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先輩からのアドバイス。アカペラサークルで成功を果たすためには?
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先輩からのアドバイス。アカペラサークルで成功を果たすためには?

アカペラサークルでサークルライブ出演を果たすために アカペラをたしなむ学生の皆さん。

皆さんはなぜアカペラサークルに入りましたか?

歌が好き、音楽が好き、サークルの雰囲気が良かったなど、人それぞれ理由があるかと思います。

しかしながらどんな理由であれど、サークル生活において成功をおさめたい方がほとんどではないでしょうか。

今回はアカペラサークル内での成功に焦点を絞って、アカペラサークルで成功をおさめるためのマインドセットにつきて書こうと思います。

サークル内での成功

アカペラグループ

http://o-dan.net/ja/

アカペラサークル内での成功に焦点を当てた時に、切っても切り離せないのがステージだと思います。

サークル主催のライブだったり、学祭のステージだったり、きっとどこのサークルでも、サークル内でオーディションを行い選ばれたバンドだけが乗ることができるステージがあるのではないかと思います。

やはり、サークルに加入したばかりの頃を思い出すと、ステージで歌う先輩はみなかっこよかったです。

そして、自分もいつしかステージに乗りたいと憧れていた自分もいました。

ステージに乗るために

ボーカリスト

http://o-dan.net/ja/

しかし、先述したように、おそらく多くのサークルでは、サークル内のオーディションを通過しなければステージに立つことが許されないのではないかと思います。

そこで、各バンドごとに切磋琢磨(せっさたくま)して、オーディション通過の枠を争うことになるのです。

このとき、すぐに波に乗って早々にステージデビューできるバンドさんと、なかなかステージデビューできないバンドさんがいるのではないでしょうか?

ステージは学外にもある

アカペラグループ

http://o-dan.net/ja/

このとき、ステージ出演を果たしたバンドさんは、ステージへの出場権だけではなく、成功体験や本番ならではの経験値と言う武器も手に入れることができます。

一方でオーディションでうまいこといかなかったバンドさんは、ステージへの出場権だけではなく、経験でもビハインドを背負うことになってしまいます。

そこで、僕は、オーディションでうまいこと演奏できなかったバンドさんほど、前を向いて外のライブやイベントなどに果敢に挑戦して行って欲しいなと思うのです。

何もステージは学内だけではありません。

探せば地域の音楽イベントはたくさんあります。

参考:京都のアカペラ・ゴスペルサークル

僕自身、地域の教育施設や介護施設に歌を届けに行った経験があります。

そういったステージは、むしろ学祭のステージよりもお客さんとの距離が近く、他者に音楽を届けることについて考えるきっかけになりました。

今はまだうまく行かなくても、経験を積めば確実に成長します。

完璧な演奏ができる日を待っていたら、あっという間に歳をとってしまいますよ!

最後に

ただし、オーディションに落選したことで、モチベーションが下がってしまう時もあるかもしれません。

ましてや、自身の同期がステージに立っていると、余計にテンションが下がることでしょう。

私も、そういった経験があるのですごくよく分かります。

人である以上、モチベーションが下がってしまうのは仕方のないことです。

当然やる気の出ない日だってあると思います。

僕だって思い通り演奏できなかったら気分は悪いですし、人間誰しもそんなものです。

だからこそ、最後まで決して諦めずに、自分が思い描いた理想の自分めがけて、直向きに歌い続けることで、あなたが初めて目にしたステージで憧れた奏者さんのように演奏できる日がやってくるのだと思います。

ライタープロフィール

mokabuu

ボイスパーカッション講師

mokabuu

個人ブログmokabuu.comを経営し、兼ねてより自身が問題に感じていた「アカペラの情報に特化したサイトの少なさ」を解決するために自身が4年間のアカペラサークル生活で精力的に取り組んで来た「アレンジ」「ボイスパーカッション」「バンド運営」を中心に記事を書き溜める。

歌詞・和音・リズムを多面的に理論立てて曲を解釈するスタイルで、大学在学中には約70曲の採譜およびにアカペラ編曲を手がける。

演奏したことのある楽器は主にピアノ・クラシックギター・ドラム。

大学では軽音サークルに所属するも自身の音楽の趣味と合わずにすぐに退会。

その後友人にアカペラサークルに誘われボイスパーカショニストとしてアカペラの楽しさに目覚める。

アカペラの楽しさを知り自分の好きなメンバーと好きな歌を歌えるようになりたいと想いアカペラアレンジを学びはじめる。

友人の影響もあり和声法を勉強しているうちに次第にジャズに傾倒。

和音の美しさに目覚めた。

ウェブサイト:http://mokabuu.com

Twitter:mokabuucom

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