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「大切なお知らせ」以外のバンド解散お知らせ方法 5選
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「大切なお知らせ」以外のバンド解散お知らせ方法 5選

皆さんは大好きなバンドが解散したとき、どのようにして知りましたか?

「大切なお知らせ」が解散を連想させてしまってる…

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http://www.photo-ac.com

「いつも応援してくれる皆さんへ このあと大切なお知らせがあります」

「大切なお知らせ」「重要なお知らせ」「大事なお知らせ」「大切な報告」……

もうこの文面がTwitterなどで流れてくるだけで、正直すごく寂しく悲しい気持ちになります。

大切なお知らせ =「解散」であることが多いんです。(もしくは活動停止、メンバー脱退など)

解散ではなかったときのほうが珍しいんです。

特にわたくしは音楽スタジオで働いているので、日々新しいバンドが生まれてる分、やむなく解散していくバンドも毎日のように目撃します。

ただ大切なお知らせなのは……痛い程分かります。。。

音楽を作るバンドはまさに「生き物」、解散も受け入れないといけないと思います。

ただし、お知らせの冒頭の表現「大切なお知らせ」が「解散」だけを連想させてしまっているのは、少し寂しいような気がします。

テンプレ感もありますしね。

そこで今回は、「大切なお知らせ」以外のバンド解散お知らせ方法を考えてみました。

「大切なお知らせ」以外のバンド解散のお知らせ方法 5選

素直に「解散」と言う

「解散のお知らせ」「解散ライブのお知らせ」など…

いきなり発表するパターンです。

ただファンの皆さんのことを考えると、1クッション挟みたい気持ちも分かりますが事実は事実。

潔く一目で分かりやすく伝えましょう。

「解散になるかも」と思った時にリアルタイム実況する

そろそろ解散になりそうと思った時に、それを敢えてリアルタイムに伝えます。

解散してからではなく、その経緯や流れを先に伝えるパターンです。

文例:

「今メンバーとケンカして意見が食い違っています…どうか僕たちが仲直りできるように次回のライブ応援しにきてくれませんか?」

「バンドを実は昨日まで解散しようと思ってました。ただ明日のライブでもし50人動員できたら、まだ続けようと決めました。皆様のエネルギーを僕らに分けてください。お願いします」

解散やバンドの状況を音源で表現する

バンドの状況を音源で表現するパターンです。

メジャーのアーティストではファンのことを考えて音源で伝えることも珍しくありません。

参考:X JAPAN / Forever Love(ラストミックスが解散の際にリリースされました)

「次回のライブは100年後です」というライブ告知

これはネタっぽくなりますが…笑

解散の際に、未来のライブ告知をします。

最後まで楽しませて終わらせるスタイルを突き通したい場合にこのような表現もありかと思います。

ただその意図が伝わらなければ意味がありませんが…笑

例:
【次回ライブ告知】
100年後にワンマンライブします!
・日程:3015年12月20日(土)
・場所:火星のライブハウスMarsにて
※それまではライブがありません。

…など

解散を「解散」と表現しない

「解散」を未来へ繋げる言葉にしてみてはどうでしょうか?

結果が変わることはないかも知れませんが、ファンの方への感謝の気持ちを最大限に表現しましょう。

例:メジャーアーティスト解散の表現方法

最後に

どうか「大切なお知らせ」が「いいお知らせ」になりますように。

大切なお知らせを「本当に大切なもの」に変換していく姿勢が一番大切なのかもしれません。

やっているバンドが解散を決断したとき、ファンの皆さんやバンド仲間に発表する際に、少しでもヒントになれば幸いでございます。

ライタープロフィール

中尾きんや

スタジオラグ

中尾きんや

スタジオラグスタッフ

ウェブサイト:https://www.studiorag.com

Twitter:kin_kinya

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