歌うときに唾液が出すぎる!唾液の分泌を減らす3つの方法
歌うときに唾液の問題で悩む人は意外に多いものです。
唾液(だえき)の分泌を減らす3つの方法には、歯磨きをする、水以外は口にしないようにする、リラックスを心がけるというのがあります。
唾液(だえき)が出すぎて歌いにくい
唾液が少なくなり、口が渇いて困ることもあれば、唾液が出すぎて気になって歌いにくくなる人もいます。
唾液が出すぎて困る人は、次の3つのことを意識して行ってみると良いでしょう。
- 歯磨きをしておく
- 水以外は口にしないようにする
- リラックスを心がける
では、ひとつひとつを見ていきましょう。
唾液(だえき)の分泌を減らす3つの方法
1. 歯磨きをしておく
唾液の分泌を減らす方法のひとつとして、歯磨きをしておくというのがあります。
唾液の分泌量はその人の体質で大きく左右されることもありますが、食事によって唾液の量は大きく変わることがあります。
歯磨きをすると何も食べなかった口内の状態に近づけることができるので、食事による唾液の分泌量の変化を抑えることができます。
甘い物やすっぱい物を食べると唾液が出やすくなることがありますね。
よくかんで食べることでも唾液は出やすくなります。
食後などに歯磨きをせずに歌うと、唾液の量が増えた状態で歌うこととなり、歌いにくくなることがあります。
それを予防するために、まず歯磨きをして口内環境を整えてから歌うと良いでしょう。
逆に口が渇いて歌いにくいという人は、
の記事も読んでみてください。
2. 水以外は口にしないようにする
唾液の分泌を減らす方法のひとつとして、水以外は口にしないようにするというのがあります。
カラオケではジュースなどを飲む人は多いものです。
しかし、味のある飲み物を飲めば唾液は出やすくなります。
唾液の分泌を抑えたいときは、飲み物はジュースなどの味のあるものではなく、水にすると良いでしょう。
水を飲んでも唾液が多いと感じる場合は、お茶などを飲むと、渋みなどが唾液の分泌を抑えてくれることがありますので、飲んでみると良いでしょう。
歌うときの食べ物や飲み物について詳しく知りたい人は、
カラオケで喉がすぐ疲れる! 歌うときに喉が疲れるのを改善する4つのポイント
の記事も読んでみて下さい。
3. リラックスを心がける
唾液の分泌を減らす方法として、リラックスを心がけるというのがあります。
唾液が出すぎたり少なすぎたりする最も大きな原因は、緊張によるものが考えられます。
緊張をすると自律神経(じりつしんけい)などのバランスが乱れ、唾液の分泌に影響を及ぼしてきます。
ストレスを溜めていたり、早寝早起きをしていなかったり、食事のバランスが乱れていたり、運動不足などによっても、自律神経は乱れやすくなってくるものです。
誰でも緊張をすれば、一時的に口が渇いたり、唾液が出すぎたりすることはあります。
その度合いが悩むくらいのものであれば、普段の生活スタイルなどを一度見直してみると良いでしょう。
緊張する人は、ものごとの全体よりも自分が気にしているある一点にだけ集中しすぎていて、視野が狭くなっていることがあります。
自分が気になる一点だけを見るのではなく、その周りにあるさまざまなことにも目を向けるようになると、緊張は減ってきます。
たとえば、歌うときに緊張する場合はうまく歌おうとしすぎることがあります。
自分の今の実力を把握しているならば、それ以上に歌うことはなかなかできませんね。
ならば、今の実力で出せる歌声で楽しむようにしてみましょう。
カラオケのような場では、人に歌を聴かせることになるので余計に緊張しやすいものですが、自分にばかり注目するのではなく、来ている人達も楽しめるようにと視野を広げて歌うようにすると良いでしょう。
視野が広がれば、技術を披露することよりも、みんなで楽しむということのほうに意識が向いてくることでしょう。
技術を求めるのも面白いですが、大切な人達と過ごす大事な時間を、もっと自分が楽しめるようになると、自然にリラックスできるようになってきます。
緊張が強いときは、何かひとつのことに捉われすぎていることが多いので、自分は何に捉われているのかをきちんと考えて、その捉われを減らすにはどうしたらいいのかを考えてみると良いでしょう。
より具体的な緊張をほぐす方法を知りたい人は、
カラオケで緊張してしまう! 緊張をほぐしてリラックスする為の7つの方法
も読んでみて下さい。
まとめ
唾液の分泌を減らす方法には、歯磨きをしておき、水以外は口にしないようにして、リラックスを心がけると良いでしょう。
ライタープロフィール
奏音