コード進行に著作権なし。作曲に詰まったら「コード進行パターン表」が便利
「オリジナル曲のコード進行が思い浮かばない!」
「いつも同じパターンのコード進行の曲しかできない!」
皆さんこんなことで困ったことありませんか?
今回は、たくさんのコード進行のパターンを一気に見ることができるサイト「コード進行パターン表」の紹介をしたいと思います。
もくじ
作曲支援ツール「コード進行パターン表」とは?
コード進行パターン表は、その名のとおりコード進行パターンを紹介してくれる無料のサービスです(PC・スマホ対応)。
楽曲で使われているコード進行を、ダイアトニックコードのローマ数字(ディグリー表記)に変換して紹介されています。
そして、見本となる楽曲が聴けるYouTube動画も確認でき、そのコード進行が使われている楽曲の解析ページへのリンクも設置してあります。
音楽制作家のGANOさんと音楽共有サービスListband(リストバンド)を運営されているTAZAWAさんが共同開発されています。
お二方とも、音楽活動をされている現役バリバリの方でございます。
このサービスは、さまざまなことに活用できます。
作曲支援ツール「コード進行パターン表」のここがすごい!
作曲のとき、コード進行が思い浮かばないときに使える!
コード進行自体には著作権は存在しません。
そのコードを使って、どんなリズムを加え、どんな展開に持っていくかは自由なんです。
ただ自由が故に、膨大なパターンの中から探っていきます。
その際に、このツールを使用して、目的にあった最適なコード進行を探し出せたらベストなのではないでしょうか。
特定のキーで、歴代の名曲を見本とした、さまざまなコード進行パターンを検索できます。
コード進行の耳コピ力を鍛えることができる
このサービスは、あくまで「コード進行のパターン」を紹介しています。
見本となる曲のYouTube動画が貼付けられており、試聴できるようになっていますが、実際のキーや使用カ所は明記されていません。
各コード進行の右横には、そのコード進行が使われている楽曲が並んでいます。
ただ「このコード進行はこの曲で使われています」的に表示されているだけなので、何調であるのかどの箇所で使われているのかは載っていません
もし見本曲を参考としたいときは、自分で聴いてそのカ所を確認します。
その際、最低限の耳コピはできないといけません。
このように自然と耳コピスキルも高められることで、今後の作曲スキルも格段に上げられることが期待できます。
使い方は簡単!
こちらでも解説されていますが、使い方はシンプルです。
まずメジャーかマイナーキーかを設定し、
キーをセレクトしGOボタンを押します。
目的のキーにあったコードパターンが表示されます。
目的の度数を選択すると、その度数で始まるコード進行へと自動スクロールします。
PLAYボタンを押すと見本となる曲のYouTube動画が出てきます。
運営者のGANOさんによる楽曲の解析ページもリンクしています。
わたくし個人的にはこの部分を推したいです!
見本曲を聴いただけで、イメージがわきにくかったりするときに、手助けされた感覚になりますね!
最後に
音楽の世界には、さまざまなコード進行が存在しますが、自分の引き出しにないとなかなか活用できません。
あくまで作曲をサポートするツールですが、たくさんのコード進行を知るきっかけに必ずなると思います。
そして、どんなコードを使って、どんなメロディを奏でるかはあなた次第!
わたくしも活用してみようと思います!
ライタープロフィール
スタジオラグ
中尾きんや
スタジオラグスタッフ
ウェブサイト:https://www.studiorag.com
Twitter:kin_kinya