J.S.バッハの名曲。人気のクラシック音楽
18世紀のドイツで活躍した音楽家、ヨハン・ゼバスティアン・バッハが残した数々の曲の中から、スタジオスタッフがおすすめする名曲、代表曲をご紹介します。
音楽の父が紡ぐ美しい旋律の調べにしばし心奪われてください。
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J.S.バッハの名曲。人気のクラシック音楽
「心と口と行いと生活で」より第10曲 コラール合唱「主よ、人の望みの喜びよ」J.S.Bach
音楽の父、ヨハン・セバスチャン・バッハ。
いくつかの教会カンタータを作ってきたバッハですが、なかでも有名な作品がこちらの『心と口と行いと生活で』。
終曲のコラールである『主よ、人の望みの喜びよ』は、誰しも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
その中から朝にピッタリな楽曲としてオススメしたいのが、こちらの『「心と口と行いと生活で」より第10曲 コラール合唱「主よ、人の望みの喜びよ」』。
重厚なハーモニーですが、軽やかで温かみのある雰囲気に包まれているので、朝のBGMにお使いください。
(Ryo)
カノンとジグ ニ長調 P37 第1曲: カノンJohann Pachelbel
ヨハン・パッヘルベルの名作『3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調』、前半の『カノン』は誰でも一度は耳にしたことがありますし、何より日本人が最も好みやすいコード進行として有名ですね。
その中でも特にオススメしたいのが、こちらの『カノンとジグ ニ長調 P37 第1曲: カノン』。
本作は一般的に知られる『カノン』に登場するフレーズが出てきますが、ドラマティックというよりは軽やかに演奏されています。
まさに室内音楽といった感じなので、静かな朝にはピッタリな楽曲と言えるでしょう。
(Ryo)
平均律クラヴィーラ 第1巻 第1番 プレリュード BWV846J.S.Bach
規則的に分散和音が繰り返される非常にシンプルな構成でありながら、和声の美しい変化に心癒やされるヨハン・セバスティアン・バッハの『平均律クラヴィーラ 第1巻 第1番 プレリュード BWV846』。
この作品を伴奏に用いたシャルル・グノー作曲の『アヴェ・マリア』も有名ですよね。
怒りを鎮めたいとき、焦る気持ちを落ち着かせたいとき、悲しみに浸りたいとき、この曲を耳にすると、心が静まり冷静になっていくのを感じられます。
「飾らない美しさ」という言葉がしっくりくる、クラシックの名曲です。
(ゆり)
ピアノソナタ第14番嬰ハ短調 作品27-2「月光」第1楽章Ludwig van Beethoven
『月光ソナタ』として広く知られている、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの『ピアノソナタ第14番嬰ハ短調 作品27-2』。
特に、深い悲しみを表すかのようにゆったりと進行していく第1楽章は、「美しいピアノ作品」として必ずといってよいほど名前が挙がる名曲です。
『月光ソナタ』の愛称は、ベートーヴェンの死後、音楽評論家がこの曲に対して述べた言葉からとられたもの。
作曲者本人が何をイメージしていたかは定かではありませんが、『月光』以上にこの曲にふさわしい言葉はないのではないでしょうか?
(ゆり)
ピアノソナタ 第8番「悲愴」第2楽章Ludwig van Beethoven
美しいメロディーを持つ『悲愴』第2楽章はクラシック音楽の傑作として多くの人々に愛されています。
これは心に柔らかな光を差し込むような旋律が特徴で、静けさと優雅さが同居する、バランスの取れた楽曲です。
さらに、この曲は深い感情表現が可能で、豊かな和音が温かみを感じさせるからこそ、幅広い層にリスナーにリーチします。
『ピアノソナタ 第8番』の中でも際立つこの楽章は、優しくも力強いベートーヴェンの世界観を象徴しており、クラシック入門曲としてもオススメです。
心穏やかなひとときを演出したい時、ぜひ耳にしてみてください。