
『クリスマスの夜』は心に残るメロディと切ない歌詞のハーモニーが人々の記憶に長く刻まれる一曲です。
失恋をテーマにしつつ、クリスマスという日のロマンティックな一面を映し出すことで、リスナーの心に深く訴えかけます。
季節感あふれるアレンジが加わり、どこか暖かみを感じさせるサウンドは冬の夜長を色濃く演出し、聴く人をその世界観へと誘います。
幻想的なイルミネーションの中、寂しさを内包した歌声が、冷えた空気とともに耳元に響く….。
冬の風物詩として、これからも多くの人々に聴かれるでしょう。
演者の情感溢れるボーカルは別れのシーンを彩り、聴き手に寄り添うかのような慈しみを感じさせます。
シャ・ラ・ラサザンオールスターズ
『ごめんねチャーリー』と両A面でリリースされたサザンオールスターズことサザンの雰囲気あるクリスマスソング。
この曲は1980年のリリースというのですから時の流れの速さ、サザンのすごさも感じますね。
原由子さんとのデュエットがそのままシングルになっているのも珍しいです。
「クリスマスの夜だからあなた以外の人を思うのはよすわ」とも読み取れる大人な歌詞はいつものユーモアのある桑田さんを完全に封印したもの。
このクリスマスソング、しっとり系サザンの名曲だとも思います!
(瀧乃涙pin句)
TERMINALまでのEVE中森明菜
膨大な中から厳選された曲を集めた中森明菜さんの4枚組CD-BOX『AKINA』にも収録されている1曲。
この曲『TERMINALまでのEVE』は、もともとは伊集院静さんが手がけたコンセプトアルバムに収められている1曲で、それを知ってからこの曲を聴くとどこか物語の一場面を切り取っている風にも聴こえます。
「別れを予感させる不安定なクリスマス、でも女性にはまだまだ未練があって……」と少し切ない歌詞も特筆。
中森さんが歌うとその切なさもひとしおです。
ファン以外にはそれほど知られていない……かもしれないクリスマスの名曲です。
(瀧乃涙pin句)
クリスマス・アベニュー薬師丸ひろ子
デビュー当時から角川映画の中心的存在として絶大な人気を誇り、俳優としても歌手としても勢力に活動しているシンガー、薬師丸ひろ子さん。
2ndアルバム『夢十話』に収録されている楽曲『クリスマス・アベニュー』は、ゆったりとしたシャッフルビートに乗せた透明感と深みのある歌声が印象的ですよね。
クリスマスの華やかな街並みをイメージさせるリリックは、悩みやストレスを忘れさせてくれるような心地よさを感じさせるのではないでしょうか。
繊細なストリングスサウンドが広がりを生み出している、時代が変わっても色あせないクリスマスソングです。
(星野貴史)
Blue Christmas松田聖子
日本歌謡界における、代表的なアイドル歌手の松田聖子さん。
数多くのヒット曲を持つ彼女のクリスマスをテーマにした曲といえば、1982年にリリースされたアルバム『金色のリボン』に収録された『Blue Christmas』。
1人きりで寂しさを感じながらクリスマスイブを迎える場面が描かれており、好きな人が現れることを待つ切ない恋心が歌われています。
鐘の音やストリングスの透明感のあるメロディーが鳴り響くサウンドとともに、彼女の力強くもはかない歌唱が展開。
美しくもはかない物語が胸を打つクリスマスソングです。
(無糖)