Hit Song
素敵なヒットソング
search
90年代の洋楽ガールズバンドのデビュー曲
最終更新:

90年代の洋楽ガールズバンドのデビュー曲

バンドの初期の音源はやはりエネルギッシュで魅力的ですよね。

特にデビュー曲ともなると……。

テクニックや慣れは浅く感じる場合も熱量が桁違いです。

キャリアも長くなってくると音楽性にも変化が出てきます。

まさにそれが醍醐味でしょう。

今回は90年代の洋楽ガールズバンドのデビュー曲についてリサーチしました。

ぜひご覧ください。

もくじ

90年代の洋楽ガールズバンドのデビュー曲

The Constant LoverMagneta Lane

Magneta Laneは、トロント発のインディーロックバンドです。

2003年に結成された彼女らは、翌年に「The Constant Lover」をEPの表題曲としてリリースしました。

この曲は、瑞々しいエネルギーが溢れ出ており、ガールズバンドの新たな才能の芽生えを世に知らしめました。

クリス・グリスマーが監督を務めたミュージックビデオにも注目で、彼は「The Vampire Diaries」の制作にも携わる実力派です。

当時を彷彿とさせるギターのリフと、ティーンの心情を素直に歌い上げる歌詞が融合し、今も色褪せない魅力を放っています。

YouTubeでの鑑賞もオススメですし、00年代の音楽の特色を垣間見るのに最適な一曲です。

RAG MUSIC 編集部

NecessitoSome Girls

洋楽が好きな方ならローリングストーンズがリリースした名曲『Some Girls』を知っているでしょう。

そのタイトルを取りバンド名にしているのがサム・ガールズです。

メンバーには、ジュリアナ・ハットフィールドさんも名を連ねているんですよ。

そんな彼女たちが2001年にリリースしたデビューシングル『Necessito』は、気だるげなサウンドと歌唱が印象的です。

また、同じフレーズを繰り返す歌詞なので、耳から離れなくなるのも魅力です。

山本

Falling AwayThe Like

2001年に、15から16歳のメンバーが集まり結成したロックバンド、ザ・ライク。

彼女たちが同年にリリースしたデビューシングル『Falling Away』も見逃せません。

こちらは後にノスタルジックな60年代風のガールズポップへと移行する前、全体を通してオルタナティブロックの色が濃い作風なのですね。

そして歌詞は心の奥底にある恐怖や孤独を描くものに仕上がっています。

序盤ではどんなシチュエーションかわからないのですが、聴き進めると失恋ソングだと明らかになります。

ダークな世界観が好きな方はきっと気に入るでしょう。

山本

LonghairDum Dum Girls

ガレージ色の強いLo-Fiサウンドで人気を博しながらも2016年に活動終了してしまった4人組ロックバンド、ダム・ダム・ガールズ。

2008年にリリースされたEP『Dum Dum Girls EP』に収録されている楽曲『Longhair』は、ノイジーなギターサウンドのイントロが強烈なインパクトを生み出していますよね。

奥行きのあるエフェクトをかけたメロディーや繰り返されるドラムのビートは、独特の中毒性とともに耳に残るのではないでしょうか。

ダム・ダム・ガールズの個性的な音楽性を感じさせる、エキセントリックなナンバーです。

星野貴史

Wild EyesVivian Girls

ブルックリンから現れた「Vivian Girls」は、キャシーさんとケイティさんの2人を中心に形成されたガールズバンドで、インディーシーンから熱い視線を集めていました。

特に彼女たちのデビュー曲『Wild Eyes』は、大々的なプロモーションもない中でカレッジラジオを賑わせました。

その魅力は、決して洗練されているとは言えない歌声や演奏にあるのではなく、ある種のリアリティと誠実さにあります。

その生々しい音楽性は、今聴いても新しさを感じさせ、聴く者の心に残ります。

00年代に生まれながらも、現代に通ずる感覚。

彼女たちの足跡を辿ることで、新たな音楽の発見があるかもしれません。

RAG MUSIC 編集部

HeartbeatsSeptember Girls

アイルランド・ダブリン出身の5人組ノイズポップバンドで、2014年にリリースされた「Cursing the Sea」に収録されています。

60年代サウンドにファジーなギターとエアリーなボーカルの相乗効果で、まるで夢の中に入り込んだかのような曲です。

続きを読む
続きを読む