ボイトレを習慣化するラク技!
ボイトレを習慣にしたいけど毎日忙しくてなかなか時間が取れない……。
そんな方のために、今回は日常生活でボイトレをおこなえる「ラク技」をお伝えしたいと思います。
忙しくてボイトレ時間が作れない方
慌ただしい毎日、改まって、ボイトレ自主練習をする時間が作れないという人も多いと思います。
「歌を習う」といっても大半が趣味です。
ゆえに、プロを目指して練習している人に比べれば、練習時間やモチベーションの面でも、差が生まれてしまうのは、当然、仕方のないことです。
「でもーっ!歌がうまくなりたい!!」というあなたに!?
そんな自主練習の時間が作れないあなたに、今回は、日常生活の中にボイトレを取り入れる方法をお伝えします!
声は毎日使うものですから、それ自体がトレーニングになってはいるのですが、ポイントは「苦手な声を出せるようになる練習」を取り入れることです!
練習の内容については個人差が生まれるものですので、毎日の中で声を出すタイミング、場所、シーンなどの面についての「ラク技」をお伝えします!
発声の基本「強い声」を出す
発声練習の基本である「強い声」は、日常会話から鍛えていくことができます。
お店で店員さんを呼ぶときに声が通らない、電の踏切の前で話すと、電車の音にかき消されてしまう……。
そんな人は、この意識を取り入れてみてください。
自分の話し声を、自分の耳でしっかり聞こうと意識する。
声が弱い人は、自分でもクリアに声が聞こえていないことが多いです。
こもる、かすれる、声が細い、自分自身でもそう聞こえるはずです。
ですので、お友達や家族と話す時は、自分の声を自分でしっかり聞く意識を持ってみてください。
コツは「自分自身に語りかけるように話す」。
もちろん、相手に向かって話しているのですが、同時に自分に語りかけるように話してみてください。
そうすると自然と聞きやすい声を出そうと喉が動いてくれます。
基本のおしゃべり声のトーンを上げちゃう
当然ですが、日頃から高い声で話す人は、歌でも高い声がよく出ます。
それが「基本の声のトーン」になっているからです。
「自分は、周りの同性よりも声が低いんだよな……」と感じている人も上げちゃえばよいのです。
実は、少なからず声のトーンは、誰でも調整しているもの。
家で独り言を言っているときの声のトーンと、恋人と話すときや、仕事でお客様に対して使っているときの声のトーンは違いませんか??
きっと声が少し高くなっていると思います。
その声を、基本トーンにしてしまいましょう!
「いや~……でもしんどいでしょ」と思ったあなた。
その「苦」を解消するためのコツは……。
「聞く人のためを思って聞きやすい声を出しているんだ」という意識を持ってみましょう。
自分のためだけにおこなう意識は、途中で挫折してしまいます。
相手のために、恋人のために、お客様のために、その基本トーンを維持してあげてください。
一人になる時間を有効活用
毎日の中で、一人になる時間が必ずあると思います。
通勤・通学の時間、お風呂の時間、待ち合わせの時間、運転中、就寝前の時間。
その時間の中の、たった5分間を使ってトレーニングしてみましょう。
トレーニングといっても遊び感覚でOKです!
大きい声が出せない場合は、小さい声でもボイトレ効果はあります。
この「一人になる時間にボイトレをするのが癖になっている」人は、声の変化の効果が表れるのが早いです。
歌がうまくなりたい、でも練習時間が取れないという人は今回ご紹介した方法をぜひ日常的な習慣にしてみてください!
日々の積み重ねに勝るものはありませんからね!!
ライタープロフィール
仙台のボイストレーナー
KAN
東京の大手ボーカルスクールや、横浜のR&B専門スクールの講師として生徒を育成。
喉の構造を、科学的視点から専門研究。
喉声を改善し、高音を楽に出す従来のボイストレーニングとは全く違うトレーニング法で多くの悩みを解決し、延べ300人以上の指導に当たる。
現在は、宮城県仙台で指導しています。
LOOSE VOICEでは、随時、体験レッスンを実施しております。
実際に、あなたの声を聞かせて頂き、アドバイスいたします。
また、出張レッスンも対応しておりますので、ご依頼頂ければ、あなたの街にもお伺いいたします。
ぜひ、あなたの夢を応援させてください。
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