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エレキベース初心者のための練習曲

ベースという楽器は「縁の下の力持ち」と言われることも多く、地味な印象を持たれがちではあります。

実際にエレキベースを手に取って、8ビートのルート弾きを繰り返し練習することに飽きてしまった方もいらっしゃるかもしれません。

今回の記事では、そんなベーシスト初心者の方でも比較的弾きやすく、同時にベースの楽しさやおもしろさを味わえる楽曲をリサーチ、時代問わず邦楽を中心に洋楽の名曲もいくつかピックアップしてみました。

バンド・アンサンブルの中でグルーブを感じながらベースを弾けば、きっとあなたのプレイヤーとしての引き出しも増えるはず。

ぜひ挑戦してみてくださいね!

エレキベース初心者のための練習曲

Don’t CryGuns N’ Roses

最近オリジナルメンバーが復活したガンズアンドローゼズ。

スローバラードです。

オリジナルは半音下げチューニングですね。

半音下がると雰囲気ががらっと変わります。

この違いを知るのもいい経験ですね。

スローな曲はテンポキープが重要です。

サビで盛り上がりすぎて、ベースが走らないように周りと合わせましょう。

星野源

ドラマ主題歌にもなったこの楽曲は、全体の雰囲気を合わせるという部分では良い練習になると思います。

ベースは最後のフレーズ以外はそれほど難しくないので、全体のニュアンスを意識して取り組んでください。

最後のフレーズはフレーズ自体は難しくはありませんが、16分音符が入ってくるので慣れるまでしっかり練習しましょう。

No NewYorkBOØWY

日本のロックシーンに残り続ける伝説的バンドの1曲です。

ベーシストの松井は「ダウンピッキングの鬼」と言われた方で、正確無比なダウンピッキングは筋力トレーニングにもなりますし、手首の使い方を学ぶにも良いと思います。

彩りMr.Children

ミスチルの曲の中でもゆっくりとした曲調でベースラインもルート弾きがメインなので初心者の方の練習に最適です。

柔らかな雰囲気の曲なのでピック弾きよりは指弾きが向いていると思います。

天体観測BUMP OF CHICKEN

バンプから有名な曲をチョイスしました。

基本ルート弾きなのですぐ覚えられますが、ラインが動くのでそこはきっちり弾き込んでください。

全員で合わせる部分も多いのでそこにも注意です。

サビへ行くまで徐々に盛り上げる意識で弾くと感覚が伝わると思います。

Enter SandmanMETTALICA

「スラッシュ四天王」の1つ、メタリカの代表作。

ベースはシンプルな8ビートです。

大きなテクニックはないですが、ボトムをしっかり保つことが重要です。

弾いてみると雰囲気を保つのが意外と難しいです。

当時のベーシスト、ジェイソン・ニューステッドは頭をグルングルンさせながら弾いていました。

一緒に練習しておけば、ライブで盛り上がりますね。