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ブルースの名曲~戦前ブルースからブルース・ロックまで
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ブルースの名曲~戦前ブルースからブルース・ロックまで

ロックンロールにおけるインスピレーションの源であり、音楽史に残るバンドやアーティストの大物たちが愛してやまないブルースは、聴けば聴くほどその奥深さに驚嘆させられる音楽ジャンルです。

とはいえ、何となく興味があっても敷居の高さを感じられているロック好きな方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

本稿ではこれからブルースの世界へと足を踏み入れようとしている方に向けて、ブルースを語る上で外せない名曲や人気曲を戦前のブルースからシカゴ・ブルース、ブルース・ロックなどの楽曲も含めて一挙ご紹介します!

もくじ

ブルースの名曲~戦前ブルースからブルース・ロックまで

Red HouseJimi Hendrix

ハイレベルなギターテクニックで世界中のファンから愛された伝説のギタリスト、ジミ・ヘンドリックスさん。

日本では「ジミヘン」の愛称でおなじみですね。

左利きでありながら、右利きのギターを逆さに持つスタイルが特徴的で、現在のギタリストに多大な影響を与えてきました。

そんな彼の名曲としてオススメしたいのが、こちらの『Red House』。

ロックの印象が強い彼ですが、この曲は彼の代表的なブルースの曲として、現在もなお、愛されています。

Ryo

Boom boomJohn Lee Hooker

独特のブギ・スタイルで国際的な人気を集めたミシシッピー州出身の、ブルース・ミュージシャン、ジョン・リー・フッカーさん。

50年をこえるキャリアの持ち主で、そのスタイルと風格から「キング・オブ・ブギ」の愛称で親しまれていました。

こちらの『Boom boom』は、彼の名盤として名高いアルバム『Greatest Hits Vol. 2』に収録された曲で、優れた音楽性が評価され、グラミー賞の最優秀トラディショナル・ブルース・アルバム賞を受賞しました。

Ryo

SpoonfulIHowlin’ Wolf

偉大なブルース・シンガー、ハウリン・ウルフさん。

芸名からわかる通り、太く、しゃがれた声を持ち味としており、現在でも多くのブルース・ファンの間で愛されているシンガーです。

そのボーカルテクニックは、ブルース界はもちろんのこと、ロック界にも影響を与えたと言われています。

こちらの『SpoonfulI』は、そんな彼の名曲として語りつがれています。

荒々しい歌い方と繊細な演奏が、味のある雰囲気を作り上げています。

ダミ声が好きな方は、要チェックの作品です!

Ryo

Mojo HandLightning’ Hopkins

カントリー・ブルースの代表的なミュージシャンとして知られている、ライトニン・ホプキンスさん。

彼はほかのブルース・ミュージシャンと一線を画した存在で、反戦や平和を題材にしたものや、リスナーを元気づけてくれるようなリリックの作品を多くリリースしていました。

こちらの『Mojo Hand』は、そんな彼の曲のなかでは珍しい、ストレートなラブソングに仕上げられています。

好きな女性にほかの恋人ができないように、ブードゥー教のお守りを買いに行くという、狂気じみたリリックにも注目です!

Ryo

St.Louis BluesBessie Smith

「ブルースの女帝」として、現在もなお、多くのアーティストやリスナーから高い評価を受けているシンガー、ベッシー・スミスさん。

1937年にトラックとの衝突事故により大ケガを負い、救急車で搬送されたものの、当時は白人専用の病院が多かったため、たらい回しにされたのち、亡くなってしまったという悲惨な最期をとげています。

こちらの『St.Louis Blues』は、そんな彼女の名曲として名高い作品で、力強い歌声が印象的な作品です。

活動期間は約10年と非常に短いのですが、ブルースを学ぶ上で彼女の存在は欠かせません。

気になる方は、ぜひ彼女の作品を深堀りしてみてください。

Ryo

Born Under A Bad SignAlbert King

B.B.キングさんやフレディ・キングさんと並ぶ、ブルース界の3大キングとして愛されたブルース・ギタリスト、アルバート・キングさん。

ハイレベルなギターテクニックはもちろんのこと、音楽性も高い評価を受けており、晩年はロックの要素が強いブルースの作品をリリースしていました。

こちらの『Born Under A Bad Sign』は、そんな彼の名曲として名高い作品で、当時のR&Bのチャートでは大ヒットを記録しました。

Ryo

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