World Music
素敵な世界の音楽
search
【2024】オーストリアの人気バンドまとめ
最終更新:

【2024】オーストリアの人気バンドまとめ

クラシック音楽の愛好家や演奏者であれば、オーストリアはまさに憧れの国。

「音楽の都」と呼ばれるウィーンの存在はそれほど音楽に興味がない方でも知っているでしょうし、モーツァルトやハイドンなど歴史的な巨匠を生んだオーストリアはまさに音楽の国ですよね。

ところで、オーストリアのロックやポップ、メタルなどのバンド事情はどうなのでしょうか。

日本ではあまり知られていないオーストリアのバンドシーンを、この記事ではジャンルを問わず多数紹介しています!

オーストリアならではのバンドも多く登場しますから、興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。

【2024】オーストリアの人気バンドまとめ

EnergiaRusskaja

ロシアン・ターボ・ポルカ・メタルという、一聴して想像がつかないほどのユニークなジャンルで我々を魅了するルスカヤ。

その音楽性は、ロシアの伝統音楽とポルカ、スカ、さらにはメタルとファンクが融合した、前代未聞のサウンドを生み出しています。

2005年の結成から2023年の解散まで、彼らは一貫してオーストリアの音楽シーンに新たな風を吹き込み続けました。

特に『Energia!』や『Peace, Love & Russian Roll』などのアルバムは、聴く者に強烈なインパクトを与えます。

ウクライナ危機の影響で活動中断に至ったという悲劇は忘れてはならないですし、その独創的なサウンドは音楽ファンの心に永遠に残り続けるでしょう。

彼らの音楽に触れたことがない方でも、一度耳にすればその魅力に引き込まれること間違いなしです。

RAG MUSIC 編集部

Conjuring The DeadBelphegor

オーストリアのザルツブルクで1991年に結成されたベルフェゴールは、デスメタルとブラックメタルを融合させた独自のサウンドで世界中のメタルファンを魅了しています。

彼らの音楽は反宗教的でニヒリスティックなテーマで知られ、挑発的な作品を生み出しています。

2008年のアルバム『Bondage Goat Zombie』は、マルキ・ド・サドに着想を得ており、ジャンル内で高い評価を受けています。

特に、そのダイナミックな音楽性は、彼らのアルバムが複数の国のチャートで最高位を獲得するほどになりました。

ツアーでは、その強烈で挑発的なライブパフォーマンスで知られ、世界各地でファンを魅了し続けています。

ベルフェゴールさんの音楽は、深淵へとリスナーを誘うダークなセレモニーであり、彼らのテクニカルでありながらも哲学的なアプローチが、多くのメタルファンを惹きつけて止まないのです。

RAG MUSIC 編集部

Don’t Be Afraid Of The DarkRoterfeld

2011年にデビューしたローターフェルトは、オーストリア出身で、ダークロックとオルタナティブポップを見事に融合させたサウンドでファンを魅了し続けています。

彼らの音楽性は、激しいギターリフからオーケストラルなサウンド、そしてシンセサイザーまで幅広く、アーロン・ローターフェルトによる全曲作曲の深い歌詞が英語を中心に、時にドイツ語で聴き手に訴えかけます。

特に、デビューアルバム「Blood Diamond Romance」がリリースされた2011年10月14日以来、彼らの楽曲『Stop』はドイツクラブチャートで最高2位を記録。

さらに、映画『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1』のために選ばれた「Great New Life」など、その楽曲は幅広いシーンで愛されています。

ライブパフォーマンスでも、Nova RockやM’era Luna Festivalなどのビッグイベントに出演し、その魅力を更に広げています。

ローターフェルトさんは、ダークでポップな要素を巧みに融合させた音楽を提供し続けており、そのファン層を着実に広げています。

RAG MUSIC 編集部

Stuck in somethingDisharmonic Orchestra

オーストリアのクラーゲンフルトで1987年に始動したディシャーモニック・オーケストラは、音楽シーンにおいて一風変わった存在です。

デスメタル/グラインドコアからスタートし、プログレッシブデスメタルやアヴァンギャルドメタルへと音楽性を進化させ、実験的な要素を強く打ち出した作品を生み出し続けています。

特に1992年にリリースされたアルバム「Not to Be Undimensional Conscious」では、ポリリズムや奇数の拍子を取り入れたベースとドラムのセクションが異彩を放ち、デスメタルという枠を超えた音楽性で多くのリスナーを魅了しました。

創設者のパトリック・クロープフさんとマーティン・メスナーさんを中心に、ホイマール・ヴォタワさんも加わり、彼らのサウンドは常にリスナーに新鮮な驚きを提供しています。

ディシャーモニック・オーケストラの音楽は、ただのメタルバンドに留まらない独自の世界観を持ち、その実験的なアプローチは今もなお多くの音楽ファンを惹きつけて止みません。

RAG MUSIC 編集部

Butterfly TreeExcuse Me Moses

エクスキューズ・ミー・モーゼスは、オーストリア・ウィーン出身のロックバンドとして2000年にその歴史をスタートさせました。

ファンクロックから出発し、音楽性の進化を遂げた彼らは2005年、よりロックに焦点を絞ったサウンドを追求するためバンド名を変更。

その転機を迎え、2006年には大物アーティストのウォームアップアクトを務めるなど、注目を集めました。

サマーソニックのような大規模フェスに出演し、2007年にはアルバム「1st Last Will」でオーストリアのチャートに名を連ねるなど、その活動は幅広い層に受け入れられています。

特にシングル「Summer Sun」は多くのリスナーを魅了しました。

ポストグランジやオルタナティブポップの影響を含む彼らの音楽は、エネルギッシュなライブパフォーマンスと相まって独自の魅力を放っています。

RAG MUSIC 編集部

Flight On An Angels WingDeadsoul Tribe

デッドソウルトライブは2000年、プログレッシブメタルの世界に新しい息吹を与えるべくオーストリアのウィーンで誕生しました。

バンドの魂であるデヴォン・グレイヴスさんの強烈な個性と音楽性が、トライバルリズムや変則的なタイムシグネチャーを取り込んだ独特のサウンドを生み出しています。

特に、フルートの導入は彼らの音楽をさらに深遠なものにしており、プログレッシブメタルの枠を超えた実験的なアプローチはファンの心を捉えて離しません。

2009年の残念な解散にもかかわらず、その後の2023年に活動再開の報は多くの音楽ファンにとって喜ばしいニュースです。

デッドソウルトライブの音楽は、全てのメタル愛好者だけでなく、ジャンルを超えた音楽ファンにも強くおすすめしますよ。

RAG MUSIC 編集部

続きを読む
続きを読む