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付録もついて役に立つ!DTM本のかしこい選び方とその活用方法
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付録もついて役に立つ!DTM本のかしこい選び方とその活用方法

DTMを本格的に勉強しようと思った際、DTMに関する書籍を購入することがあると思います。

最近の本にはCDやDVD、ダウンロードデータと言った付属データがあることがほとんどです。

そういった書籍を購入する際に、うれしい3つの付録とその活用方法をご紹介します。

書店でDTM本を買う際にぜひ参考にしてみてください。

1. 完成した音源

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http://o-dan.net/ja/

最近ではほとんどの書籍に音源やデータが付いていることが多く、無い方が珍しいくらいですが、何かしらの音源データはぜひ欲しいところです。

やはり、目標となる完成形の音源があるのとないのでは、学習のしやすさが格段に違ってきます。

2. MIDIデータ

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http://o-dan.net/ja/

次にあるとうれしいのがMIDIデータです。

MIDIデータがあれば、DAWに読み込んで細かな打ち込みのテクニックを確認できるだけでなく、楽譜作成ソフトを使ってスコアやパート譜を作ることもできます。

最近の傾向として紙面上に五線紙ではなくピアノロールしか掲載されていない本も多く、見づらくて困っている方も多いのではないかと思います。

しかし、MIDIデータがあれば五線譜の楽譜を作ることができるので、打ち込みの効率が上がったり、スコアを見てアレンジを分析できたりと、とても便利です。

参考:MIDIが良く分かる。バンドマンのためのDTMの基礎知識

3. トラックごとに独立した音源

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http://o-dan.net/ja/

「トラックごとに独立した音源」とはすべてのトラックが1つにまとまった「2ミックス」ではなく、ギター、ベース、ドラム、ピアノと各トラックが別々になった音源のことです。

この別々の音源があると学習の効率がさらに上がります。

MIDIデータが付属していたとしても、読み込む音源によって出てくる音は全く変わってしまいます。

そんな時に各トラックの音源を聴くことで、著者がどのような音を表現したかったのかを詳しく確認できます。

また、生のギターを録音したようなMIDIファイルのない音源を耳コピしたい場合、全体の音源から耳コピしようとすると音が混ざってしまって聴き取りづらいことがあります。

しかし、独立した音源があれば他の音と混ざらずにすむので、思った以上にスムーズに耳コピできます。

最後に

この3つのデータがあるととても効率よくDTMを学習できます。

本を選ぶ際の参考にしていただけたら幸いです。

ライタープロフィール

わんだー

DTMer

わんだー

ボカロPを目指してDTMを開始。

ニコニコ動画へのオリジナル曲アップロードを目指して日々奮闘中。

サイトではDTM機材や関連書籍のレビュー、曲の制作状況などを書いております。

ウェブサイト:http://wondaamusic.com

Twitter:wondaamusic

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