カホンを作ってみた。組み立てキットの作り方
カホン(Cajon)は箱型の楽器で、素手で叩いてリズムを奏でる、誰でも楽しめるシンプルな楽器です。
基本的に木材を使って作られている楽器です。
今回、自作で作ってみたので工程手順を紹介していきたいと思います!
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組み立て・接着
今回は、木を切断するところの一からの制作ではなく、以下のカホンキットを使用して組み立てます。
MEINL Percussion マイネル カホン DIYキット Make Your Own Cajon MYO-CAJ
キットを開封するとこのように、木材が指定サイズにカットされて入っています。
その他、ネジ類も入っています。
キット以外に工具は別途必要です。
必要な工具
- 木材用接着剤
- ベルトストラップ
- コードレススクリュードライバー、電気ドリル、ハンドドリル
- 木工用ドリル
- プラスドライバー
- L型万能定規
- 紙やすり…など
キットから出したらまず仮で組み立てて、パーツがしっかり組み立てられるか、必要数入っているかの確認を行ないます。
実際にはめ込んでみます。
床は水平な場所で、汚れてもいいように布切れを敷くなどして、作業スペースを確保します。
仮組み立てで確認できたら、木材用接着剤を使って、底板と側板を接着させて組み立てます。
溝に流し込むようにたっぷりつけていきます。
そしてはめ込みます。
そして接着剤が溢れるぐらいギュっと接着させます。
このように側板から、組み立てます。
すぐには木材用接着剤は乾きませんが、10分程押さえていると安定します。
次は天板です。
こちらも溝に木材用接着剤を流し込んで蓋をするように、接着します。
天板が付いたら、L型万能定規で角が直角になっているかを確認します。
次は裏板(穴が空いている板)を接着します。
ここで注意なのは、裏板は少し大きめのサイズになっているため、この時点ではサイズがぴったりと合いません。
天板(座る側)にきっちり合わせておき、底板側に余分な部分が出るようにします。
そしてベルトストラップで締め付け固定し、しばらく乾かします。
この際、木材などを間に挟み込んで、テンションをかけると、締まり具合を安定します。
次はスナッピーをつけます。
スナッピーは、通常スネアドラムに使用するのを、半分にカットしたものです。(このキットでは既にカットされています)
この際、電動ドリル・ドライバーを使用してネジ穴を空け、スナッピーを三角柱にネジで固定します。
まず、ネジ穴のきっかけを作ります。(この際、ビットはドリル型)
穴が2〜3mm空いたら、ビットをドライバー型に交換し、ネジを締めていきます。
次はサイドバンド、底バンドと天バンド、計4本の当て木を接着します。
ここの作業が重要で、取り付け方(向きや本数)によって、打面側の面積が変わるので、出音が変わるようです。
スナッピーも天バンド側(座る方)に接着させ、外側に向くようにします。
※写真では天バンドをわざと付けないようにしています。
今回は乾きを早めるため、ドライヤーを使いました。
隙間ができないようにしっかり押さえます。(接着用クランプがある場合はそれでもOKです)
内部の当て木を取り付けたら打面側の板を取り付けます。
今回はネジは取り付けていませんが、打面側の周りをネジで締め付けるとさらに打面が強化されます。
再びベルトストラップで固定します。
スナッピー取り付け側は浮きやすいので、座って体重をかけます。
ヤスリがけ
固定したまま、外に持ち出し、ヤスリがけをします。
ヤスリがけは、表面のでこぼこをなくし演奏しやすいように、角を丸くするのが目的です。
使用するのは紙ヤスリ(サンドペーパー)で、まずは粗い紙ヤスリから初めて、徐々に細かい紙ヤスリで磨いていきます。
細かい部分は、このようにちぎって使うと、使いやすいです。
角などを丸くする際は、サンダー(電動サンドペーパー)を使用しました。
※手動だとすごく時間がかかります。
塗装・ラッカー仕上げ
ヤスリがけを終えると、細かい木くずをしっかり払い落とし、塗装していきます。
まずマスキングテープで塗らない部分をカバーします。
塗装にはオイルステインを使います。
オイルステインは、木に染み込みやすい性質を持っており、音にも影響を与えにくく、美しい木目も生かした仕上がりが可能です。
色、塗る面はお好みで!
木目に沿って塗るとキレイに仕上ります。
木にすぐ染み込んでいくので、意外にもすぐ乾きます。(15分ぐらい)
仕上げはラッカーを薄く吹きかけ、乾いてたら→吹きかけを繰り返し、何度も何度も重ねて吹きかけます。
ちなみに今回の制作の際は、カホン1つあたり、420mlを2本ぐらい消費しました。
ゴム足の取り付け
最終仕上げはゴム足取り付けです。
スナッピー取り付けのときと同様に、電動ドリルできっかけ → ドライバーでネジ締めを行ないます。
完成!
叩けるまでのところまで、ほぼ一日で完成できました!
ここからは、ラッカーフィニッシュを完全に乾かしたあと(2,3日かかります)、最後に軽くヤスリがけをしたら、完全に終了です。
今回ご協力して頂いたmj guitar schoolさん
今回ご協力して頂いた京都の向日町にある「mj guitar school」さんでは、ギターレッスンのほか、ベースレッスン、ウクレレ・レッスン、定期的にカホン制作やウクレレ制作のワークショップも開催中です!
小さい子供もギターレッスンしています!
今日はキッズの生徒さんが初めての立ち練。
立ってギターを弾く難しさを体験しました。
右膝を立てて少しでも指板を見ようとする気持ち、わかるわー(笑) pic.twitter.com/uvfnthVO— mj guitar school (@mj_guitarschool) November 27, 2012
キッズの生徒がピックパンチでピック制作中♫ pic.twitter.com/oEIvLvhy
— mj guitar school (@mj_guitarschool) February 5, 2013
今期2回目のカホンワークショップ終了!
今回は二組の参加者さんだったので少し余裕持って出来ました!キッズもよく頑張った! pic.twitter.com/zAjcTWEznv
— mj guitar school (@mj_guitarschool) September 21, 2014
初対面同士のキッズもいたから仲良く出来るかなと不安もあったけど今のところ全く問題なしみたい。
みんな仲良くやってます! pic.twitter.com/QWaIx4tdzE
— mj guitar school (@mj_guitarschool) March 30, 2015
電話番号 | 075-874-4941 |
メール | info@mj-guitar-school.com |
レッスン | エレキギター、アコースティックギター、エレキベース、ウクレレ |
住所 | 617-0002 京都府向日市寺戸町中村垣内25−42 |
最寄り駅 | 阪急京都線 東向日駅 |
URL | http://mj-guitar-school.com/ |
https://twitter.com/mj_guitarschool |
最後に
誰でも作れて気軽に叩ける楽器、カホン。
ぜひ、あなただけのカホンを作ってみてはいかがでしょうか?
ライタープロフィール
スタジオラグ
中尾きんや
スタジオラグスタッフ
ウェブサイト:https://www.studiorag.com
Twitter:kin_kinya