2月の童謡・民謡・わらべうた。楽しい冬の手遊び歌
2月にまつわる歌をはじめ、冬にぴったりな童謡や手遊び歌を集めました。
2月といえば「節分」の季節なので、節分に関する歌を歌うお子さんも多いのではないでしょうか?
でも実は、節分関連の歌以外にも、2月にぴったりの歌はたくさんあるんです!
この記事では、2月の行事の歌や冬を楽しくしてくれる童謡、手遊び歌をたっぷりと紹介します。
保育園や幼稚園で歌われている歌も多いので、お子さんにきっと楽しんでもらえるはず。
お歌の時間に、ぜひ活用してみてくださいね。
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2月の童謡・民謡・わらべうた。楽しい冬の手遊び歌
梅に鶯(うめにうぐいす)文部省唱歌
1911年に尋常小学唱歌第二学年用として掲載された文部省唱歌がこちら。
庭先の梅にウグイスがやってくる様子が描かれたかわいらしくシンプルな曲です。
梅にウグイスというと、花札の絵柄にもありますよね。
ちなみによく似合うもののたとえとして梅とウグイスはよく登場しますが、実はこのウグイスはメジロなんだそうです。
緑色ではなく、茶色のような、グレーのような色をしています。
そんな豆知識も知りながら曲を聴くと、より楽しみが増えますよね。
まつぼっくり作曲:小林つや江
こちらの曲は広田孝夫さんが作詞し、小林つや江さんが作曲した童謡です。
短い歌詞ですが、促音がリズムのアクセントとなっていたり、締めくくりの言葉が同じで韻をふんだ感じもしたりと楽しい曲です。
保育園や幼稚園などで、手遊びを交えながら歌う曲としても人気があります。
そういえば、中華料理やパスタなどに使われる松の実は食用の松ぼっくりからとれるので、松の実をみんなで食べながら歌っても印象深い体験になりそうです。
『どんぐりころころ』とセットで歌ってみても楽しそうですね。
ペチカ作曲:山田耕筰
ロシアの暖炉兼オーブンであるペチカ。
寒い冬に火が燃える様子を見るのは本当に心が和みますよね。
そのペチカのことを歌った曲がこちらです。
1924年に発行された『満州唱歌集』に掲載されたもので、当時満州に移住する人のために南満州教育会からの依頼で作曲されたそうです。
満州の冬は寒かったそうですから、この曲がよく似合ったのではないでしょうか。
この曲の最後の部分は長調の曲でありながら同じ主調の短調のコードが使われており、独特の雰囲気をかもし出しています。
冬景色作曲者:不詳
1913年に発行された尋常小学唱歌5年生用の教材に掲載されたこちらの曲は、作者がわかっていません。
教材として作られた歌の中には作者がわからないものがときどきありますが、こちらもそのタイプの曲ですね。
ただ、古い曲なのに3拍子というちょっと西洋音楽を感じさせる拍子とメロディーは歌曲としても魅力的で、メロディーだけ聴いていたらどこの国の曲かわからないような不思議な感覚があります。
オーケストラをバックに歌ってもステキな曲です。
春の小川文部省唱歌
2月も後半になってくると、だんだん春の足跡が聞こえてきますよね!
そんなときにぴったりな曲が『春の小川』です。
冬の間は凍ったりして流れの悪かった小川も、気温が高まる春になるにつれて雪が溶け、本来の流れを取り戻す様子を歌っています。
それと同時に、周辺で咲く色とりどりの花々や、元気に動く生き物へのやさしい気持ちが表現されています。
作詞家の高野辰之さんと作曲家の岡野貞一さんにより制作されたこの曲はもともと3番までありましたが、何度か歌詞が改変され今の形に落ち着きました。
春の訪れをワクワクしながら待てる1曲です。
(SAKI)
雪山賛歌(原曲:いとしのクレメンタイン)アメリカ民謡
戦後の日本の歌謡界をけん引したダークダックスが、1959年にリリースした『雪山賛歌』。
原曲は『いとしのクレメンタイン』です。
アメリカ民謡のメロディーをもとに制作されており、雪山をテーマにした日本語の歌詞が付けられました。
壮大なドラムロールに合わせて、高らかに歌い上げるボーカルが印象的ですね。
冬の寒さを感じる季節だからこそ、情熱的なメロディーを歌って体を温めましょう。
2月の遠足やお出かけを盛り上げるシーンにもぴったりな楽曲です。
(無糖)