うるさいと怒られるドラマー必見!?素手で練習する3つのメリット
ドラム演奏時に力んでしまって音が大きくなってしまったり、基礎練習をしていてもリズム感の上達が感じられない方は少なくないのではないでしょうか?
実は、練習台を素手で叩くことでこれらを解決し、さらにうれしいメリットも得られるのです!
ワンステップ上達したいドラマーの方はぜひ試してみてくださいね。
はじめに
練習台を使って練習する時に皆さんの手には何がありますか?
ほぼ間違いなくスティックを持っていることと思います。
スティックを持って練習台をトコトコ……ちょっと待ってください。
スティックを持つ前に「素手」という素晴らしいツールがあるじゃないですか!
これを読んで、まずは素手での練習から始めてみましょう!!
1. 正確なリズムを叩くことに集中できる
スティックを持たないということは、グリップや手の構え方を気にしなくて良いということです。
グリップ等が気になって、叩くべきリズムの精度が悪くなるのは避けたいところ。
スティックを持たずに素手で練習することで注意を向けるべきことが減り、自分が打つべきリズムに集中できるので、正確なリズムを叩き出す練習へとつながるのです。
2. 優しく奇麗に楽器を鳴らす方法を身につけられる
当然ではありますが、素手でバシバシ練習台を叩いたら手を痛めてしまいます。
誰しも痛いのは嫌ですから、それを避けるために優しく練習台を叩こうとします。
自然に優しく叩くという術を身につけられるんですね。
そしてそのままスティックを持って叩けば、楽器を優しく奇麗に鳴らすことができ、力みのない奇麗な音を生み出してくれます。
3. ハンドパーカッションを奇麗に鳴らせる
練習台を手で叩くということはコンガやボンゴ、ジャンベ等のハンドパーカッションを叩いていることと同じです。
つまり、練習台を素手で優しく、奇麗に鳴らせればパーカッションも優しく奇麗な音で鳴らせます。
ドラムの練習をしながらパーカッションの練習にもつながる、一石二鳥な練習方法ですね。
実は……。最大のメリットとは?
どこでも練習できること。
これは本当に大きいメリットです。
練習台がなくても自分の太ももを叩けばいいのです。
もし段ボール箱があればそれを叩いても良いでしょう。
どんなものでも素手で叩けるものだったらOK。
暇な時間があれば自分の太ももを優しく叩いて奇麗に鳴らしてみましょう。
ただ、太ももを叩いてもそれなりに音が出ますから、周りの迷惑にならないか注意しておこなってくださいね。
最後に
練習台を素手で叩く練習法を身につけることで上記の3つのメリットがあります。
どうしても力んでしまって音がうるさく感じる方や、いずれドラムだけでなくパーカッションにもチャレンジしてみたいという方はぜひ、素手で練習台を叩いてみてはいかがでしょうか?
練習台に優しく、そして楽器に優しい演奏ができるようになりますよ。
もしかしたらバンドメンバーにも優しくなれるかもしれませんね。
早速、素手で練習台を叩いてみましょう!!
動画にもまとめていますので、こちらも観てみてくださいね!
ライタープロフィール
ドラマー
片平智久
1984年福島県いわき市生まれ。
同市在住。
Musicians Institute Hollywood校PIT卒業。
在学中にEd Roscetti氏に師事。
帰国後、YAMAHA大人の音楽レッスンドラム科講師として活動。
YouTubeを通して「分かりやすいドラム動画」も配信中。
ウェブサイト:https://www.tomohisa-k.com
ブログ:http://blog.livedoor.jp/tomohisa_k
Twitter:DrumusicTomo
YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/user/drumusictomo