BOSEのワイヤレスノイズキャンセリングヘッドフォン「QC35」が神だったのでレビュー
- ヘッドフォンのコードが絡まる、鬱陶しい。特にMacbookAirを膝に乗せている時
- ヘッドフォンを付けているのを忘れて勢い良く立ち上がったら、つないであったモニタを引っ張って倒れた
- 電車の中だと走っている時の電車の音がうるさくて、全然曲が聴こえない。それで音量上げると今度は音漏れする
- ヘッドフォンを挿したままiPhoneを操作しているとコードが邪魔。寝転がっているときは特に。
上記は筆者が普通のヘッドフォンを付けている時に感じていた不満や実際にやらかした内容です。
同じような不満をお持ちの方はいませんかね。
私は上記の不満が理由で、ワイヤレスノイズキャンセリング・ヘッドフォン「Bose QuietComfort 35 wireless headphones」(以下、QC35)を購入しました。
あと、ノイズキャンセリング+快眠アプリ(自然音とか流すやつ)のコンボで快眠を得るのも大きな目的です。
そして使用してみた所、もうこれ無しの生活には戻れなくなりました。
特に、Apple製品を使っている方、本製品はApple製品との親和性が抜群なのでオススメです。
というわけで、今日はこのQC35の紹介と使用したレビューをお届けします。
もくじ
- QC35の概要
- 1. Bluetooth搭載のワイヤレスヘッドフォン
- 2. QC35はハンズフリー通話用可能
- 3. ノイズキャンセリング・ヘッドホンの元祖BOSE
- 4. 装着性・耐久性
- 5. 付属品
- 6. 長時間使用可能な充電式のバッテリー
- 7. モバイルアプリ「Bose Connect」で接続機器を簡単に管理
- QC35を実際に使用した感想
- 1. 筆者の使用環境
- 2. ワイヤレスヘッドフォンとしての使用
- 3. ハンズフリー通話
- 4. ノイズキャンセリングの評価
- 5. 装着性
- 6. 付属品
- 7. 長時間バッテリー
- 8. Bose Connectと接続機器の切り替え
- QC35をオススメしたい方
- QC35の欠点
- 最近のオススメの使い方
- 最後に
QC35の概要
1. Bluetooth搭載のワイヤレスヘッドフォン
BluetoothでPCやスマホと無線で接続ができる
まずははこれですね。
最近はほとんどのスマホやPCにBluetoothが搭載されていますね。
Bluetoothが搭載されていないPCでも、USB外付けのBluetoothを用意すれば問題ありません。
NFC対応なので、対応するスマホなどとのペアリングがかなり簡単です。
快適な操作
また、ヘッドフォンに付いているボタンで音楽再生・通話の操作が快適に行えます。
有線の場合だと、よくコードにリモコンとかがついていますが、あれがヘッドフォンに付いているイメージです。
本機は右側イヤーカップの側面にコントロールボタンが配置されており、音量調節、音楽の再生・停止・早送り・巻き戻し・次の曲へ・前の曲へなどの操作が可能です。
後述のスマホ着信時もここを操作して電話に出られます。
付属のコードで有線も可能
付属のコードを本機に接続すると、有線のヘッドフォンとして普通に使えます。
本体の電源をオフにすれば後述のノイズキャンセリング機能も休ませて、通常のヘッドフォンに早変わり。
つまり、万一バッテリーが切れてしまった場合もちゃんと音楽が聴けるということです。
ただ、電源を入れると自動でノイズキャンセリング機能が働くので、Bluetooth機能を使いながら、ノイズキャンセリング機能だけをオフにできません。
気になる音質
「無線だと音質が悪くなるんじゃないの?」と思われる方もいらっしゃると思います。
Yahoo知恵袋とかでよくみる質問ですが、はっきり言って大丈夫です。
ハイレゾ音源とかになるとさすがに音質は劣化しますが(それを聴き分けられるかはその人次第じゃないですかね…)、iPhoneなどでAAC音源をBluetoothで聴くような用途だと、意識するほどの音質劣化は見られません。
音質的には同価格帯のヘッドフォンと遜色ないと言っても問題無いでしょう。
2. QC35はハンズフリー通話用可能
通話用のマイクが2つイヤーカップの外側に追加されています。
スマホで音楽を聞いている時に着信がきても、本体側面のボタンを押してすぐにそのまま電話に出られます。
Skypeなどでのチャットにも便利ですね。
3. ノイズキャンセリング・ヘッドホンの元祖BOSE
イヤーカップの左上側に見える小さな穴がフィードフォワード方式でノイズを集音するためのマイクだそうです。
BOSEの独自アルゴリズムで音楽信号に悪影響を及ぼす騒音だけをきれいに取り除いてくれます。
これでもう、周りの音がうるさくて音楽が聴こえないようなことはありません。
4. 装着性・耐久性
イヤーカップが耳全体を包み込み、ピッタリと貼りつくアラウンドイヤーです。
高級車のシートなどでよく使われる人工皮革(アルカンターラ)をヘッドバンドの内側に採用しているとのこと。
イヤーパッドは、合成皮革のプロテインレザーが表面に使われており、滑らかな肌触りです。
内部のクッションも柔らかく、つけた時にあまり圧迫しません。
負荷のかかるヘッドバンドのバネや回転部分にはステンレススチールが採用れており、ほどよい軽さと耐久性が両立されています。
実際、本機の重さは240g程度です。
カラーバリエーションはブラックとシルバーの2種。
筆者はロゴがシルバーのほうがBOSEっぽくて好きなのでシルバー一択でした。
なお、イヤーカップは交換可能です。
5. 付属品
キャリングケース、充電用USBケーブル、音声ケーブル、機内用デュアルプラグアダプターがついてきます。
コンパクトなので旅先もOKです。
長時間の移動のお供に最適。
6. 長時間使用可能な充電式のバッテリー
バッテリーは、約20時間の長時間駆動が可能なのがウリです。
有線の場合は倍の40時間。
1つ前の製品QC25は単4電池でしたが、QC35はリチウムイオン電池内蔵式でUSB充電形式。
スマホ(Android)などと同じ規格のmicroUSBケーブルで充電できます。
なので兼用OK。
内蔵バッテリーの充電時間は2.25時間です。
ちなみに、本機の電源を入れると音声で「バッテリー残量○○%です」と教えてくれます。
便利。
7. モバイルアプリ「Bose Connect」で接続機器を簡単に管理
モバイルアプリ「Bose Connect」によるペアリングも可能です。(Apple Store、Google PlayストアからDL)
自動電源オフや音声ガイドの細かな設定もアプリから行えます。
QC35をPC・スマホなど複数製品にペアリングする場合は、それぞれをアプリで一元管理できるので便利です。
同時に2台のBluetooth機器と接続可能で、iPhoneとMac、iPhoneとAndroidなどなど各人のプレイスタイルに合わせられます。
また、接続するとバッテリー残量を表示してくれますが、本アプリを使わなくても、iPhoneだと画面右上(iPhoneのバッテリー残量のすぐ左)にアイコンが出て、ざっくりどれくらい残っているか教えてくれます。
なお、複数の機器をペアリングしている場合は、必要に応じてヘッドホンが自動で切り替わります。いちいちこのアプリを起動する必要はありません。
以上が、仕様となります。
では次に、これを実際に使ってみたレビューです。