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【リペアマンが教える】管楽器のメンテナンス。各症状の対処術まとめ

「自分でできる管楽器のメンテナンスについて」前回の続きです。

前回:【リペアマンが教える】管楽器のメンテナンス。基礎知識編

症状と対処術をまとめました。

日々のメンテナンスで役に立つと思いますので、ぜひブックマークしておいてください。

もくじ

サックスなどの木管楽器のメンテナンス

サックス

http://o-dan.net/ja/

なぜかキーが押しても戻ってこなくなってしまった

この場合、バネの外れがかなりの確率で起こっています。

そして、聞いてみるとサックスに一緒に入っているタオルなどをいれているケースが多いのです。(時には昨日演奏時に着ていたセーターにひっかって外れた可能性もありました)

対処法

動かないキーの裏側や付け根をチェクし、外れているバネを見つけ、編み棒やドライバーなどを使って押すか引くことでひっかけなおしてあげてください。

その際反対方向に引っ張りすぎないように注意が必要です。

ケースの中にいれたものがなくなっている

大きな楽器の管体の中からいろんなものがでてきます。

バリトンサックスのネックが管の奥からでてきた。(例:バリトンのネック、チューナーなど……)

一方、金管のマウスピースはよくクッションの下にもぐって失踪したり、ユーフォニウム以上の大きい楽器の奥から、なくなっていた小物が見つかったりします。

対処法

ケース、楽器を空中で揺らしカタカタ音がしないか確認してみましょう。

その前に、ケースの中に極力楽器や揺れ止め以外のものは入れないのがベターです。

木管楽器で、ふだんから吹き終わったらスワブを通すだけであとは水分放置ということによりトラブルが発生

木管楽器で頻出する、パッドのべたつき、クローズドキー特にG#、LoC#がはりつき開かない。

オクターブキーがちゃんと動くのにオクターブ上のソから下の音が上がらない。

さらにオクターブホールに唾液がたまって詰まっている。

オクターブキーの芯金がさびて動きが悪い。

対処法

トーンホール、パッドのクリーニングペーパーで水分除去、管体の水滴も除去後、zippo oilを綿棒やクリーニングペーパーに垂らし、パッドをクリーニングします。

パッドの轍の奥深くまで、粘り成分である悪玉菌が繁殖する前にクリーニングしておきましょう。

ここまで育っていると激変するわけではないので普段から吹奏後にやっておくことをお勧めします。

zippo oilの優れている点は価格の安い割に、揮発性の油分除去、殺菌する機能で他を抜いています。

これはオイルでコーティングするものではなくむしろべたつきの原因除去するもので多くのの工房で油分除去、洗浄に使ってます。(金管のピストン、ケースクリーニングでも使えます)

サックスのマウスピースを新調してすぐ本番に使いたいのに音程をあわせるために、抜き気味にセットしたらコルクがゆるくてカタカタゆれてしまう

対処法

しばらくの間の有効な対症療法として、ネックコルクを水で濡らしてドライヤーで少し熱くなるくらいまで温めてください。

温めすぎると剥がれることもありますので注意しながらやりましょう。

人によってはクリーニングペーパーをスペーサー代わりに巻き付けている人もいますが毎回の抜差しの状態は安定しません。

これらは短期の対象療法ですの時間のある時に巻き替えてもらいましょう。

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