クラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽
長い歴史の中で、さまざまな音楽家が作ってきたクラシック音楽。
美しい旋律に心がやすらぐものから壮大なスケールに圧倒されるものまで、実にバラエティに富んでいます。
あまりの多さに「聴いてみたいけれど、何から聴けばいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか?
そんなあなたに「まずはコレ!」とオススメしたいものをピックアップしました。
時代を越えて愛され続けるクラシック音楽の世界を、しばしご堪能ください。
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もくじ
- クラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽
- ベルガマスク組曲『月の光』Claude Debussy
- 水の戯れMaurice Ravel
- バイオリン協奏曲「四季」より「冬」Antonio Lucio Vivaldi
- ピアノ・ソナタ第14番「月光」Ludwig van Beethoven
- 歌劇「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」Giacomo Puccini
- G線上のアリアJ.S.Bach
- 歌劇「ワルキューレ」より「ワルキューレの騎行」Richard Wagner
- 練習曲第3番「別れの曲」Fryderyk Chopin
- 交響曲第5番「運命」Ludwig van Beethoven
- 8つの演奏会用のエチュードより「3.トッカーティナ」Nikolai Kapustin
- ピアノ協奏曲第2番Sergei Rachmaninov
- 無伴奏パルティータ「シャコンヌ」J.S.Bach
- 死の舞踏Franz Liszt
- バラード第1番 ト短調Fryderyk Chopin
- ボレロMaurice Ravel
- アイネ・クライネ・ナハトムジークWolfgang Amadeus Mozart
- 組曲「惑星」より「木星」Gustav Holst
- バレエ音楽「白鳥の湖」より「情景」Pyotr Tchaikovsky
- 「3つのオレンジへの恋」より「行進曲」Sergei Prokofiev
- 交響曲第9番「合唱付き」Ludwig van Beethoven
- 練習曲 作品10-3「別れの曲」Frederic Chopin
- 歌劇「ジャンニ・スキッキ」より「私のお父さん」Giacomo Puccini
- パガニーニによる大練習曲「ラ・カンパネラ」Franz Liszt
- 交響曲第5番「革命」Dmitri Shostakovich
- 喜歌劇「天国と地獄」より序曲Jacques Offenbach
- バレエ音楽「恋は魔術師」より「火祭りの踊り」Manuel de Falla
- 乙女の祈りTekla Bądarzewska
- ラデツキー行進曲Johann Strauss I
- ワルツ「美しき青きドナウ」Johann Strauss II
- プレリュードとアレグロFritz Kreisler
- 「アルルの女」第2組曲より「ファランドール」Georges Bizet
- 幻想的絵画より「復活祭」Sergei Rachmaninov
- 交響詩「わが祖国」より「モルダウ」Friedrich Smetana
- 「子供の情景」より「見知らぬ国と人々について」Robert Schumann
- 憾み瀧廉太郎
- 組曲「ペール・ギュント」より「朝」Edvard Hagerup Grieg
- トッカータとフーガ ニ短調J.S.Bach
- 歌劇「ローエングリン」より「婚礼の合唱」Richard Wagner
- 無伴奏チェロ・ソナタKodály Zoltán
- オラトリオ「メサイア」より「ハレルヤ」George Frideric Handel
- 剣の舞Aram Khachaturian
- 軍隊行進曲Franz Schubert
- ラプソディー・イン・ブルーGeorge Gershwin
- 主よ、人の望みの喜びよJ.S.Bach
- オペラ「夏の夜の夢」より「結婚行進曲」Felix Mendelssohn
- 歌劇「アイーダ」より「凱旋行進曲」Giuseppe Verdi
- 「レクイエム」より「怒りの日」Giuseppe Verdi
- 「展覧会の絵」Modest Mussorgsky
- ミクロコスモスより153番「ブルガリアのリズムによる6つの舞曲」Bartók Béla
- 序奏とロンド・カプリチオーソCamille Saint-Saëns
- 幻想小曲集作品12より「飛翔」Robert Schumann
- 交響曲第9番「新世界より」第2楽章Antonín Dvořák
- ハンガリー舞曲第5番Johannes Brahms
- チェロとピアノのためのエレジーGabriel Fauré
- 交響曲第7番Ludwig van Beethoven
- 「夜のガスパール」より「絞首台」Maurice Ravel
- 歌曲「魔王」Franz Schubert
- ピアノソナタ23番「熱情」Ludwig van Beethoven
- 歌劇「椿姫」より「乾杯の歌」Giuseppe Verdi
- 歌劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より「前奏曲」Richard Wagner
- 練習曲作品10−12「革命のエチュード」Fryderyk Chopin
- トゥオネラの白鳥Jean Sibelius
