クラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽
長い歴史の中で、さまざまな音楽家が作ってきたクラシック音楽。
美しい旋律に心がやすらぐものから壮大なスケールに圧倒されるものまで、実にバラエティに富んでいます。
あまりの多さに「聴いてみたいけれど、何から聴けばいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか?
そんなあなたに「まずはコレ!」とオススメしたいものをピックアップしました。
時代を越えて愛され続けるクラシック音楽の世界を、しばしご堪能ください。
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クラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽
アイネ・クライネ・ナハトムジークWolfgang Amadeus Mozart
ト長調 K.525、『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが作曲したセレナードのひとつで、映画やテレビなどにも取り上げられた超有名な曲です。
あたかも天才モーツァルトに降りてきた音符を書き留めたような作品です。
だれが聞いてもわかりやすく、それでいて高度な音楽性をもっていますね。
同じく天才と言われているベートーベンとはまた違った才能を感じます。
ボレロMaurice Ravel
同じメロディーが何度も繰り返される印象的なこの曲は、聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか?
バレエ演者のルビンシュタインの依頼により、スペイン人役のためのバレエ曲として作曲されました。
「ボレロ」というのはスペインで18世紀末ころに作り出された舞曲のことを言います。
軽やかなリズムで、徐々にスケールが大きくなっていくのが持ち味となっています。
(HATSUMI)
練習曲 作品10-3「別れの曲」Frederic Chopin
『別れの曲』として知られている、フレデリック・ショパン作曲の『練習曲 作品10-3』。
ショパンは、テクニック的な要素に加え、高い芸術性を備えたピアノのための練習曲を27曲手掛けていますが、なかでもこの曲は美しいメロディーと親しみやすい曲調で人気の高い作品の一つとされています。
ショパンの練習曲のなかでは、比較的難易度の低い楽曲ですが、細かなテクニックの練習は必須です。
しかし、指の動きだけにとらわれて機械的な演奏にならないよう、メロディーのなめらかさや中間部の曲調の変化などを意識して弾けるとよいでしょう。
(ゆり)
ミクロコスモスより153番「ブルガリアのリズムによる6つの舞曲」Bartók Béla
ピアノ1つで1分半強の間に3拍+3拍+2拍構造のリズムと印象的なメロディーがつめ込まれた、それでいてシンプルで謎の高揚感に満ちたアップテンポで格好いい曲。
「ミクロコスモス」という練習曲集の1番最後にある曲です。
オペラ「夏の夜の夢」より「結婚行進曲」Felix Mendelssohn
言わずと知れた超有名曲、結婚式の曲です。
扉がバーンと開いて新郎新婦が式場に入場するときに流れるので、知らない人はいない曲です。
もともとはピアノ連弾曲ですが、オーケストラ用に編曲されています。
この曲を作曲した時、メンデルスゾーンは17歳だったようです。
シェイクスピアの戯曲「夏の夜の夢」が元になっています。
無伴奏チェロ・ソナタKodály Zoltán
チェロの弦の音程を変えて演奏する超絶技巧曲です。
ヨーヨー・マ版が有名ですが、シュタルケル版を推します。
チェロが弦楽器であるとともに打楽器風にも扱われて、中央アジアの音楽を感じさせる野性味あふれた演奏に言葉が出ません。