【ピアノ発表会】男の子におすすめ!かっこいい&聴き映えする楽曲
「ピアノは女の子の習い事」そんな固定観念はいまや通用しないほど、ピアノを習う男の子が急増しているのをご存じでしたか?
近年ではストリートピアノの流行も影響しているのか、「息子にも弾けるようになってほしい!」とピアノを習わせる保護者の方も多いんです!
そこで本記事では、ピアノを習うお子さんが必ず経験する発表会の曲の候補曲として、男の子にピッタリのかっこよくて舞台映えする作品をご紹介します。
先生から「何か弾きたい曲はある?」と聞かれた際に答えられるよう、早めにめぼしをつけておいてはいかがでしょうか?
もくじ
- 【ピアノ発表会】男の子におすすめ!かっこいい&聴き映えする楽曲
- タランテラWilliam Gillock
- アクロバットDmitri Shostakovich
- 小さな黒人(ケークウォーク)Claude Debussy
- ライオンの大行進Camille Saint-Saëns
- 子供の音楽-12のやさしい小品 Op.65 第4曲「タランテラ」Sergei Prokofiev
- チューリップのラインダンス平吉毅州
- 幻想小曲集 飛翔 Op.12-2Robert Schumann
- 真夜中の火祭り平吉毅州
- 騎士Dmitri Kabalevsky
- パイレーツオブカリビアン「彼こそが海賊」Klaus Badelt&Hans Florian Zimmer
- ジャズ・プレリュードWilliam Gillock
- 子供のためのアルバム 作品39-20「ババヤガ(魔女)」Pyotr Tchaikovsky
- ピアノソナタ第16番 K.545Wolfgang Amadeus Mozart
- 子供のアルバム 第1集「少年時代の画集」 第5曲「エチュード」Aram Khachaturian
- ラッパ手のセレナードFritz Spindler
- カスタネットWilliam Gillock
- ピアノソナタ 第11番 イ長調 作品311 第3楽章「トルコ行進曲」Wolfgang Amadeus Mozart
- ワルツ第6番 変ニ長調 作品64-1「子犬のワルツ」Frederic Chopin
- ワルツエチュードWilliam Gillock
- 幸せな魔女Jane Bastien
- 子供の領分 第1曲「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」Claude Debussy
- エチュードアレグロ中田喜直
- エリーゼのためにLudwig van Beethoven
- ルパン三世のテーマ ’78大野雄二
- 25の練習曲 Op.100 第20曲「タランテラ」Johann Burgmüller
- 30の子供の小品 トッカティーナ Op.27-12Dmitri Kabalevsky
- 25の練習曲 Op.100 第25曲「貴婦人の乗馬」Johann Burgmüller
- アレグレットAnton Diabelli
- 道化師Dimitri Kabalevsky
- タンポポがとんだ平吉毅州
- ルーマニア民俗舞曲 Sz.56Bartók Béla
- ジ・エンターテイナーScott Joplin
- 子供のためのアルバム Op.68 第8曲「勇敢な騎士」Robert Schumann
- こども音楽会 Op.210 第7曲「狩りの曲」Cornelius Gurlitt
- ジプシーの踊りHeinrich Lichner
- ウインナーワルツGillock William
- ポロネーズ ハ長調 Op.155-4Theodor Oesten
- よろこびのうたLudwig van Beethoven
- ルパン三世のテーマ’78大野雄二
- 名探偵コナン メインテーマ大野克夫
- トランペットのメヌエットWilliam Duncombe
- 残酷な天使のテーゼ高橋洋子
- トルコ行進曲Ludwig van Beethoven
【ピアノ発表会】男の子におすすめ!かっこいい&聴き映えする楽曲
タランテラWilliam Gillock
数々の子供向けピアノ作品集を残したアメリカの作曲家ウィリアム・ギロック。
そのうちの1冊である『こどものためのアルバム』に収録されているのが、イタリア南部の急速な舞曲がモチーフの『タランテラ』です。
指の俊敏な動きやはずむリズムのとらえ方など、ピアノを学ぶうえで身に付けておきたい要素が詰まっているため、発表会曲にはもちろん、普段の練習曲としてもオススメ!
速いテンポで指をコントロールできるよう、リズムを変えたりすべての音をスタッカートにしたりして工夫しながら練習を進めてみてくださいね。
(ゆり)
アクロバットDmitri Shostakovich
交響曲作曲家として高い評価を得ているロシアの作曲家ドミトリイ・ショスタコーヴィチが残したピアノ作品の一つである『アクロバット』は、スピード感あふれる軽快な1曲!
スタッカートを多用し、強拍ではない部分にアクセントを持ってくることで、コミカルさもプラスされています。
この曲のおもしろさを表現しかっこよく弾きこなすためには、やはりアクセントや強弱に注目したいところ!
さらに、左手がメロディの部分で勢いを失わないようにするのもポイントです!
(ゆり)
小さな黒人(ケークウォーク)Claude Debussy
黒人の軽快なダンスステップであるケークウォークのリズムが楽しい、クロード・ドビュッシーの『小さな黒人』。
軽快な部分とシンコペーションのゆったりとした部分が交互にあらわれ変化をつけやすいため、発表会でも聴き映えすること間違いなしの1曲です。
シンコペーションのリズムは、少しでも転ぶとたちまち軽快さが失われてしまいます。
タイをとった状態でも練習するなど、正確なリズムで弾くために練習を工夫してみましょう!
(ゆり)
ライオンの大行進Camille Saint-Saëns
フランスの作曲家カミーユ・サン=サーンス作曲の組曲『動物の謝肉祭』の第1曲目『序奏と獅子王の行進』の主題を取り出したのが、複数のピアノ初級者向け楽譜に収録されている『ライオンの大行進』です。
ライオンが堂々と歩く様子を連想させる力強い曲調は、発表会の舞台でかっこいい演奏を披露したい男の子にピッタリ!
左手が跳躍するアレンジ、ポジション移動がほとんどないアレンジなど、楽譜によって譜面が異なるので、お子さんや生徒さんのレベルに合ったバージョンを選んであげてくださいね。
(ゆり)
子供の音楽-12のやさしい小品 Op.65 第4曲「タランテラ」Sergei Prokofiev
ロシアの作曲家セルゲイ・プロコフィエフが「古典的でわかりやすい子供のための音楽」として作曲した『子供の音楽-12のやさしい小品 Op.65』。
第4曲の『タランテラ』は、イタリアの急速な舞曲「タランテラ」のリズムによって展開される疾走感あふれる1曲です。
歯切れのよさと力強さがポイントのこの曲は、速さをキープしながらも隣の指同士がくっついて音が濁らないようクリアな音で弾くのがポイント!
テンポを上げることだけにとらわれず、指の基礎練習をしっかり行いながら仕上げていきましょう。
(ゆり)
チューリップのラインダンス平吉毅州
ジャズっぽさも感じるオシャレな雰囲気の『チューリップのラインダンス』は、定番のクラシック以外の作品に挑戦したいお子さんにピッタリの1曲!
タイトルから易しい曲をイメージされがちですが、シンコペーションを含む複雑なリズムをとらえるのがなかなか難しいんです。
しかし、導入期のピアノ教本の収録曲には含まれない独特なリズムを体験することで、次へのステップアップにつながるはず。
発表会だからこそ、いつも練習している曲とは雰囲気のまったく異なる作品にチャレンジしてみるのもオススメです!
(ゆり)