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協和音程と不協和音程とは?

前回に解説した音程がどのように理論、楽器に関わってくるかを今回は見てみましょう。

協和音程と不協和音程

線

http://o-dan.net/ja/

音程にも奇麗に響くものとそうでないものがあります。

  • 一般的に協和音程とは:1度、3度、4度、5度、6度、8度
  • 不協和音程とは:2度、7度

に分類されます。

不協和音程の2度、7度は鳴らすとかなりきつく、濁った響きになります。

中でも短2度の響きはかなり鋭く、長くは聞いてられません。

長2度、短2度

長7度、短7度

協和音程はさらに細かく分類され、絶対協和音程、完全協和音程、不完全協和音程に分けられます。

これは2つの音の振動数の比が、簡単な整数比で表せられることをいいます。

  • 絶対協和音程は1度、8度
  • 完全協和音程は4度、5度
  • 不完全協和音程は3度、6度

に分けられます。

不完全協和音程は名前に「不完全」がついていますが、それなりによく調和する音程だと思っていただいて結構です。

調和の具合は、絶対協和音程 > 完全協和音程 > 不完全協和音程になります。

ドミナント7thコードと音程

G7やD7などのドミナント7thコードにはある音程が入っています。

この音程があるからこそドミナント7thコードが使われているのかなと思います。

例にG7で見てみましょう。

G7

G7はソ、シ、レ、ファの音で構成されていますが、シとファの音程は何度でしょうか。

シとファは5度に当たりますが、完全5度でしょうか。

または増5度、もしくは減5度でしょうか。

完全5度は半音1つと全音3つからなっています。

増5度は完全5度に半音が1つ増えたもの。

減5度は完全5度から半音が1つ減ったもの。

すなわち三全音(トライトーン)のことです。

参考:音程って何だろう?

シとファは減5度になります。

これはすべてのドミナント7thコードにいえることなのですが、必ずこの減5度の響きをこのコードは持っています。

この響きがあるからこそ、コード自体の響きの不安定さを出すことができるのです。

そしてG7からCにいく際に、減5度の響きが安定感のある長3度になることによって、コード自体の響きを安定させます。

G7からC

不安定な響きから安定した響きへ。

これを「解決」といいます。

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