口が渇いて歌いにくい!口の渇きを改善する5つの方法
歌うときに口が渇いて歌いにくい……というのは誰しも経験があるのではないでしょうか?
それもそのはず、歌っているということはそれだけ口を開けているということ、さらに緊張なども相まって渇きやすい状況にあります。
そこで今回は5つのポイントに焦点を当ててご紹介します。
口の中がカラカラに渇く
口の渇きを改善する方法には、こまめに水を飲む、歯磨きをしておく、室内の湿度を調節する、歯で舌を刺激する、緊張をほぐすなどがあります。
歌を歌うときは、口を開けっぱなしにしているので、そもそも渇きやすくなります。
さらに、誰かに自分の歌声を聴かせるような場面では、緊張なども加わり、口の渇きが激しくなることもあります。
そんな口の渇きを改善するには、次の5つのことをおこなってみると良いでしょう。
- こまめに水を飲む
- 歯磨きをしておく
- 室内の湿度を調節する
- 歯で舌を刺激する
- 緊張をほぐす
では、ひとつひとつを詳しく見ていきましょう。
1. こまめに水を飲む
口の渇きを改善する方法のひとつとして、こまめに水を飲むというのがあります。
渇くということは、水分が不足している状態なのですから、水を飲むことが一番簡単に渇きを改善させることができる方法です。
カラオケでも、家での歌の練習だったとしても、水が一切飲めないということは、ほとんどないでしょう。
1曲歌う場合、時間としては5分くらいありますが、5分の間に口がすぐ渇いてくるということもありますね。
そんなときは、曲の中の歌わない部分で水を飲むようにします。
歌う前には、まず必ず水を一口飲みます。
そして、歌の途中で水を飲めるくらいの間奏などがあれば、また一口水を飲みます。
曲によって水を飲めるだけの時間があるものもあれば、ノンストップで歌うような曲もありますが、ほとんどの曲は1曲中に3回は水を飲むことができる曲が多いですね。
今まで1曲歌い終わるまで水を飲まなかった人は、これだけでもかなり口の渇きを減らすことができるようになるでしょう。
炭酸やジュースなどだと、歌っているときに唾液が出すぎたり、胃に違和感が出たりして歌いにくくなることがあるので、歌うときの飲み物は、水にすると良いでしょう。
歌っているときの飲み物や食べ物については、カラオケで喉がすぐ疲れる! 歌うときに喉が疲れるのを改善する4つのポイントの記事も読んでみてください。
2. 歯磨きをしておく
口の渇きを改善する方法のひとつとして、歯磨きをしておくというのがあります。
歌う前に食べるものまで気にする人は少ないかもしれませんが、歌う前に口が渇くような食べ物を食べていると、普段よりも口が渇きやすい状態になることがあります。
油物などを食べた後や、渋いお茶などを飲んだ後などは、口が渇きやすくなりますね。
歯磨きを一度すれば、口の中の状態をクリアにすることができますので、口が渇きやすい人は、歌う前に歯磨きをしてみると良いでしょう。
歯磨きをすると、逆に口が渇きやすくなる人もいますので、自分が歯磨きをしたほうが口の渇きが抑えられるという人は、ぜひおこなってみてください。
3. 室内の湿度を調節する
口の渇きを改善する方法のひとつとして、室内の湿度を調節するというのがあります。
カラオケや家で歌うときに、室内の湿度を調節して歌う人は少ないものです。
誰でも乾燥した場所に居れば乾燥しやすくなりますから、そんな中で歌えば口の中も渇きやすくなります。
家で歌う場合は、暖房や冷房などを切り、加湿器を使うなどをして、湿度を上げておきましょう(体調を崩さないように無理はしない範囲でおこなってみてください)。
カラオケの場合で誰か相手が一緒に居る場合は、室内の湿度を調節しにくいこともあります。
言いたいことを言える相手と一緒のときは、暖房や冷房を弱めても大丈夫か相手に聞いてみると良いでしょう。
どうしても室内の湿度を変えられない場合は、歌わない間はマスクをしておくという方法もあります。
それも難しければ、水をこまめに飲む方法で乗り切ってみてください。
4. 歯で舌を刺激する
口の渇きを改善する方法のひとつとして、歯で舌を刺激するというのがあります。
食事などは良く噛むと唾液の分泌が促されますね。
そして、舌を動かすことでも唾液が出やすくなりますが、その舌を歯で甘噛みするようにすると良いでしょう。
舌を色々と動かしながら軽く噛むようにすると唾液が出やすくなります。
ガムを噛むような感じで、自分の舌を痛くない程度に歯で刺激してみてください。
歌っている間はできませんが、歌っていないときなどにおこなうと良いでしょう。
5. 緊張をほぐす
口の渇きを改善する方法のひとつとして、緊張をほぐすというのがあります。
口が渇く場合に最も多い原因として、緊張が考えられます。
「歌が下手だと笑われたらどうしよう」「ちゃんと歌えるかな?」「相手は今どう思っているんだろう?」など、周りのことが気になると緊張は強くなります。
自分に自信がなかったり、歌に自信がない人は、緊張しやすいものです。
緊張する原因は、気にしすぎていることにあります。
何も気にしない人は緊張をすることはありません。
慣れないことをしていて緊張をすることは自然なことですが、気にしすぎて口が渇くほどになっていれば、自分にとって大きなストレスとなってしまうこともあるでしょう。
周りを気にする人というのは、優しい人に多いものです。
過去に人の機嫌をとらなければいけないような環境にいた人などが、特に周りを気にしやすい性格になりやすいでしょう。
緊張を減らすには、相手の機嫌ではなく自分の機嫌をとるようにしてみましょう。
自分はどうやったら今を楽しむことができるのか?ということを考えてみると良いでしょう。
相手の機嫌が悪いときに、機嫌をとろうとする人は優しい人に多いのですが、人の機嫌が悪くなる原因は色々あるものですから、相手の機嫌をとろうとする必要はありません。
人に機嫌をとってくれという人は、だいたいいつも機嫌が悪いものですから、毎回機嫌をとらなくてはいけなくなります。
それでは、自分ばかりが疲れてしまいますよね。
まずは、いつも自分が機嫌良く過ごせる方法をしっかりと考えてみてください。
人生は色々ありますから、いつも機嫌を良くするなんて難しいと感じることもあるでしょう。
ものごとには良い面と悪い面がありますので、悪い面ばかりを見ている人は人生も悪い人生に感じてしまいます。
良い面だけを多く見ていれば、人生は良いものだと思えるようになるでしょう。
どちらもいき過ぎれば、トラブルを招きますから、良い面と悪い面の両方を見て、自分の中で学び、ものごとを見るときに真ん中にいけるようになると、ストレスも減ってくるでしょう。
自分のことだけを考えすぎたり、人のことだけを考えすぎても、人間関係(自分との関係も含む)はうまくいきません。
緊張するときも過剰に何かを考えている状態ですから、緊張しやすい人はもう少し肩の力を抜いて今を楽しんでみてください。
劣等感が強い人は、歌を歌うのが恥ずかしい! 羞恥心と劣等感を捨てる4つの考え方の記事も読んでみてください。
どうしても緊張が強い人は、カラオケで緊張してしまう! 緊張をほぐしてリラックスする為の7つの方法の記事も読んでみてください。
まとめ
口の渇きを改善する方法は、こまめに水を飲み、歯磨きをしておき、室内の湿度を調節して、歯で舌を刺激して、緊張をほぐすようにすると良いでしょう。
ライタープロフィール
奏音