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エレキベース初心者のための練習曲

ベースという楽器は「縁の下の力持ち」と言われることも多く、地味な印象を持たれがちではあります。

実際にエレキベースを手に取って、8ビートのルート弾きを繰り返し練習することに飽きてしまった方もいらっしゃるかもしれません。

今回の記事では、そんなベーシスト初心者の方でも比較的弾きやすく、同時にベースの楽しさやおもしろさを味わえる楽曲をリサーチ、時代問わず邦楽を中心に洋楽の名曲もいくつかピックアップしてみました。

バンド・アンサンブルの中でグルーブを感じながらベースを弾けば、きっとあなたのプレイヤーとしての引き出しも増えるはず。

ぜひ挑戦してみてくださいね!

エレキベース初心者のための練習曲

新しい文明開化東京事変

東京事変にしてはノリの良いロックチューンなのでとっつきやすく、弾きやすい曲でしょう。

イントロフレーズは、覚えて指になじむまで弾き込みましょう。

感覚をつかめばそれほど難しくはありません。

後半は半音ずつ転調していきますが、ポジショニングは同じなので転調の盛り上がり方などを理解する練習にもなります。

センチメンタリズム植田真梨恵

王道的なノリの良いロックチューンです。

基本ルート弾きですが、もたつかないよう注意してください。

少し前のめりで弾くのがちょうどいいかもしれません。

Aメロとサビの対比を意識して音をきっちり切る部分、伸ばす部分にメリハリを付けてください。

とにかくスピードに負けないようにするのがポイントです。

GLAMOROUS SKY中島美嘉

映画NANAの主題歌でノリの良い楽曲です。

ベースは例によってルート弾きですが、時折オカズに入るハイポジションがノリを良くしています。

音的にはオクターブ上に上がるだけなのでローポジションからハイポジションに移る感覚をこの楽曲で養いましょう。

SeptemberEarth, Wind & Fire

いわゆる「ダンスミュージック」を世界に知らしめた存在です。

ヴァーダイン・ホワイトの「歌うベース」を感じてください。

ボトムでありながら、まるでコーラスメロディーのようなフレーズです。

運指も多用するため、指のストレッチも学べますよ。

Sir DukeStevie Wonder

この曲はブラックミュージックの「後ノリ」を学ぶにはとっても良いです。

ドラムとの絡みも気持ち良く、ベースフレーズも多岐に及ぶので、指弾きが上達したい人はぜひ練習してください。

ブラスとのユニゾンは完璧に覚えないと、なかなかうまくいきません。