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【ギタリストのための】弾き手の爪のお手入れ方法
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【ギタリストのための】弾き手の爪のお手入れ方法

今回のギター講座は弾き手の爪のお手入れの仕方について書きたいと思います。

おすすめのグッズやお手入れするときの注意など、参考になれば幸いです。

ギターの指弾きには爪のお手入れは欠かせない

ギター

http://o-dan.net/ja/

ぽんきちは普段はピック弾きせずに指で弾いていますから爪のお手入れは欠かせませんが、タッチが柔らかい奏法をするタイプなので演奏中に爪が割れることはほとんどありません。

押尾コータローさんのようないわゆるフィンガーピッキングスタイルのギタリストの場合は弾き手の爪を長めにキープする必要があるため、爪のメンテナンスにはかなり気を付けていると思われます。

フィンガーピッキングするギタリストの場合で爪でギターの弦を弾くスタイルだと爪が割れるリスクも多くなりますが、ぽんきちの場合は基本的に爪で弾かず指の腹で弾いています。

爪は結果的に弦に当たっているだけなので爪のお手入れもわりと簡単なやり方をしています。

ここではあくまでもそんなギタースタイルであるぽんきちの場合はこうやっていますというお話をしたいと思います。

爪のお手入れのために用意するもの

デュカート マイルドエナメルリムーバー

ネイルエナメルリムーバー。

これで爪の表面に塗ったベースコートを除去します。

ドラッグストアで買います。

OPI ネイルエナメルリムーバー

ベースコートです。

ドラッグストアで売っていますが、これはアメリカ製のナチュラルネイルストレンスナーで、相方がネットで買ってくれました。

無色透明で爪にも優しいので気に入っています。

コットン

化粧用のコットンです。

これにリムーバーを含ませてベースコートを除去します。

ドラッグストアで買います。

爪やすり

爪ヤスリです。

100円均一ショップで買います。

お手入れ方法

爪お手入れ

まず、爪が伸びたら指の腹から見て爪が3~4mm程度に見える長さに切ります。

そして古くなったベースコートをリムーバーを含ませたコットンで除去します。

爪お手入れ

手を洗ったあと、爪ヤスリで丁寧に爪の形と長さを整えます。

この過程で爪の長さが1mm程度短くなるのでそのつもりで少し長め(3~4mm)に爪を残して切っておきます。

爪ヤスリは左右に動かすのではなく一定方向に動かします。

ぽんきちは爪ヤスリを固定して指を左から右へ動かして調整しています。

爪の長さは指の腹から見て2~3mm程度になるように調整します。

爪ヤスリの作業が終わったらまた手を洗って次はベースコートを爪の表面に塗ります。

ぽんきちは爪の全体ではなく半分くらいにしています。

とにかく爪の先が割れないように保護するという感じです。

ベースコートが乾いたらまた同じ作業で塗りますが、ぽんきちはこの作業を3回繰り返して爪を保護しています。

最後に

ぽんきちは指の腹で弦を弾いているならば爪は伸ばす必要はないのでは?という疑問はあると思います。

爪を伸ばさないギタリストもいますが、ぽんきちの感覚では指の腹で弾いても結果的に爪が弦に当たる程度の長さはある方がいいと思っています。

指の腹でアタック感を感じながらも最終的に弦に爪がヒットすることでクリアな出音をキープできるからです。

以前、ギター講座のブログで書きましたが、ぽんきちは他のギタリストとは逆の方向に弦を弾(はじ)く感覚で独自のアタック感を出す奏法をしています。

そのため爪の長さは指の腹から見て1mm程度あれば十分なんですが、常に爪を伸ばしていると指先の皮膚が盛り上がってくるいわゆる猫爪状態になってくるため、2mm以上は伸ばすようにしています。

以上ですが、ギタリストによって残す爪の長さも違いますし、お手入れのアイテムもそれぞれだろうと思います。

ぽんきちと同じように指の腹で弦を弾くタイプのギタリストならばこの程度のお手入れで十分だと思いますので参考にしてください!

今日のまとめです。

爪の長さは指の腹から見て2~3mm程度の長さで整える!

以上、ぽんきちの初心者のためのアコースティックギター講座でした!

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ライタープロフィール

ぽんきち

ギタリスト

ぽんきち

15歳の時、こっそり兄のアコギを弾くようになる。

16歳の夏休みにアルバイトで稼いだお金でエレキとアンプを購入。

同時に同級生とロックバンドを結成。

当時のバンドのヴォーカリストは俳優の竹内力。

18歳で福岡へ転居、大学の友人とバンドを組み、この頃から洋楽、ジャズコード、リズムギターに目覚める。

20代はオリジナル、ロック、パンク、ポップスのバンドで活動する。

30代前半はアースなどの70年代ディスコソウルのコピーバンドを結成、その後突如ハードロックに目覚め、ヴァン・ヘイレンやエクストリームなどのコピーバンドをはじめる。

そのまま30代後半まで続き、インストやジャズもちょっとかじるようになる。

40代になりまたポップスバンドを始める。

2006年5月からアコースティック・デュオ『milky note』でライブ活動を始め、2007年11月まで福岡市、久留米市、北九州市のライブバーや音楽イベントで活動する。

そして2017年……今はアコースティック・デュオ 『レイぽん』アコースティック・デュオ 『TeTe』で活動しています。

ウェブサイト:http://guitaristponkichi.com

ブログ:http://milkysionray.seesaa.net

Facebook:ponkichi.kawakami

YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCNeyBHm8OroMoOQbf58aY3A

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