失敗しないモニタースピーカーの選び方とは?気をつけたい6つのポイント
DTMに必須と言われている機材の1つ、モニタースピーカー。
私はこれまで納得のいくスピーカーにたどり着くために3台も購入してきました。
その経験から自分に合ったモニタースピーカーの選び方が少しわかってきたので、そのポイントを6つにまとめてみました。
これからモニタースピーカーを探そうと思っている方の参考になれば幸いです。
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できれば試聴した方が良い
まず一番大切だと思ったのは、できればお店で試聴させてもらった方が良いことです。
モニタースピーカー選びほど「百聞は一見にしかず」のことわざがピッタリくることはないと思います。
また、音楽を作るというのは音を作っているわけで、それを確認するのがモニタースピーカーな訳ですから、スピーカー選びがある意味一番大切なのではないかと思いました。
楽器店には数万円するスピーカーがずらっと並んでいて、それを同じ音源で比較させてもらえるわけですから、これほどぜいたくなことはありません。
試聴せずに購入してしまうと「あっちのスピーカーの方が良かったのでは?」とあとから不安になってしまいます。
地方に住んでいる方は近くにたくさんの機種がそろっている楽器店がないので大変ですが、それでもできるだけ試聴しに行った方が良いと思います。
ネットのレビューや評判だけで判断しない
自分もレビューをしているのでなんですが、ネットのレビューや評判だけで判断しない方が良いです。
モニタースピーカーの好みや適した条件は個人によって千差万別です。
レビューしている人が気に入っていても自分が気に入るとは限りません。
私は実際に購入したり試聴したりしてみて、ネットのレビューと自分の感想は全く異なりました。
また、比較した音源や動画もありますが、やはりスピーカーを目の前にして自分の体や耳で感じたほう圧倒的に分かりやすいです。
定番機は1つではない
オーディオの世界では定番機のことを「リファレンス」と呼ぶようですが、「定番機」と言われるスピーカーは数種類あり、1つではないと思います。
私も「定番機を買っておけば間違いないだろう」と定番と言われているスピーカーを購入しましたが、使ってみると音に迫力がなく物足りませんでした。
2の理由と同じで、制作する音楽のジャンル、住環境、予算、音色の好みによって最適なモニタースピーカーは個人個人異なってきます。
なので、定番機は気にせず自分に合ったスピーカーを探した方が良さそうです。
最高のモニタースピーカーを試聴させてもらう
私もそうですが、モニタースピーカー選びは難しくて「何が良いモニタースピーカーなのか?」「何を基準に選んだらよいのか?」が非常に分かりにくいです。
はっきりしているのは自分の予算ぐらいでしょうか?
しかし、たとえ予算が決まっていたとしても、試聴しに行った際には予算を超えるモニタースピーカーも試聴させてもらった方が良いと思います。
そうすれば、「さすがに値段が高いスピーカーは良い音がするな」とか「このスピーカーは値段の割に良い音がするな」など、判断する材料になります。
私はこれをしなかったので「予算を超えるモニタースピーカーも試聴させてもらえば良かった」と後悔しています。
店員さんに相談する
初めてモニタースピーカーを選ぶ場合は、何を基準に選べは良いのかわからず悩みます。
そういう場合は、店員さんに相談してみるのも良いと思います。
やっぱり店員さんは商品知識が豊富ですし、沢山の人にスピーカーを紹介していますから、予算や環境にあったスピーカーをすすめてもらえると思います。
スピーカー周りの商品も必要になる場合がある
モニタースピーカーはただ机の上に置くだけではダメな場合が多く、適切な設置環境が必要になってきます。
私もあまりその辺に詳しくないので、店員さんに説明されて少々面を食らいました。
スピーカー周りにはこのような商品が求められます。
- スピーカースタンド
- 吸音材
- インシュレーター
- 電源タップ
- スピーカーケーブル
もちろんこれらは必須ではなく、あくまで「ないよりあった方が音がより良くなる」というものです。
全部そろえるとなるとこれだけで数万円かかってきますので、スピーカー本体以外にもお金がかかることも知っておいた方が良さそうです。
最後に
モニタースピーカーは決して安い買い物ではないので、できれば失敗や後悔をせずに納得のいくスピーカーを手に入れたいところです。
なので、できれば一度はお店に試聴しに行ってみることをおすすめします。
ライタープロフィール
DTMer
わんだー
ボカロPを目指してDTMを開始。
ニコニコ動画へのオリジナル曲アップロードを目指して日々奮闘中。
サイトではDTM機材や関連書籍のレビュー、曲の制作状況などを書いております。
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