iPhoneなどのスマホを車の中で聴くためにはどうしたらいい?
昔はカセットテープやCDが主流だった音源が、今ではスマホをはじめとする携帯端末主流となりました。
特に多いのは、iTunesでダウンロードしたデジタル音源やストリーミング音源です。
今回は、これを車内で聴く手段を何パターンか説明します。
もくじ
USBのケーブルを使用する方法
iPhone購入時に付属するUSB充電ケーブルを使用します。
この手法は車両のオーディオユニット(カーナビなど)にUSBの外部入力が装備されている場合に限られます。
オーディオユニット側の設定で、再生するソースを「USB」に選択すると、接続したiPhoneの音源を再生できます。
ミニプラグのケーブルを使用する方法
iPhoneの側面に有るミニプラグ接続部と、車両側のAUX入力専用ミニプラグ接続部を、専用のケーブルで接続します。
車両のオーディオユニット(カーナビなど)にUSBの外部入力がなく、車両にAUX入力専用ミニプラグ接続部が有る場合に有効です。
iPhone購入時に付属するケーブルは利用できないため、別途ケーブルを用意する必要があります。
オーディオユニット側の設定で、再生するソースを「AUX」に選択すると、接続したiPhoneの音源を再生できます。
おすすめケーブル audio-technicaのAT7144です。
ピンプラグのケーブルを使用する方法
iPhoneの側面に有るミニプラグ接続部と、車両側のAUX入力専用ピンプラグ接続部を、専用のケーブルで接続します。
車両のオーディオユニット(カーナビなど)にAUX入力専用ピンプラグ接続部が有る場合に有効です。
iPhone購入時に付属するケーブルは利用できないため、別途ケーブルを用意する必要があります。
オーディオユニット側の設定で、再生するソースを「AUX」に選択すると、接続したiPhoneの音源を再生できます。
おすすめケーブルは、audio-technicaのAT7161です。
Bluetoothを使用する方法
車両のオーディオユニット(カーナビなど)がBluetooth対応の場合に有効です。
ワイヤレス接続で便利ですが、通信の際に音源が圧縮されて劣化してしまうため、音質面で不利です。
車両のオーディオユニットがBluetooth非対応であっても、別途Bluetooth受信機を追加することで、Bluetooth対応のシステムを作ることも可能です。
例えば、Rockford FOSGATEの受信機RFBTAUXは、車のシガーソケットに差し込んで電源を確保し、受信したBluetooth信号を、搭載されたミニプラグ出力で車両のオーディオユニット(カーナビなど)にAUX接続する仕組みです。
Bluetoothを使用する方法:応用編その1
オーディオ機器が搭載されていない特殊な車両(クラッシックカー、バイク、ジェットスキーなど)にBluetooth受信機を設置する手段もあります。
例えば、Bluetooth対応コントロールユニットRockford FOSGATEのPMX-0があります。
パワーアンプとスピーカーを内蔵していないため、別途設置する必要がありますが、これを使えばオーディオシステムがない所にBluetoothオーディオシステムを構築できます。
各機器の電源は車載用の12V対応ですが、家庭用の100Vを12Vに変換するコンバーターを使用すれば、家庭でも設置可能です。
Bluetoothを使用する方法:応用編その2
応用編その1で紹介したコントロールユニットは、パワーアンプとスピーカーを内蔵していないため、それらを別途用意する必要がありますが、パワーアンプとスピーカーを内蔵したポータブル向きのBluetooth受信機もあります。
KICKER KPw Bluetooth Speaker
音響機器がない室内、車内、自転車、アウトドア、全てに対応できます。
最後に
自分に合わせた、いつでも好きな音楽が聴ける環境をぜひ追求してみてくださいね!
ただし運転中の操作は、大変危険です。
操作する際は、停車中に行ってください!
ライタープロフィール
カーオーディオ店勤務
おのたかのぶ
昭和51年生まれ。
東京都板橋区出身。
東京都練馬区のカーオーディオ店ダウンローに勤務しています。