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ベースの音階は「目で覚える」
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ベースの音階は「目で覚える」

音は耳で聴くものですが、ベースを弾く時には「目で音を覚える」事が大切です。

どういう事かと言うと「指板上で、どのポジションでどんな音が出るのか」を「目で確認しながら覚える」という事です。

ベースは指板を見ながら弾きます。慣れてきたら手元を見ずに弾けますが、最初はどこを押さえているか確認しながら弾いているでしょう。

身体から遠いポジションは低い音がする。

身体に近いポジションは高い音がする。というのはベースを弾いている人であればわかってきます。

音の特徴、弾きやすさを覚える

ベースの音階は「目で覚える」

では、1弦の1フレットはどうでしょう?

普段、使いますか?

もっと分かりやすい場所で言えば、4弦の5フレットか3弦の開放であれば、どちらを使いますか?

音としては同じラ(A)ですが、太い弦を押さえているのと、何も押さえていないのとでは印象が変わってきます。

とりあえず音の細かい所は置いておいて、フレーズから考えていくといいと思います。

フレーズに合った運指をしよう

低音から高音へと移り変わっていくフレーズの時に、開放弦を混ぜる事でスムーズに運指ができます。

それを開放弦を使わずに無理やり弾くと、どうしても無理な運指になったり、高い音を1,2弦で弾く事になり音が痩せてしまう、なんて事にもなります。

この時、どこでどの音が鳴るかを理解しておけば、自然と最適な運指ができるようになります。

コードの構成音は覚えておこう

鍵盤

http://o-dan.net/ja/

例えばCメジャーコードの構成音を言えますか?

構成音はドミソです。

では、ベースの指板ではどこになるかわかりますか?

3弦3フレットがド、2弦2フレットがミ、2弦5フレットがソです。

他の場所にも同じ音がなるポジションがありますが、これを一つずつ覚えるのは大変です。

そこで、ドレミファソラシドを横へ弾いて覚えていきましょう。

形が解ればいろんなキーに対応できる!

例えば曲のキーがCメジャーの時、使われる音はドレミファソラシドです。

となれば、どこで何の音がなるのか覚えればすぐに対応できる!という事なのですが、どうすれば覚えやすいかと言うと、「手の形で覚える」と良いでしょう。

スケールを覚える!

指板全体を使って覚えていくのですが、流れ的にはキーがCメジャーの時のスケールはC△7→Dm7→Em7→F△7→G7→Am7→Bm7(b5)と続いていきます。

これはイオニアンスケールというものですが、少し専門的なので難しいかもしれません。

興味がある人は調べてみると良いと思います。

確実にレベルアップしますので!指板上で覚えるやり方は、まずドを3弦3F(フレット)を中指で押さえます。

次にミ2弦2Fを人差し指で押さえます。

そして、ソ2弦5Fを小指で押さえます。

そして次に、7度の音シ1弦4Fを人指し指で押さえます。

次はDm7を下降して弾いていきます。

ド1弦5Fを中指、ラ2弦7Fを小指、ファ2弦7Fを人差し指、レ3弦5Fを中指で押さえます。

流れは、1度3度5度7度→7度5度3度1度という具合に上昇、下降を繰り返して横の動きで高いポジションまで動いていきます。

C△7→Dm7でいうと、C△7の高いドの音はDm7では7度の音なんですね!

この位置関係を覚える事がこの練習の目的です。

最後に

スケールは慣れないうちは難しいです。

ですが、一つずつ確認していけば必ずわかるようになりますし、これを覚えるとキーが変わっても対応できるようになります。

やってみるとわかるのですが、手の形は法則的?

になってるので、どのキーでも同じ形で動いていけます。

Cメジャーのキーが半音下がってBになったとしても、手の形は同じなのですぐに対応できるようになります。

実際、ライブの時にチューニングを半音下げで間違えてやってしまった時がありましたが、ちゃんと対応できました。

冷や汗モノでしたが、コレを覚えていたので大丈夫でしたね。

ココに書いてあるだけでは理解しにくいと思うので、ぜひ調べてみて練習して見てください!

効果は絶大ですよ!

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