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【楽器の王様】パイプオルガンの構造と魅力

楽器の王様と呼ばれるパイプオルガン。

名前は知っている人も多いと思いますが、その歴史や構造はご存じでしょうか?

今回は、パイプオルガンの魅力に迫ってみたいと思います。

パイプオルガンの歴史

オルガンが歴史に登場したのは古く、紀元前数世紀には原型の楽器がありました。

日本の雅楽で使われる(しょう)も、そのひとつだとされます。

紀元前の時代、アレキサンドリアで「水オルガン」という楽器が登場します。

これは水力でパイプに空気を送る構造でした。

紀元後になると、ふいごでパイプに空気を送る形へと進化していきます。

中世になり、始めは宗教とは無関係だったオルガンが、教会にも設置されるようになります。

ルネサンスの時代に入ると、現在のオルガンの形に近い構造が定着してきます。

そしてパイプオルガンの全盛期、バロック時代がやってきて、とくに北ドイツで巨大なオルガンの建造ラッシュが起こります。

伝説の巨匠「アルプ・シュニットガー」や、「ジルバーマン」によるパイプオルガンはこの時代に造られました。

音楽の父バッハも、北ドイツのオルガンの音色に強いインスピレーションを受け、キリスト教音楽と結びついたたくさんの名曲を残したのです。

ロマン派時代になると、さらに巨大で音色の多彩なオルガンが造られるようになります。

「ロマンティック・オルガン」とか、「シンフォニック・オルガン」と呼ばれるこれらのオルガンは、リストやフランクを始めとするロマン派作曲家のオルガン曲を演奏するのに欠かせない音色を持っています。

次にご紹介するリストの「BACH」という曲は、バッハに捧げられたオルガン曲で、BACHが表わす音(シのフラット、ラ、ド、シ)から幕を開ける壮大な曲です。

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