- 愛の挨拶Edward William Elgar
- 歌劇「フィガロの結婚」序曲Wolfgang Amadeus Mozart
- 喜歌劇「軽騎兵」より序曲Franz von Suppé
- カルミナ・ブラーナCarl Orff
- 24の奇想曲より「24 クワジ・プレスト」Niccolò Paganini
- オペラ「イーゴリ公」より「韃靼人の踊り」Alexander Borodin
- 前奏曲作品23の第5番Sergei Rachmaninov
- 打楽器とオーケストラのための協奏曲André Jolivet
- 歌劇「泥棒かささぎ」より序曲Gioachino Rossini
- フーガト短調J.S.Bach
- 組曲「動物の謝肉祭」より「白鳥」Camille Saint-Saëns
- ジムノペディ第1番Erik Satie
- ベルガマスク組曲 第3曲「月の光」Claude Debussy
- ヴァイオリン協奏曲Felix Mendelssohn
- 竹取物語貴志康一
- ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23Pyotr Tchaikovsky
- 涅槃交響曲黛敏郎
- 弦楽セレナーデPyotr Tchaikovsky
- カノンJohann Pachelbel
- 主題と変奏(弦楽六重奏曲第1番より)Johannes Brahms
- 歌劇「魔笛」より「夜の女王のアリア」Wolfgang Amadeus Mozart
- 沈める寺Claude Debussy
- 行進曲「威風堂々」第1番Edward William Elgar
- 超絶技巧練習曲 第4番 ニ短調 「マゼッパ」Franz Liszt
クラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽
ベルガマスク組曲『月の光』Claude Debussy
「月の光」というタイトルから、幻想的な月夜をイメージするこの曲。
しかし、ドビュッシーが描こうとしたのは、ただの月の光の情景ではありませんでした。
この曲は、フランスの詩人ヴェルレーヌの詩集『雅なうたげ』に収められた「月の光」からインスピレーションを受けています。
この詩には、楽しいことや悲しいことという相反するものがこん然一体となった、曖昧な世界が描かれています。
この詩にひかれたドビュッシーは言葉を使わずに、曖昧な「月の光」の世界を描きました。
(HATSUMI)
水の戯れMaurice Ravel
20世紀初頭のフランスに興った、気分や雰囲気の表現に比重を置いた音楽様式である印象主義音楽の代表的な作曲家の1人であるモーリス・ラヴェル。
楽譜冒頭にはアンリ・ド・レニエの詩「水の祭典」から引用した「水にくすぐられてほほえむ河の神……」というテキストが添えられており、ラヴェルはこの曲で光の加減とともに変化する水の色彩と音響を表現しています。
淡々と進む8分音符の動きとソナタ形式の原則によって水の戯れを制御する噴水の規則的なリズムと形式性を表しており、厳密な調性進行とは異なる和声が変幻自在な水の色彩、音響を見事に再現しています。
(HATSUMI)
バイオリン協奏曲「四季」より「冬」Antonio Lucio Vivaldi
『四季』はヴィヴァルディが作曲した『和声と創意への試み』の中の第1曲から第4曲までを春、夏、秋、冬と名付けたものの総称です。
この「冬」の第1楽章では、実も凍るような冷たい雪景色の様子が描かれています。
これに対し第2楽章では、暖炉のある暖かい部屋の中でゆったりと穏やかに流れる時間が描写されています。
第2楽章のメロディーには、『白い道』のタイトルで日本語の歌詞が付けられています。
この歌はNHK「みんなのうた」でも放送され、幅広い年齢層から広く親しまれていますね。
(HATSUMI)
ピアノ・ソナタ第14番「月光」Ludwig van Beethoven
ベートーベンのピアノソナタの中でも、そのポピュラーな旋律によって広く親しまれている作品。
「月光」という呼び名は詩人レルシュターブのコメントから採られています。
第1楽章では夜をイメージするような厳かさをもちますが、第3楽章は一風変わって嵐や稲妻をイメージさせるような激しさがあります。
ベートーベンのさまざまな顔が楽しめる1曲です。
(HATSUMI)
歌劇「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」Giacomo Puccini
プッチーニが作曲した最後のオペラである『トゥーランドット』。
美しく冷酷な姫トゥーランドットと結婚するには3つの謎を解くことが必要でしたが、謎が解けない場合には首をはねられてしまう決まりがありました。
そのトゥーランドット恋をしたダッタン国の王子カラフは見事謎を解き、二人は結ばれると言う物語です。
この「誰も寝てはならぬ」は第3幕にて、カラフが勝利を確信しながら歌い上げます。
オペラの代名詞的存在となっており、テレビなどでも度々流れています。
(HATSUMI)
G線上のアリアJ.S.Bach
バッハの『G線上のアリア』、これは『管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV1068』の第2曲を、ヴァイオリニストのアウグスト・ウィルヘルミがピアノ伴奏付きのヴァイオリン独奏のために編曲したものの通称名です。
この曲はニ長調からハ長調に移調されているため、ヴァイオリンの4本ある弦のうち最低音の弦、G線のみで演奏できることから来ています。
この曲はまた天上の音楽とも言われ、甘美なメロディーで知られていて映画やテレビにもよく使われていますね。
本当に天国で流れていそうなメロディーだと思いませんか?