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【80年代洋楽】男性アーティストのデビュー曲
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【80年代洋楽】男性アーティストのデビュー曲

1980年代はきらびやかで華やかなイメージも強く、それは当時のヒットチャートを見ても同様ですよね。

ここ日本においても、洋楽が最も輝いていた時代と言われ、当時のヒット曲を集めたコンピレーション盤は2020年代の今でも安定した人気を誇っています。

本稿では、そんな輝かしき80年代洋楽の男性アーティストのデビュー曲に注目してみました。

80年代にデビューしたシンガーを中心として、バンドとしてのキャリアを経て80年代にソロ・デビューを果たした歌手も含めたラインアップでお届けします。

80年代を彩った大ヒット曲から知られざる名曲までを、ぜひお楽しみください!

【80年代洋楽】男性アーティストのデビュー曲

I Want Your SexGeorge Michael

なかなかストレートに刺激的なタイトルですが、ジョージ・マイケルさんの楽曲だと言われれば思わず納得してしまいますね!

ワム!のメンバーとして人気を博し、ソロ・デビュー以降も世界的なヒット曲を放ったイギリスが世界に誇るシンガーソングライターにしてポップ・スター、ジョージ・マイケルさんが1987年にリリースした軽快なダンス・ポップの名曲です。

同年に発売されて爆発的なヒットとなったソロ・デビューアルバム『Faith』の第1弾シングルとして発表され、ワム!の解散後からは初となったソロ・シングルでもあります。

興味深いのが、この楽曲は「Rhytms」と名付けられた3つのパートで構成されており、シングルとして聴ける楽曲は「Rhythm One: Lust」とされるパートなのですね。

アルバムに収録されているのは2つのパートをつなげたバージョンで、すべてのパートを統合したバージョンは12インチシングルなどで聴けますよ。

KOH-1

In the Air TonightPhil Collins

1970年にイギリスを代表するプログレッシブロック・バンドのジェネシスのドラマーとして加入した時点で、フィル・コリンズさんのソロ・アーティストとしての1980年代以降の世界的な成功を予想できた方はいたのでしょうか……。

ジェネシスでは後にリード・ボーカルを務めるフィル・コリンズさんは先述したようにソロ・アーティストとして多くのヒット曲を飛ばしており、今回紹介している『In The Air Tonight』はソロ・デビュー曲にして世界中で大ヒットとなった名曲です。

世界的なヒットとなった1981年のソロ・デビューアルバム『Face Value』のオープニングを飾る楽曲であり、日本ではアルバムと同じく『夜の囁き』という邦題が付けられています。

この楽曲、AOR的な雰囲気も漂うコリンズさんの美声を堪能できる名曲ではあるのですが、よく聴けば通常のポップソングとは一線を画すアレンジが施されており、ミステリアスな空気感に満ちたアンサンブルはもちろん、後半以降の強烈なドラム・ブレイクはさすがドラマー出身ならではといったところ。

そういった点にも注目しつつ、聴いてみてください!

KOH-1

Goody Two ShoesAdam Ant

1980年代のイギリスで巻き起こった「ニューロマンティック」は、日本のアーティストやいわゆるヴィジュアル系のバンドたちにも多大なる影響を及ぼしたムーブメントです。

今回紹介しているアダム・アントさんは、そんなニューロマンティックの代表格とされるアダム&ジ・アンツのフロントマン。

アダムさんは1982年にソロ・アーティストとしてもデビューしており、ソロ・デビュー曲となった『Goody Two Shoes』は全英チャート1位のみならず、アメリカでもヒットを飛ばしたキラーチューンです。

軽快なギターのバッキングと華麗なホーン・セクション、跳ねるようなビートとポップなメロディは今聴いてもグッドですね。

小沢健二さんが自身の楽曲で大胆に引用しておりますから、興味のある方はチェックしてみてください。

KOH-1

Iron Out the Rough SpotsPaul Young

ポール・ヤングさんは、1980年代に欧州を中心に人気を博したイギリス出身のシンガーソングライターです。

ソウルフルな歌声が特徴的で、80年代におけるブルー・アイド・ソウルの代表的なシンガーの1人として日本でも人気がありましたね。

ヤングさんの代表的なヒット曲と言えば、ホール&オーツのカバー曲『Everytime You Go Away』ですが、今回はデビュー曲の特集ということで紹介しているのは1982年にリリースされた『Iron Out the Rough Spots』です。

全英チャート1位を獲得して大ヒットとなったデビュー・アルバム『No Parlez』にも収録されていますが、シングルとしてリリースされた時点ではチャートにランクインもせず、あまり注目されなかったのですね。

実はこの曲、1966年にソウル・ミュージシャンのドン・コヴェイさんがリリースした曲のカバーなのです。

1970年には、R&B系シンガーソングライターのノラン・ポーターさんがカバーしたバージョンも存在しています。

それぞれを比べながら聴いてみるのもおもしろいですよ!

KOH-1

Take On Mea-ha

1985年にリリースされたアーハの『Take On Me』は、音楽史に残る真の名曲です。

みずみずしさあふれるシンセポップのサウンド、楽曲を支える力強いドラムにシンプルながら心地よいベースライン。

そして何よりも、モートン・ハルケットさんの高音が際立つ繊細かつ力強いボーカルが絶妙に重なり合い、忘れられないメロディを生み出しています。

年代を超えて愛され続けるその魔法のような魅力は、聴く人の心に明るく心地よい風を運んでくれます。

誰もが口ずさめるこの曲を聴けば、輝かしい80年代の息吹が今によみがえるはずです。

RAG MUSIC 編集部

Give Me Your LoveBryan Adams

カナダを代表するシンガーソングライターであり、1980年代を中心に世界的なヒットを飛ばし、2020年代の今もバリバリの現役として活躍中のブライアン・アダムスさん。

実質的なデビューシングルとなった『Give Me Your Love』は、アダムスさんが20歳の若さで1980年にリリースしたセルフタイトルのデビュー作に収録されたバラードで、日本ではアルバムの邦題としても使われておりましたね。

アルバム全体的に見ても、20歳のロックンローラーらしいストレートに青春しているロック・ナンバーの中に、このような落ち着いた雰囲気の美しいバラードが収められているところに、アダムスさんのソングライターとしての突出した才能を感じます。

ファルセットを使ったメロディの素晴らしさ、シンプルながらも心に響くギター・ソロは明らかに日本人好みでしょう。

後にバラードのヒット曲を連発するアダムスさんのキャリアを踏まえて聴くと、また新たな発見があるかもしれません!

KOH-1

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