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クラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽
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クラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽

長い歴史の中で、さまざまな音楽家が作ってきたクラシック音楽。

美しい旋律に心がやすらぐものから壮大なスケールに圧倒されるものまで、実にバラエティに富んでいます。

あまりの多さに「聴いてみたいけれど、何から聴けばいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか?

そんなあなたに「まずはコレ!」とオススメしたいものをピックアップしました。

時代を越えて愛され続けるクラシック音楽の世界を、しばしご堪能ください。

もくじ

クラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽

歌劇「ワルキューレ」より「ワルキューレの騎行」Richard Wagner

よくバライティー番組などでも耳にするこの曲。

この曲は、ワーグナーが1856年に作曲した楽劇『ワルキューレ』の第3幕の序曲です。

「ワルキューレ」とは、北欧神話に登場する複数の半神を指し、日本語では戦女神などと言います。

天馬にまたがり盾とやりを持ち天空を駆け巡るワルキューレたちが、戦死した兵士の魂を岩山へ連れ帰る場面の前奏曲として流れるのがこの曲です。

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ピアノ・ソナタ第14番「月光」Ludwig van Beethoven

ベートーベンのピアノソナタの中でも、そのポピュラーな旋律によって広く親しまれている作品。

「月光」という呼び名は詩人レルシュターブのコメントから採られています。

第1楽章では夜をイメージするような厳かさをもちますが、第3楽章は一風変わって嵐や稲妻をイメージさせるような激しさがあります。

ベートーベンのさまざまな顔が楽しめる1曲です。

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バイオリン協奏曲「四季」より「冬」Antonio Lucio Vivaldi

『四季』はヴィヴァルディが作曲した『和声と創意への試み』の中の第1曲から第4曲までを春、夏、秋、冬と名付けたものの総称です。

この「冬」の第1楽章では、実も凍るような冷たい雪景色の様子が描かれています。

これに対し第2楽章では、暖炉のある暖かい部屋の中でゆったりと穏やかに流れる時間が描写されています。

第2楽章のメロディーには、『白い道』のタイトルで日本語の歌詞が付けられています。

この歌はNHK「みんなのうた」でも放送され、幅広い年齢層から広く親しまれていますね。

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水の戯れMaurice Ravel

20世紀初頭のフランスに興った、気分や雰囲気の表現に比重を置いた音楽様式である印象主義音楽の代表的な作曲家の1人であるモーリス・ラヴェル。

楽譜冒頭にはアンリ・ド・レニエの詩「水の祭典」から引用した「水にくすぐられてほほえむ河の神……」というテキストが添えられており、ラヴェルはこの曲で光の加減とともに変化する水の色彩と音響を表現しています。

淡々と進む8分音符の動きとソナタ形式の原則によって水の戯れを制御する噴水の規則的なリズムと形式性を表しており、厳密な調性進行とは異なる和声が変幻自在な水の色彩、音響を見事に再現しています。

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歌劇「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」Giacomo Puccini

プッチーニが作曲した最後のオペラである『トゥーランドット』。

美しく冷酷な姫トゥーランドットと結婚するには3つの謎を解くことが必要でしたが、謎が解けない場合には首をはねられてしまう決まりがありました。

そのトゥーランドット恋をしたダッタン国の王子カラフは見事謎を解き、二人は結ばれると言う物語です。

この「誰も寝てはならぬ」は第3幕にて、カラフが勝利を確信しながら歌い上げます。

オペラの代名詞的存在となっており、テレビなどでも度々流れています。

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