Classic
素敵なクラシック
search
クラシックピアノの名曲。一度は聴いてみたい世界の名演
最終更新:

クラシックピアノの名曲。一度は聴いてみたい世界の名演

「クラシックピアノ、興味はあるけど何から聴けばいいんだろう?」ひとくちにクラシックピアノといっても、時代や様式、作曲家によってぜんぜんちがうし、好みもさまざまですよね。

そんなあなたに贈る入門編がこの特集。

古今東西の名曲、人気曲を幅広く網羅していますので、きっとお好きな一曲に出会えると思います。

お気に入りができたら、同じ作曲家や同時代に作られた曲を聴き比べてみるのも楽しいですよ。

もくじ

クラシックピアノの名曲。一度は聴いてみたい世界の名演

ノクターン第2番Frederic Chopin

夜想曲という意味を持つノクターンはショパンを語る上で欠かすことのできない要素であり、特にこの曲はとても情緒的で神秘的な曲である。

おそらくショパンのノクターンの中では最も有名な作品であり、寝る前にこの曲を聴けば気分はまるでお姫様気分に。

愛の夢 第三番Franz Liszt

フィギュアスケートで浅田真央選手が使用したことでも有名なこの曲は、どこか幻想的で、かつ儚げな愛を連想させられる。

またリストといえば高速かつ高難易度な旋律が並ぶイメージではあるが、この曲にもゆったりとした雰囲気の中にもそのリストらしさが詰められている。

パガニーニによる大練習曲第3番「ラ・カンパネラ」Franz Liszt

Franz Liszt、リストはショパンと並ぶ有名なピアニストですね。

小柄なショパンとは反対で、リストは長身で手もとても大きかったようです。

その手の大きさがぞんぶんに発揮されている『パガニーニによる大練習曲第3番「ラ・カンパネラ」』。

鐘の音を、親指と小指の連打で表現された、素晴らしい曲です。

さすがリストですね。

大きな手はピアニストの宝物でしょう。

Mayumi

月の光Claude Debussy

ドビュッシーの最高傑作の一つである「月の光」。

幻想的な夜に月がある情景が浮かんできそうなこの曲ですが、ドビュッシー自身は、フランスの詩人ヴェルレーヌの詩集「雅(みやび)なうたげ」に収められた「月の光」をイメージして作曲したそうです。

エチュード作品10の12「革命」Frederic Chopin

『エチュード作品10の12「革命」』激しいはじまりから、いっきに駆け抜けてゆく音の嵐は、まさしく「革命」というタイトルにふさわしい。

小柄なFrederic Chopin、ショパンは手が小さいことを武器にして、細かく速い曲を得意としていました。

圧倒されるかっこいい曲です。

ぜひ聴いてみて下さいね。

Mayumi

幻想即興曲嬰ハ短調作品66Frederic Chopin

ピアノクラシック曲で最も有名な曲といえばもしかしたらこの曲かもしれない。

簡単な3部構成になっているこの曲だが、前半と後半の高速なメロディーばかり有名な気がするのが残念でならない。

中盤の甘美な音色にこそショパンらしさが詰まっており、一曲を通して聴くことでその幻想的な旋律に心を打たれるだろう。