青森の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ
青森県に伝わる民謡・童謡・わらべうたの中から、スタジオスタッフがおすすめする名曲、人気曲のご紹介です。
故郷のこころを歌い継ぐ、伝統のプレイリストです。
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青森の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ
望郷じょんから細川たかし
昭和60年8月にリリースされた細川たかしのシングル曲。
故郷の津軽にはせる思いを綴った歌詞に、細川たかしの歌唱力が活かされた民謡調のメロディ。
紅白歌合戦でも4度にわたり歌唱されている細川たかしの代表曲です。
南部俵積み唄福島竹峰
青森県三戸郡に伝わる民謡で、門付唄です。
門付唄とは家々の門口や座敷を訪れ、太鼓や三味線や舞などの芸を披露して金品を受け取る大道芸の事です。
お正月には門付芸人がこの唄を歌い、主の倉や屋敷を褒めちぎる景気のよい唄なのです。
詩をよんでみると、本当にこの家の旦那様は凄いとベタ褒めの唄で、多分この時代では正月に門付唄を景気よく唄ってもらう事が金持ちのステータスだったのかもしれません。
津軽ばやし浅利みき
新潟県の村上方面へ出稼ぎに行った津軽の人たちが、村上の盆踊りを持ち帰って歌われた曲で、酒宴の歌です。
元は「村上甚句」からきている曲ですが、戦前は津軽芸人が客寄せに唄っていた曲です。
当初は新潟民謡のためか、「越後甚句」と呼ばれていましたが、戦後は「津軽ばやし」と変わっていきました。
赤い山青い山白い山小柳ルミ子
1974年にNHK「みんなのうた」で流れました。
帯広地方に伝わるわらべうたですが、北原白秋の童謡「赤い鳥小鳥」の元唄だと言われています。
日高山脈の四季が歌い込まれていて、赤い山は秋、青い山は春と夏、白い山は冬を表しているそうです。
お山こ三里
岩手県北部から秋田県の鹿角地方に伝わり、更に八幡平を通って仙北地方に入り角館町に伝わったと言われています。
お山の深々とした自然の風景が目の前に広がるかのような描写が特徴です。
お山こ節とも呼ばれています。
秋鮭大漁節リュウセイ
歌の中でもそう言ってますが、秋鮭は「あきあじ」(秋味)と読むのだそうです。
旬が秋なのでこう呼ばれているとか。
北海道では民謡大会が各地で行われているんですね。
リュウセイ君の大人顔負けの歌唱にはうならされます。