クラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽
長い歴史の中で、さまざまな音楽家が作ってきたクラシック音楽。
美しい旋律に心がやすらぐものから壮大なスケールに圧倒されるものまで、実にバラエティに富んでいます。
あまりの多さに「聴いてみたいけれど、何から聴けばいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか?
そんなあなたに「まずはコレ!」とオススメしたいものをピックアップしました。
時代を越えて愛され続けるクラシック音楽の世界を、しばしご堪能ください。
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クラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽
トッカータとフーガ ニ短調J.S.Bach
バッハ21歳の作曲、オルガンの名曲です。
イントロはコントやアニメでよく流れます。
何かまずいことが起こったことをごまかしたい時、悲劇を笑いに変えたいときなどに、つい口ずさんでしまった方もいらっしゃるのではないかと思います。
子供から老人まで知っているのにタイトルが知られていない曲の1つだといえます。
カノンJohann Pachelbel
もともとのタイトルは「3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調」。
カノンはその1曲目です。
パッヘルベルの中で最も知られている曲といえます。
山下達郎の「クリスマス・イブ」の間奏に流れるため、クリスマスには必ず耳にする曲です。
プレリュードとアレグロFritz Kreisler
バロック調で朗々と歌われるメロディの前奏曲とテンポの上がったアレグロ部分の対比が素晴らしい1曲。
特に最後の畳み掛けてくるアルペジオと重音部分がクライマックスにぴったり。
冒頭のメロディの音階から通称「ミシミシ」と言われているとか…。
歌劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より「前奏曲」Richard Wagner
神話や伝説を題材としたオペラを多く作曲したワーグナーですが、このオペラは珍しく歴史を題材としています。
実在したマイスタージンガー、ハンス・ザックスを主人公とした物語です。
優勝者には「エファに求婚できる権利」が与えられるという歌合戦。
エファに恋をしているヴァルターが歌合戦の会場で「歌う権利」が与えられ見事優勝し、ヴァルターとエファは結ばれるという物語です。
明るく活力に満ちあふれた人間ドラマが繰り広げられるオペラを象徴するような、明るく促進的な前奏曲です。
(HATSUMI)
「アルルの女」第2組曲より「ファランドール」Georges Bizet
第1組曲と第2組曲からなる「アルルの女」。
ファランドールは第2組曲の4曲目です。
歌劇「カルメン」と並んで人気のある曲です。
印象的なイントロはこの曲のタイトルを知らなくとも、どこかで聴いたことがあるはずです。
行進曲「威風堂々」第1番Edward William Elgar
エルガーの行進曲『威風堂々』第1番、日本では『威風堂々』で通っていますが、いろいろ議論があるようです。
それはともかく、さまざまな式典やイヴェントなど演奏される機会が多く、イギリスの作曲家エドワード・エルガーの名を広く知らしめている代表作ですね。
イギリスではこの旋律はもっぱら『希望と栄光の国』と呼ばれています。
この曲は「イギリス第2の国歌」、「イギリス愛国歌」と称されるほど愛されている名曲です。