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ライブでお客さんが少ないときの盛り上げ方
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ライブでお客さんが少ないときの盛り上げ方

初めてのライブ、アウェイな場所でのライブなどで「お客さんが少ない!」という経験はありませんか?

今回は観客動員数が少ないときのライブの盛り上げ方についてお話したいと思います。

来てくれてるお客さんを楽しませたい

ライブ

http://jazzclubjury.com/europe/germany/quasimodo/

音楽をやられている皆さんなら、常に考えていることなのではないでしょうか。

「どうやったらいいライブになるか」

「どうやったらお客さんが盛り上がるのか」

「どうやったら自分達もバンドをたくさんの人に聴いてもらえるか」

スタジオのミーティングスペースなどでも、そんなことを話されてる光景よく目にします。

お客さんが少なくてもいいライブを目指す

ライブ

http://www.wired.com/2013/09/s2s-no-age/

現在たくさんの動員のライブで活躍するインディーズやプロミュージシャンも、満員ライブだけではなく、初めはお客さんも少ないところからスタートしていると思います。

その中で「今日はお客さんが少ない……」とテンションが下がり思考停止してはいけません。

こんなときこそ、ミュージシャンとしての実力が発揮できるタイミングなのです。

目の前のお客さんをどうやって楽しんでもらえればいいのでしょうか。

いくつか思いついたことを上げてみますので、少しでも参考になれば幸いでございます。

お客さんが少ない時のライブの盛り上げ方

セットリストを急遽変更する

セットリスト

https://www.studiorag.com/blog/fushimiten/2013/11/27/747

自分達のレパートリーの中で、本当に相応しいセットリストかを当日に再度見直してみましょう。

お客さんが少ないと予測される場合「どんな空気をどう作っていくか」を見直すことが重要だと思います。

ライブスタートをお客さん目線で

ライブ

http://www.jam-pact.com/venues/VenueEC3Live.php

少ないお客さんの中で無理やり盛り上げてもはじめは「シーン……」となりがちです。

セットリストを進行させる中で、徐々に盛り上げていきます。

「はじめはお客さんのテンションに合わせる」ところからスタートします。

ライブ中、初のことにチャレンジする

ステージ

http://www.guitartonetalk.com/2013/04/15/how-to-get-a-good-live-sound/

例えば

特別感を演出し、来てもらったお客さんに対して貴重な時間を体感してらえればベストです。

無音の時間を作らない

ドラマー

http://musformation.com/drummers_live_show_etiquette_pt1/

お客さんが少ない中では演奏後の拍手の数も少なくなりがちで、その場の空気も一気に寂しくなりがちです。

例えば、持ち時間が20〜30分ぐらいの場合は、あえて曲間を無くしたり短くして「しっかり演奏を聴いてもらう」のもありかもしれません。

もしくは、楽器のリズムやコードを鳴らして、次の曲に繋げます。

ただソロライブの場合は、演奏を止めるとどうしても無音になりますので、その時間をうまくコントロールするのが重要なポイントです。

会場にいる人数をあえてMCで言う

マイク

http://r.gnavi.co.jp/p610000/menu7/

例えば、客席を見渡して5人しかいなかった場合……

「本日はライブハウス○○へお越しいただきありがとうございます」

「この会場にいる○人のために、この曲を送ります」……など

このように一気にお客さんの目線をステージに注目させることで、その場の空気の価値を高めます。

記念日を設定する(サプライズ)

カレンダー

http://www.roanokechowan.edu/academic-calendar

レコ発ライブやオープニングアウトでのライブなら「その日のキーワード」が少なからず存在しますが、特になにもないライブの場合は、記念日など探してみてライブ中に紹介してみましょう。

例えば、その場にいるお客さんの誕生日、メンバーの誕生日、結婚記念日…などです。

サプライズを演出すれば、盛り上がるはず!

感謝の気持ちを最大限に伝える

ミュージシャン

http://musicshelf.jp/blog/staff/2011/11/miwa-6.html

少ない来場人数でも「今日すごく楽しかったです。ありがとうございました!」と来てもらったお客さんに対して感謝することが大切です。

そしてそんなライブになるようにしたいですね!

最後に

いくつか上げましたが、やはり「サービス精神」が重要なポイントだと思います。

今日という日は今日しかありません。

ライブも一緒で、ひとつとして同じものはありません。

お客さんと共に楽しめるライブにして、「またライブに来たいな〜」とお客さんに喜んでもらえたらいいですね!

ライタープロフィール

中尾きんや

スタジオラグ

中尾きんや

スタジオラグスタッフ

ウェブサイト:https://www.studiorag.com

Twitter:kin_kinya

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