ドラムをさらに上達へ導く練習法。おすすめのルーディメンツ
ドラムを継続的に練習しているとネタが切れてしまって、いまいち面白みに欠けてくる瞬間ってありますよね。
それは、自分自身が上達してきて練習法が簡単になってしまった証拠ですので、次なるステップとしてさらにレベルの高いものを用意してあげる必要があります。
今回はそういった方のために、質の良いネタを紹介しちゃいます!
ルーディメンツとは?
ルーディメンツとは、マーチングの基礎奏法をまとめたものなんですが、これは数百年の歴史があるほど伝統的なもので、それだけ長く愛されてきた技術ですし、練習法としても極めて優れたものです。
僕自身もルーディメンツはよく練習しているんですが、非常に完成度が高いものなので、「よく考えて作られているなあ…」と感心しながら練習しています。
さて、本日はその中から特におすすめのルーディメンツを3つほど紹介したいと思います。
フラムパラディドル
これはパラディドルの頭にフラムがついたパターンです。
フラムが付くだけで普通のパラディドルとは違って難易度がグンと上がるんですよね。
それもそのはずで、普通のパラディドルは連続で叩いても2連打しか出てこなかったのが、フラムがつけば、連打が4つになるんです。
4連打が鍛えられれば、シングルストロークも鍛えることにもつながりますので、パラディドルを鍛える以外にも大きな効果がありますし、フラムを応用する力も身につきます。
良いことずくめですね!
ダブルフラマキュー
これはドラッグを練習するのに有効なルーディメンツです。
ドラッグを叩くときというのは、ただ押し付けるだけではなくはっきりと2打を発音させることが大事です。
もちろん押し付けて2打連続でヒットするのも間違いではありませんが、それだと簡単すぎるで、練習の効果が下がってしまいますから却下です。
こういった細かい音符は、利き手ではない方の手だけ雑にこなしてしまいがちなので、そこを注意しながら、「両手とも同じように動かす練習」という感じでとらえて取り組んでみると効果もグンと上がります。
インバーテッドフラムタップ
普通のフラムタップでも難しいですが、これはさらに難しいです。
弱くヒットした後にすぐさまアクセントを付けるという動作が入っているので、これを根気よく練習すれば、ダウンアップ奏法が一気に上達します。
実際に練習するときはアクセントとノーアクセントの違いを明確にするとより効果は高まります。
また、こういった繊細なテクニックを習得できれば、スティックと身体の動きがシンクロしてきてきめ細かいタッチも可能になってくるはずです。
難易度が高いものに挑戦するメリットとは
これらは難易度が高い分、実力の有無がはっきりしやすいです。
それゆえに自分自身の弱点を発見しやすいですし、弱点を理解して練習に取り組めば練習の質も上げやすいので、これに取り組む価値は「非常に高い」ということが出来ます。
ルーディメンツは繰り返し叩くだけでも十分効果がありますから、空き時間などに叩く癖をつけてみると良いでしょう!
ライタープロフィール
ドラマー
横田雄也
2015年でドラム歴10年になりました。
趣味は読書・漫画・アニメ・ピアノです。
何でも深く考える事が好きなのでいちいち思考に時間がかかってしまう面倒くさい人間です。
でも行動はさっさとやる……つもりで生きています(苦笑)。
あとインターネット上でドラムの演奏動画やレッスン動画も配信していますので詳細は以下からどうぞ。
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