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かっこいいクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽
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かっこいいクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽

かっこいいクラシックの名曲を一挙紹介!

めちゃくちゃかっこいい定番の曲から、ちょっぴりマイナーでおしゃれな曲まで、幅広くピックアップしています!

クラシックと現代音楽の違いは、なんといってもメロディーの複雑性ではないでしょうか?

今でこそ変則的な音楽はプログレみたいな名前がついていますが、ぶっちゃけクラシック音楽が作られてた時代は全てがプログレみたいなものですよね。

今回は複雑でめちゃくちゃかっこいいクラシックの名曲を選んでみました!

ぜひ最後までご覧ください!

もくじ

かっこいいクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽

ピアノソナタ第14番「月光」第3楽章Ludwig van Beethoven

演奏会では非常によく演奏されるベートーヴェンの『月光』。

1楽章は特に有名ですが、終始快速なテンポで駆け抜けていく、かっこよく聴き応えのある第3楽章も演奏される機会が多い1曲です。

非旋律的なアルペジオの忙しない動きと、次第に間隔を狭めるスフォルツァンドと和声の変化によって、楽章冒頭から音楽は高揚感が高まります。

『月光』が作曲された当時、ベートーヴェンは耳の異常を強く感じるようになっていました。

常識を打ち破ろうとする挑戦と、音楽家として致命的ともいえる耳の病に死をも意識する心の葛藤を感じ取れます。

HATSUMI

組曲「仮面舞踏会」より「ワルツ」Aram Khachaturian

ロシアの文豪ミハイル・レールモントフの戯曲『仮面舞踏会』に基づく劇音楽。

初演された後に、ハチャトゥリアン自身の手によってワルツ、ノクターン、マズルカ、ロマンス、ギャロップの5曲からなるオーケストラ向けの組曲となりました。

『仮面舞踏会』は、帝政ロシア末期のころの貴族社会を舞台に、仮面舞踏会に参加したことで起こった夫婦間の事件を描いた物語です。

この曲は、主人公の妻であるニーナが生前最後に踊ったワルツの曲です。

仮面舞踏会の華やかさと怪しげな雰囲気がよく感じ取れる1曲です。

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練習曲作品10の12ハ短調「革命」Frederic Chopin

「革命のエチュード」という名で知られているショパンの練習曲の1曲。

この作品は友人のフランツ・リストに献呈され、リストによって「革命」と名づけられました。

この作品が作曲された1831年ごろ、ポーランドやリトアニアではロシア帝国の支配に対する武装反乱である「11月蜂起」が起こりました。

この反乱には多くのポーランド人たちが参加しましたが、体の弱かったショパンはこの反乱行動に参加できず、その怒りの感情を音楽によって表現したのがこの曲だと言われています。

ショパンが心に秘めていた激しい感情が伝わってくるような1曲です。

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スペイン狂詩曲Franz Liszt

民謡などの土着の音楽を収集し、それらをもとに作曲をしていたリスト。

この曲は、テンポの遅い部分と速い部分の対比によって構成されています。

前半は「フォリア」というイベリア半島に起源を持つゆっくりとしたテンポの舞曲に基づいています。

短調で定型化したバスと和声進行をもとに変奏するという「フォリア」の演奏慣習に従って、変奏曲形式で作曲されています。

後半の「ホタ」は、スペインのアラゴン地方が起源の熱狂的な舞曲で、カスタネットを持って踊り飛び上がる動作に特徴があります。

それぞれの踊りをイメージしながら聴くと、より一層この作品を楽しめますよ。

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ピアノ協奏曲ヘ長調George Gershwin

『ラプソディ・イン・ブルー』などジャズとクラシックを融合し、華やかなアメリカン・ミュージックを展開した20世紀の最も偉大なアメリカの作曲家であるガーシュウィン。

この曲は、伝統的な協奏曲の書法に基づきながらも、ガーシュインらしいジャズ風の曲調が盛り込まれた1曲です。

当時の大衆的なダンス音楽であるチャールストンの影響が感じられる第1楽章、ブルース風に構成された第2楽章、脈打つような精力的なフィナーレである第3楽章の全3楽章から構成されています。

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