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朝活バンドマンのメリット
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朝活バンドマンのメリット

「早起きは三文の得」とは言われますが、いかんせんバンドマンたるもの夜型。

朝は苦手という方が多いのではないでしょうか。

昼は仕事や学校、ライブがやっているのは夜ですし、リハーサルで平日に集まりやすいのも夜、その後呑みにいったりしたらもはや午前様、バンドマンにとって天敵といって過言でもない「朝」。

しかし、「世の成功者には早起きが多い」「ディズニーのCEOは4時起き」などと言われているように、朝時間の有効活用はバンドマンにとっても有意な点は多いはずです。

むしろ、「いや、分かっちゃいるけど…」という方も多いのでは?そこで今回は、バンドマン的朝活について考えてみたいと思います。

朝がいい理由

河原演奏

http://kyoto-albumwalking.cocolog-nifty.com/blog/26/

ジョギングをする、筋トレをする、趣味をする、ブログを書く、etc.。

早起きして朝の時間を有意に使う「朝活」は今や世間的トレンドの一つ。

朝7時から行っている英会話教室なんてのも存在します。

しかし、時間は昔も今も誰にとっても平等のはず、なぜ今「朝」が注目されているのでしょうか?

自分だけの時間が持てる

忙しい現代人は、日中は仕事やそれにまつわる連絡であったり、仕事が終われば友人・恋人・家族らとの連絡や付き合いが絶えず、中々完全一人になれる時間がありません。

あるとすれば、深夜か早朝いずれかでしょう。

特に「いつでもどこでも繋がる」ユビキタス時代にスマートフォンが普及した現在、電話・メール・SNSあらゆるコミュニケーションツールに完全包囲されていると言っても過言ではありません。

気力・体力が充実している

すると、深夜か早朝、自分だけの時間を過ごすにはいずれかという選択肢になります。

1日のやるべきことを終えて心身とも疲れ果てた深夜か。

睡眠をとり疲れを癒し、心身ともにリセットされた状態でいられる早朝か。

そう考えると、「早朝」を選択することは自明の理です。

中にはド深夜、むしろ早朝まで続けてバイタリティを損なうことなく活動される方もおられますが…一般的には「早朝」にやりたいことをやるのがあらゆる意味で健康的でしょう。

好きなことから始まる1日というのも素敵ですよね!

ライフハックの流行

仕事等やるべきことを効率的にこなし生産性を高め、人生のクオリティを上げるためのアイデア・工夫「ライフハック」が近年注目されています。

誰もが忙しく、高度な情報化社会ならではの知恵と言えそうですが、朝時間の再発見もライフハックの一つと言えるでしょう。

昼夜問わず馬車馬のように活動し続けるよりも、生産性の高い時間に効率的に自分への投資をする。

どちらかと言えば、ド根性熱血漢タイプがバンドマンには多い気はしますが、ひとつ考え方を変えてみるのもいいかも知れません。

体内時計

そもそも人間も生物ですから、朝日とともに活動し夕日とともに休む生活リズムが理にかなっているのでしょう。

早寝早起きは、本来人間の体内時計に最もマッチしているはずです。

早寝早起きを実行してみたら、「実は自分の中にこんな力が眠っていたとは!?」なんて気付くというのは、いささか宗教じみているでしょうか。

かくいう私も完全な夜型なので、これを機に生活習慣をあらため、自分の中に眠る力に気付きけないかと狙っています。

朝に何をすべきか

サイレントチェロ

http://jp.yamaha.com/products/musical-instruments/strings/silentcellos/svc50/?mode=model

さて、早起きして朝に活動することは、理想的であり効率的であるのは間違いなさそうです。

では、バンドマンの朝活として何をすべきか、何をすべきでないか。

その点を考えてみたいと思います。

するべきこと例1:作曲

目覚めたとき、夢の続きか現実か、頭の中にメロディやリズムがぐるぐる回っていることはないでしょうか?

私はついつい二度寝してしまいそれを逃してしまうのですが、あの時のメロディやリズムを形にしていたらいい曲ができたのではないかと思うことしばしば。

今はPCやタブレットでも簡単に曲が作れたり、最悪ボイスレコーダーに閃きを吹き込むだけでもいいので、あの瞬間を幻とせず何らかの形に残しておくのはいいことだと思います。

ギタリスト:スティーブ・ヴァイは「夢日記」をつけていて、それを元に作曲をしていると聞きます。

するべきこと例2:サイレントな楽器の練習

エレキギターやエレキベース、シンセ等の電子楽器は騒音になりにくいので、朝練には最適です。

最近はサイレントチェロやサイレントバイオリンもありますね。

指を動かすことで頭も冴えてきますし、楽器のウォーミングアップとともに1日のウォーミングアップとして、習慣に出来れば上達にもライフハックにもなるのではないでしょうか。

するべきこと例3:河原で基礎練習

ドラムや管楽器、歌の方はなかなか自宅では音が出せませんので、徒歩もしくは自転車で近くの河原や大きな公園まで行き、音出しするのはいかがでしょうか。

朝のウォーキングはダイエット効果も高いようなので、合わせて相乗効果も狙いたいですね。

するべきこと例4:レッスン

これは実施してくれる先生がいるかにもかかっていますが、総じて朝は学習効果も高いそうです。

今ではオンライン・オンデマンドのレッスンもありますし、早朝でも開いている音楽スタジオもありますので、選択肢のひとつとして考慮の余地はありそうですね。

「先生も生徒も朝活でライフハック」なんて話が生まれれば、後世まで残る美談として語り継がれるかも知れません。

するべきこと例5:バンド練習

個人的には早朝からのバンド練習はリスクが高過ぎてあまり想定は出来ません。

メンバー皆起きられるのか、声は出るのか、終わった後楽器をどうするのか、汗ぴしゃぴしゃになるのでは。

等々ありますが、ものは考えようで、これを機にグループ皆で生活改善をしてみる、というハイリスクな発想はいかがでしょうか?

やってみると、意外とハッピーに1日が過ごせたり?するのかも知れません。

すべきでないこと例1:アンプで爆音

いけません、これはいけませんねぇ。

周辺住民を起こしてあげるという善意の元であっても、騒音・安眠妨害で訴えられかねない諸刃の剣です。

楽器を練習する場合はあくまでサイレントに、どうしても爆音欲求が高い場合は開いている音楽スタジオに駆け込みましょう。

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