クラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽
長い歴史の中で、さまざまな音楽家が作ってきたクラシック音楽。
美しい旋律に心がやすらぐものから壮大なスケールに圧倒されるものまで、実にバラエティに富んでいます。
あまりの多さに「聴いてみたいけれど、何から聴けばいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか?
そんなあなたに「まずはコレ!」とオススメしたいものをピックアップしました。
時代を越えて愛され続けるクラシック音楽の世界を、しばしご堪能ください。
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クラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽
バラード第1番 ト短調Fryderyk Chopin
《バラード》はフレデリック・ショパンがピアノ作品に初めて用いた名称で、直接的にはポーランドの詩人アダム・ミツキェヴィチの「バラッド」にインスピレーションを得たといわれています。
感情をそのまま音楽に移したような情緒的なメロディーが特徴的で、1曲のなかで物語的な起承転結が感じられる作品です。
「ピアノの詩人」と呼ばれたショパンならではの、ピアノにおけるさまざまな表現技法が味わえる甘美で大胆な1曲です。
ぜひチェックしてみてください。
(HATSUMI)
死の舞踏Franz Liszt
フランスの作曲家であるサン=サーンスによる交響詩『死の舞踏』をピアノ・ソロ用にリストがアレンジしたものです。
この交響詩はフランスの詩人アンリ・カザリスによる詩に基づきサン=サーンスが作曲した歌曲を、のちに交響詩としてオーケストラ化したものです。
「死の舞踏」には死の恐怖を前に人々や死神が墓の周囲で踊り狂う様子が描かれており、真夜中を過ぎて墓の上で死神と骸骨がカチャカチャ骨の音を立てて踊り狂っている様子がピアノでも見事に表現されています。
(HATSUMI)
ボレロMaurice Ravel
同じメロディーが何度も繰り返される印象的なこの曲は、聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか?
バレエ演者のルビンシュタインの依頼により、スペイン人役のためのバレエ曲として作曲されました。
「ボレロ」というのはスペインで18世紀末ころに作り出された舞曲のことを言います。
軽やかなリズムで、徐々にスケールが大きくなっていくのが持ち味となっています。
(HATSUMI)
「3つのオレンジへの恋」より「行進曲」Sergei Prokofiev
もとはオペラですが、後に本人がピアノ用に編曲。
「3つの〜」の中で最も有名な曲です。
コミカルな感じもして、グリッサンドがきらびやかなのですが、最後の和音の進行が独特なので解決するまでにちょっとドキドキします。
交響曲第9番「合唱付き」Ludwig van Beethoven
あまりのも有名なベートーベンの『交響曲第9番ニ短調作品125合唱付き』、古典派の以前の音楽の集大成ともいえるような総合性を備えると同時に、来たるべきロマン派音楽の時代の道標となった記念碑的な大作です。
第4楽章は独唱および合唱を伴って演奏され、歓喜の歌としても親れいますね。
原曲の歌詞はドイツ語ですが、世界中のあらゆる言語に翻訳さています。
ベートーベンが22才の時から構想を温めていた曲で、いわば「ライフワーク」のような曲で音楽界のみならす文化、芸術に与えた影響は計り知れないものがあります。
ピアノ協奏曲第2番Sergei Rachmaninov
浅田真央がフィギュアスケートで使ったことでも有名なこの曲。
ラフマニノフは合計4曲のピアノ協奏曲を書きましたが、この第2番は最も人気が高く彼を世に知らしめた作品でもあります。
ロシアの広大な大地を思い出させる重厚さや壮大さの中に、甘く切ないような美しい旋律があり、クラシック初心者の方から愛好家の方まで万人に愛されている作品です。
(HATSUMI)