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おすすめの映画音楽
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おすすめの映画音楽

「映画音楽」とはその名の通り、映画の劇中で使われる音楽のことです。

しかし、ただのBGMではなく、登場人物の感情の起伏やストーリー展開などを、音楽を通じて観客に伝えるという重要な役割と担っています。

傑作と呼ばれる映画には、必ず良い映画音楽がついているものです。

皆さんも一つくらいはすぐに思い浮かぶ映画音楽があるのではないでしょうか?

そんな映画音楽の中から、必ず押さえておきたいオススメの名曲をジャンル別に集めてみました。

アクション / SF

Star Wars – Main Title|John Williams

現代映画音楽の第一人者と言えば、ジョン・ウィリアムズ。

アカデミー賞5回(ノミネートは何と47回!)、グラミー賞18回受賞という錚々たる受賞歴からも分かるように、数々の名曲を世に送り出しているのですが、やはり「スター・ウォーズ」は外せません。

有名なあのオープニングにこのテーマ曲が流れるだけで一気にテンションが上がりますよね。

“ダース・ベイダーのテーマ”として有名な”The Imperial March”も名曲です。

Back To The Future – Main Theme|Alan Silvestri

今年、公開30周年を迎えた「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のテーマ曲も、誰もが聞いたことのある映画音楽のひとつでしょう。

ジョン・ウィリアムズ作曲と思われがちですが、これはアラン・シルヴェストリによるもの。

ジョージ・ルーカスかスティーヴン・スピルバーグが監督だったらジョン・ウィリアムズ、ロバート・ゼメキスが監督だったらアラン・シルヴェストリと覚えていれば大体間違いありません。

Theme From Enter The Dragon|Lalo Schifrin

ブルース・リーと言えばこのテーマ曲!というほど、絶大なインパクトを誇る名曲。

世界中にカンフー・ブームを巻き起こした「燃えよドラゴン」のテーマ曲です。

作曲したのはラロ・シフリン。

「ミッション・インポッシブル(スパイ大作戦)」の印象的なテーマ曲も作曲しています。

Don’t Think. Feel!

Blade Runner (End Titles)|Vangelis

カルト的な人気を誇る「ブレード・ランナー」のエンド・タイトル曲。

シンセサイザーの冷たいシーケンス・フレーズが何とも言えない不気味さを演出していて、映画の世界観を更にミステリアスに、魅力的にしています。

作曲したヴァンゲリスはギリシャ出身のキーボーディストで、あのイエスに加入を打診されたという逸話もあるほど。

インストゥルメンタルにもかかわらず全米No.1に輝いた「炎のランナー」も有名です。

He’s A Pirate|Hans Zimmer

現在最も多忙な作曲家の一人はハンス・ジマーでしょう。

「パイレーツ・オブ・カリビアン」のこの曲に代表されるように、勇壮で壮大な超大作のスコアを書かせたら右に出る者はいません。

ドラマ / コメディ

THE GODFATHER, – Speak Softly Love|Nino Rota

ここ日本において、暴走族に最も愛された映画音楽と言っても過言ではないでしょう。

このあまりにも有名な名曲を生み出したのはクラシックの作曲家、ニーノ・ロータ。

「ロミオとジュリエット」など繊細なメロディを特徴とする数々の映画音楽を遺しています。

Braveheart Theme Song|James Horner

ジェームズ・ホーナーと言えば「タイタニック」が一番有名ですが、その原型とも言えるのがこの「ブレイブハート」。

スコットランド音楽とケルト音楽を絶妙にミックスした旋律が、映画の感動を静かに盛り上げています。

Cinema Paradiso Love Theme|Ennio Morricone

名作「ニュー・シネマ・パラダイス」はメイン・テーマも捨て難いですが、胸を締め付けられるこの”愛のテーマ”が絶品です。

作曲したエンニオ・モリコーネは1950年代から映画音楽を作曲している巨匠。

セルジオ・レオーネと組んだマカロニ・ウェスタン時代や「アンタッチャブル」「海の上のピアニスト」など、ハリウッド作品でも名作が多くあります。

Merry Christmas Mr. Lawrence|坂本龍一

言わずとしれた教授の名曲。

国内外を問わず、数多くのアーティストにカバーされています。

JAPANのDavid Sylvianがヴォーカルを入れた”Forbidden Colours (禁じられた色彩)”も必聴。

The Entertainer|Scott Joplin

“King of Ragtime”と呼ばれたスコット・ジョプリンの曲を映画「スティング」はテーマ曲にし、大ヒットしました。

映画はお手本のような”コン・ゲーム”ムービーの傑作で、その鮮やかな手口と軽快なテーマ曲が見事に相乗効果を生み出しています。

ホラー / サスペンス

Ave Satani|Jerry Goldsmith

最も”怖い”映画音楽は何か?と聞かれたら、迷うことなく挙げるのがこの曲。

ジェリー・ゴールドスミスは他にも多くのホラーやサスペンスを手掛けていますが、「オーメン」は群を抜いています。

ちなみに、タイトルは”Ave Maria”をサタンに置き換えたもの。

Tubular Bells|Mike Oldfield

元々はマイク・オールドフィールドが多重録音を繰り返して完成させたソロ・アルバムだったが、発売後に冒頭部分のみ「エクソシスト」のテーマ曲としてリリースされたという曰く付きの曲。

しかし、見事に作品にマッチしているという非常に珍しいパターンです。

Halloween Theme|John Carpenter

日本でもハロウィンが定着し出してきていますが、ホラー好きならハロウィンと言えばこれしかありません。

マイケル・マイヤーズの不気味な佇まいと、監督でもあるジョン・カーペンターが手掛けたテーマ曲が徹底的に不安を煽ります。

Psycho Main Theme|Bernard Herrmann

「サイコ」での音楽の使われ方は、サスペンスのお手本のようなもの。

弦楽器による擦過音をヒステリックな効果音としても機能させ、不協和音と先の読めない展開で、映像と一体となって恐怖を演出しています。

バーナード・ハーマンはアルフレッド・ヒッチコックの多くの作品でスコアを手掛けています。

Jaws Main Title|John Williams

誰もが知っているこのテーマ曲。

「ジョーズ」はスティーヴン・スピルバーグ(撮影当時28歳!)が監督した歴史的傑作であり、映画の演出と映画音楽の理想的な融合が成功している類い稀な作品でもあります。

しかも、たった2音で。

最後に

今回は比較的メジャーなものを選んでみましたが、如何だったでしょうか?

「曲は知ってるけど映画は見た事ない」という人は是非映画もチェックしてみてくださいね。

映像ではなく、音楽に重点をおいて映画を見てみるのもオススメです。

ライタープロフィール

ドラマー

内田伸吾

Twitter:sin_chronicity

Facebook:shingo.uchida

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