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【ファンが選ぶ】ビートルズの魅力をよく表した作品を挙げるとすれば?
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【ファンが選ぶ】ビートルズの魅力をよく表した作品を挙げるとすれば?

こちらにも挙げておりますが「ビートルズを代表する作品を何曲か挙げてください」と言われると、ファンでも頭を抱えてしまいます。

なぜでしょう?

もしもビートルズが2016年に武道館公演を行ったら?

それは「ビートルズの作品があまりにもバラエティーに富んでいるから」です。

それを示す好例があります。

「もし2016年にビートルズが時空を超えて武道館公演を行ったら!?」というテーマで、著名人が11曲を選曲したら、見事にバラバラに分かれほとんど被ってないんです!

参考:「もしもビートルズが2016年に武道館公演を行ったら!?」

わたくしも、彼らの魅力を良く表していると思われる作品を選びました。

アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア

初期を代表する名曲です。

ストレートでシンプルなロックンロールですが、実にキャッチーでノリの良い曲です。

ビートルズは、すでに下積み時代にこの曲を完成させており、コンポーザーとしての能力がいかに高かったかを証明しています。

彼らが「ロックの殿堂入り」を果たした時に、彼らを尊敬するアーティストたちがこの曲を合唱しました。

ツイスト・アンド・シャウト

カバー曲にもかかわらず見事に自分たちの作品として仕上げており、彼らのアレンジ能力の高さを見せつけています。

ジョン・レノンのワイルドでパワフルなボーカルが炸裂(さくれつ)する名曲です。

アイ・ウォント・トゥ・ホールド・ユア・ハンド

ビートルズが全米を制覇した記念すべき作品です。

ジョンとポール・マッカートニーのツインボーカルとコーラスの素晴らしさが実感できる名曲です。

聴いているだけでウキウキした気分にしてくれます。

ア・ハード・デイズ・ナイト

「チャーン」というイントロがとてつもなく印象的です。

このオープニングコードが何だったのかは50年以上にもわたり、ミュージシャンや果ては学者までをも巻き込んだ大論争となりました。

イエスタディ

ビートルズの傑作の1つとして必ず挙げられる美しいバラードで、ビートルズの作品の中で最も多くのアーティストにカバーされています。

世界で初めて弦楽四重奏を取り入れ、ロックとクラシックを融合させた画期的な作品です。

ノーウェジアン・ウッド

ジョージがインド楽器のシタールを始めて使用し、ロックに東洋音楽のサウンドを大胆に取り入れ、幻想的な雰囲気を醸し出しています。

ビートルズがアイドルからアーティストへと変身したことを象徴する作品です。

デイ・トリッパー

冒頭から始まるギターリフが印象的なノリの良い作品です。

ジョンとポールのツインボーカルが見事なハーモニーで作品全体を引き締めています。

トゥモロー・ネバー・ノウズ

https://www.youtube.com/watch?v=Ah2ckzXgrx4

まるで多くの原色できらめく空間がうねっているかような摩訶不思議なサウンドです。

ビートルズがテープループというテープを何度も繰り返し再生・録音したり、ADTを使用したりなど、後世に残るスタジオ編集の歴史的先駆けとなった記念すべき作品です。

レイン

リンゴ・スターが「最高のパフォーマンス」と自画自賛した程の独創的なドラム・テクニックを披露しています。

彼のダラ~っと引きずるような「階段から下へ流れ落ちるようなサウンド」は後輩のドラマー達にユニークと絶賛されています。

ビートルズが世界初のミュージック・ビデオを制作し、音楽を耳だけではなく目でも楽しめるきっかけとなった作品です。

ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ

まるで万華鏡の中を浮遊しているかのような不思議な感覚に陥ります。

「不思議の国のアリスをイメージした」とジョン・レノンは語っていますが、サウンドだけではなく「タンジェリンの木」「マーマレードの空」など彼が得意とする、常識を超えた不思議な歌詞が視覚的にも訴えてきます。

ア・デイ・イン・ザ・ライフ

ジョン・レノンのボーカルが曲の途中でフェードアウトし、入れ替わりにオーケストラが不協和音で低音からフェードインし、次第に高音へと移ってカオス状態に陥ります。

リスナーが戸惑っているのを尻目に唐突に終了し、ポール・マッカートニーのポップなボーカルに切り替わります。

カメレオンのような曲調の変化にリスナーは翻弄(ほんろう)されてしまいます。

アイ・アム・ザ・ウォルラス

「死んだ犬の目から滴る黄色いカスタード」など全く意味不明の歌詞が並べられますが、それがちゃんと作品として成立しています。

ジョンは、自分の作品を意味も分からずあれこれ批評する専門家を皮肉って、こういう作品を好んで作りました。

しかし、歌詞も含めて聴くと、まるでダリの絵画を見ているようなシュールで不思議な感覚に包まれます。

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