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クラシックピアノの名曲。一度は聴いてみたい世界の名演

「クラシックピアノ、興味はあるけど何から聴けばいいんだろう?」ひとくちにクラシックピアノといっても、時代や様式、作曲家によってぜんぜんちがうし、好みもさまざまですよね。

そんなあなたに贈る入門編がこの特集。

古今東西の名曲、人気曲を幅広く網羅していますので、きっとお好きな一曲に出会えると思います。

お気に入りができたら、同じ作曲家や同時代に作られた曲を聴き比べてみるのも楽しいですよ。

クラシックピアノの名曲。一度は聴いてみたい世界の名演

無言歌「春の歌」Felix Mendelssohn

19世紀のモーツァルトと呼ばれるほどの早熟な才能を発揮したのがメンデルスゾーンです。

「真夏の夜の夢」が有名ですが、風景を音楽に移しかえるような作品が多いです。

「無言歌」は、彼のピアノ曲の中では飛び抜けて有名な曲集です。

ヴォカリーズSergei Rachmaninov

ラフマニノフ作曲の『ヴォカリーズ』は、曲名を知らなくても一度は聴いたことがあるのではないでしょうか。

どこまでも美しく、透明感あふれる旋律。

まるで天国にいるような錯覚になります。

ピアノ曲ですが、アカペラで歌われることも多い作品です。

心が癒される素晴らしい曲、ぜひ聴いてみてくださいね。

Mayumi

ワルツ15番「愛のワルツ」Johannes Brahms

ブラームスの『ワルツ15番「愛のワルツ」』。

子どもの曲集でもおなじみです。

親しみやすく愛らしいメロディーで、ピアノとバイオリンでもよく演奏されていますね。

簡単で短い旋律を、アレンジしながら繰り返されています。

そこが聴きやすく、魅力でもありますね。

子どもから大人まで楽しめる、優しいワルツです。

Mayumi

エチュード 作品10の3「別れの曲」Frederic Chopin

エチュード(練習曲)の全作品の中でも特に有名で広く愛されている曲の一つ。

CMやメディアでも広く取り扱われる機会が多く、ショパンの名曲といえば必ず名前の挙がってくる名曲中の名曲。

前半の甘い旋律は特に有名であるが、中盤には対照的に情熱的な旋律があり、どこか別れに対し感情的になっているかのような印象を受けることができる。

献呈Robert Schumann/Franz Liszt

シューマンの『献呈』をフランツ・リストがアレンジされた曲です。

華やかで美しい曲ですね。

愛らしさとかわいらしさも備え、春のあたたかさを感じられる『献呈』。

リストの曲の中では、優しくおだやかなものではないでしょうか。

いつ聴いても優雅な気持ちになりますよ。

貴族になった気分で聴いて下さいね。

Mayumi

ピアノソナタ第8番「悲愴」Ludwig van Beethoven

月光、熱情、そしてこの悲愴ソナタは三大ピアノソナタと呼ばれベートーヴェンの名曲中の名曲である。

曲名にもなっているように曲の始めから悲壮感あふれるメロディーがあふれ出てくる曲であり、時折現れる激情的なパッセージがさらに悲壮感を際立たせている。

第二楽章はテレビCMなどでもよく起用されており聴き覚えのある方も多いのでは。