80年代洋楽のクリスマスソング。ヒット曲や隠れた名曲まとめ

Merry, Merry ChristmasNew Kids On The Block

爽やかであたたかな情感が溢れる『Merry, Merry Christmas』は、聴くだけでクリスマスの幸せな雰囲気を感じさせてくれます。

当時10代だったNew Kids On The Blockさんが歌っているとは思えない成熟した表現力、煌びやかなメロディーが耳に残り、不思議と胸が熱くなる一曲です。

このアルバムでは、心温まるバラード「This One’s for the Children」も素敵なハーモニーで聴き手を魅了します。

クリスマス時期はもちろんのこと、年中どんなシーンでも楽しめる内容豊かなアルバムと言えるでしょう。

80年代のクリスマスソングの中でも、特に記憶に残る作品のひとつです。

（RAG MUSIC 編集部）

Hard Candy ChristmasDolly Parton

アメリカのカントリ・ミュージックを代表するアーティストであるドリー・パートンさんは、1982年にミュージカル映画『The Best Little Whorehouse in Texas』に出演します。

その作中で歌われるクリスマスソングが『Hard Candy Christmas』で、同年に彼女のシングルとしてもリリースされ、カントリーシングルチャートでは第8位にランクインしました。

のちにシンディ・ローパーさんをはじめとするさまざまなアーティストにカバーされています。

（濱田卓也）

Do You Hear What I Hear?Whitney Houston

『Do You Hear What I Hear?』はキューバ危機の最中に平和を訴える目的で1962年に作曲されました。

イエス・キリストの誕生について歌っているので、まさにクリスマスといったところでしょうか。

1987年にはホイットニー・ヒューストンさんがカバーし、クリスマスをテーマにしたコンピレーションアルバム『A Very Special Christmas』に収録されています。

分厚いコーラスをバックに歌う彼女の歌声は存在感抜群で、80年代らしいキラキラしたサウンドともマッチしています。

（濱田卓也）

Please Come Home for ChristmasThe Eagles

イーグルスが贈る『Please Come Home for Christmas』は切なさと温もりが同居する不朽のクリスマスソングです。

ソウルフルなメロディが冬の寒さを忘れさせ、リスナーの心を暖かく包み込みます。

ボーカルの深みある歌声がクリスマスの季節にふさわしい希望と懐かしさを誘い、聴く者の中に淡い哀愁を残します。

バラードとしての美しさはもちろんのこと、ロックバンド特有のパワフルさも感じられるこの楽曲は、80年代のクリスマスシーンを彩る素敵な一曲です。

家族や大切な人との再会を願いながら、このヒット曲を聴くと、心がほっと温まるのを実感できるでしょう。

（RAG MUSIC 編集部）

Christmas WrappingThe Waitresses

1981年にリリースされたコンピレーションアルバム『A Christmas Record』へ提供されたのが、アメリカのニュー・ウェイヴ・バンドであるウェイトレスの『Christmas Wrapping』です。

忙しすぎてクリスマスを予定もなく過ごす女性目線で描かれた歌詞はとても早口で、ラッピングの「ラップ」とヒップホップの「ラップ」をもじっているのだとか。

サウンドはとてもポップなアッパーチューン。

歌詞の最後に偶然気になる男性と出会える展開も含めて、とてもハッピーなクリスマスソングです。

（濱田卓也）

Driving Home For ChristmasChris Rea

80年代のクリス・レアさんの『Driving Home For Christmas』は、豊かなクリスマスの情景をギター演奏で鮮やかに描き出す、まさに「華やか」なクリスマスソングです。

1986年にシングルリリースされ、そのメロディーは誰もが80年代を思い出します。

家族や友人と過ごすパーティーやドライブ中、この曲をBGMにすると、クリスマスの雰囲気が一層盛り上がること間違いなし。

ぜひ今すぐプレイリストに加えて、この年末を華やかに彩ってみてください。

新たなクリスマスの思い出が生まれることでしょう。

（RAG MUSIC 編集部）