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【リペアマンが教える】管楽器のメンテナンス。各症状の対処術まとめ

「自分でできる管楽器のメンテナンスについて」前回の続きです。

前回:【リペアマンが教える】管楽器のメンテナンス。基礎知識編

症状と対処術をまとめました。

日々のメンテナンスで役に立つと思いますので、ぜひブックマークしておいてください。

トランペットほかの金管楽器

トランペット

http://o-dan.net/ja/

金管楽器でのウォーターキーが漏れているかもしれない?

ウォーターキーの替え時がわからず音色ダウンをウォーターキーが原因と疑い頻繁に交換する方がいます。

対処法

見た目ではなくスライドの片方をふさぎもう片方から息を強く吹き込み息漏れをチェック。

微妙な場合はは水を小さじ一杯くらい入れて同じ方法で水漏れチェックしてみましょう。

金管の管体には、これ以外にもいろいろなジョイント部の不具合が原因(MPレシーバー部変形、スライドの変形フィット不良、メインチューニングスライドオイル抜け)となる可能性があり的外れの追い込みにならないようにすべきです。

一方、ウォーターキーを自分で交換するにはコルク3~4mmの厚みの程度を入手し、キーのカップ内径に0.5~1mm加えた皮用のポンチを用意し押さえながらぐりぐり回して円盤状に抜き小口を紙やすりなどできれいに仕上げます。

あとはほんの少しのゴム系接着剤をコルクの真中につけてウォーターキーに徐々に周りを追い込みながら押し込みます。

最後にカップをウォーターキーホールに押しつけ結束バンドなどで押さえ癖付けします。

その後1晩くらい結束バンドで固定定着してあげればかなり気密性の高い状態に仕上がります。

金管の管内洗浄を一年以上やってない、ピストンオイルもたまにさす程度にしていたら、ある日突然ピストンの動きが悪く戻ってこなくなった

これはリードパイプ部から先にたまったヘドロが剥離してピストン動作部に送り込まれ、動きの邪魔をしていることが多くあります。

対処法

まずaピストンを抜いてヘドロをZippoOilを使って除去しピストンケース内もクリーニングロッドをつかって奇麗に除去します。

その後ピストンオイルいれて→ピストンガイドを外した状態で上から500回~1000回、ボトムキャップ外して底か500回~1000回ストロークします。

仕上げに再度aの作業を行います。

ヘドロは管内全般に回っていますので時間のある時に全体クリーニングもしておきましょう。

普段から毎回しっかりピストンオイルを入れるとともにトップキャップ、ボトムキャップ、ピストンの気道部のヘドロ量もチェックしておきましょう。

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