クラシックピアノの名曲。一度は聴いてみたい世界の名演
「クラシックピアノ、興味はあるけど何から聴けばいいんだろう?」ひとくちにクラシックピアノといっても、時代や様式、作曲家によってぜんぜんちがうし、好みもさまざまですよね。
そんなあなたに贈る入門編がこの特集。
古今東西の名曲、人気曲を幅広く網羅していますので、きっとお好きな一曲に出会えると思います。
お気に入りができたら、同じ作曲家や同時代に作られた曲を聴き比べてみるのも楽しいですよ。
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クラシックピアノの名曲。一度は聴いてみたい世界の名演
水の戯れMaurice Ravel
ドビュッシーと並んで、フランスの印象派音楽を代表する作曲家が、ラヴェルです。
彼の作風のすべてが印象派風であるとは言えないのですが、「水の戯れ」は印象派音楽を代表する曲のひとつで、今でも多くのピアニストがレパートリーにこの曲を取りあげています。
ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73 「皇帝」Ludwig van Beethoven
ベートーベンにとっての黄金期、「傑作の森」と評される時期に書かれた作品のひとつ。
『皇帝』というタイトルに、時代的にナポレオンに献呈した曲と考える人も多いようですが、その勇壮な威風堂々たる楽想で、ベートーベンの死後に広まった通称です。
作曲当時、ベートーベンのいたウィーンはフランス軍に攻め込まれ、迎え撃つべきオーストリア皇帝は敵前逃亡ともとれる疎開中。
『皇帝』というネーミングは、イメージだけのようです。
(宝水幸代)
ピアノソナタ第23番「熱情」Ludwig van Beethoven
総演奏時間30分程度にも及ぶ大作で、さらにその難易度から演奏には高度な演奏技術と表現力が必要とされる難曲。
子供のころにこの曲をCDで聴き、いつかはこの曲が弾けるようになりたい、と思ったことがあるかたも多いのではないでしょうか。
曲の初めは弱い音で主題が怪しげに鳴り響き、その後雄大かつ情熱的に曲が進行していく。
ピアノ・ソナタ第18番「幻想」Franz Schubert
シューベルト作曲『ピアノ・ソナタ第18番「幻想」』。
おだやかな夢をみているよう。
優しく寄り添ってくれる素敵な曲です。
ピアノの音色がとても心地よく、夜に聴くといい夢がみられそうですよ。
ストレスがたまった時にもオススメです。
心地よい眠りに運んでくれるでしょう。
(Mayumi)
トッカータSergei Prokofiev
ロシアの作曲家で、現代的な厳格なものと、従来のクラシック音楽、またロシア的なものとヨーロッパ風のものなどが入り混じった独特の音楽を生み出しました。
「トッカータ」はなかなか独特な音楽ながら、多くのピアニストが自身のレパートリーに加えている人気曲です。
3つのジムノペディErik Satie
ハイドン以降の古典派およびロマン派の音楽は、長調および短調に属し、ある一点に向かって劇的に進行するものが常でした。
この流れを変えるきっかけとなる最初の音楽がフランスから登場、きっかけはサティのこの曲でした。