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エレキベース初心者のための練習曲

ベースという楽器は「縁の下の力持ち」と言われることも多く、地味な印象を持たれがちではあります。

実際にエレキベースを手に取って、8ビートのルート弾きを繰り返し練習することに飽きてしまった方もいらっしゃるかもしれません。

今回の記事では、そんなベーシスト初心者の方でも比較的弾きやすく、同時にベースの楽しさやおもしろさを味わえる楽曲をリサーチ、時代問わず邦楽を中心に洋楽の名曲もいくつかピックアップしてみました。

バンド・アンサンブルの中でグルーブを感じながらベースを弾けば、きっとあなたのプレイヤーとしての引き出しも増えるはず。

ぜひ挑戦してみてくださいね!

エレキベース初心者のための練習曲

Billy JeanMichael Jackson

世界のエンターティナー、マイケルジャクソンの代表作。

この曲は終りまでほとんど同じフレーズなんです。

Aメロとサビが同じです。

音楽は乗せるメロディーや構成次第では、同じフレーズでも全く印象の違うものに仕上がるのですね。

FatlipSUM41

ノリのいいSUM41の楽曲です。

バンドで合わせると最高にかっこいいです。

休符に気を付けて出す音、止める音のメリハリを付ければ良い感じに仕上がると思います。

後はノリ重視で頭を振ったり、ジャンプしたりして弾く練習もしてみましょう。

SeeSawTalas

ミディアムテンポのポップロックサウンドです。

しかしながら、このベースの存在感を感じてください。

オクダーブピッキングでダイナミクスを出している様子が印象的ですね。

同時に三連符の練習もできます。

音圧は機材によるものなので、まずはオクターブの練習をしましょう。

CarnivalCardigans

スウェーデンのポップバンド。

90年代に大ヒットしました。

このベーシストはとっても上手だと思います。

理由といえば、無駄な音が一切ないからです。

本来のベースの役割はギターや歌を邪魔せずにボトムをドラムとともに支えること。

彼はそれが良く分かっているようです。

とはいえ実際に採譜してみると、しっかり計算されたかっこよさを持ったフレーズばかりです。

かなり勉強になると思います。

MoreEARTHSHAKER

現在も活躍するジャパニーズメタルの雄。

この曲は8分音符と16分音符の組み合わせで、いわゆる「ダッタカ、ダッタカ」というリズム。

スピードが速いので大変に感じますが、ベースはシンプルです。

サビに関しては半音ずつ下がるフレーズなので、リズムの練習にもおすすめです。

粉雪レミオロメン

よくあるAメロ後半からベースが入ってくるパターンですが、これはベースを弾いているといくらでも出てくるものですから、この曲で感覚をつかんでください。

ベースラインは終始8分音符のルート弾きですが、テンポがややゆっくりなので、1音1音大事に弾かないと粗が目立ちます。