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【リペアマンが教える】管楽器のメンテナンス。各症状の対処術まとめ

「自分でできる管楽器のメンテナンスについて」前回の続きです。

前回:【リペアマンが教える】管楽器のメンテナンス。基礎知識編

症状と対処術をまとめました。

日々のメンテナンスで役に立つと思いますので、ぜひブックマークしておいてください。

サックスなどの木管楽器のメンテナンス

サックスのマウスピースを新調してすぐ本番に使いたいのに音程をあわせるために、抜き気味にセットしたらコルクがゆるくてカタカタゆれてしまう

対処法

しばらくの間の有効な対症療法として、ネックコルクを水で濡らしてドライヤーで少し熱くなるくらいまで温めてください。

温めすぎると剥がれることもありますので注意しながらやりましょう。

人によってはクリーニングペーパーをスペーサー代わりに巻き付けている人もいますが毎回の抜差しの状態は安定しません。

これらは短期の対象療法ですの時間のある時に巻き替えてもらいましょう。

車の中や半二階のロフトに木管楽器を保管していたら、夏などケース内が高温化しコルク、フェルトが外れてしまった(時にはサックスのネックコルクがそのままはがれてしまうこともあります)

対処法

タイミング系のコルクやフェルトは精度が必要ですのでリペア工房に任せましょう。

ノイズダンパー用のコルクフェルトの場合は、ゴム系接着剤で両面塗布して規定時間乾かして付け直し圧着してください。

そして、キーノイズ、オープニングのならびをチェックし音程バランスも確認して仕上げましょう。

物質は熱によって変化が起こりやすくなります。

なるべく気温の低い安定した場所に置きましょう。

演奏後水分を十分に除去しないで、閉じたまま放置したらケース内がカビだらけ。

木管楽器でも金管楽器でもです。

水分を拭いたスワブを楽器と同じ空間に入れておくことも、かび、錆(さび)による固着オイル酸化による動作不良化などのダメージが起こりやすくなります。

さらに夏期の高温期や長期放置でより致命的な事態にも陥りかねません。

また最近ではカビは肺炎の原因になるともいわれており副次的なダメージも発生します。

対処法

こうなたったらまずはケース日干し、楽器乾燥(木製の楽器以外)

ただしカビはしつこく1回だけでは完全に除去できませんのでその後もしっかり管理しましょう。

普段吹奏後はケースに入れたあと、半開きにして一晩放置し乾燥させてから翌日ホコリが入らないように確実にケースを閉じるということでいい状態は維持しやすくなります。

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