いつまでもバンドを続けるために大切なこと15選
「社会人になってもバンド活動は辞めたくない…」
「仕事や就活をしながらだと大変…」
春から新生活を迎える中でお悩みの方も多いのではないでしょうか。
今回は、社会人バンドを続けるために大切なことをまとめてみました。
もくじ
- 学生の頃のような自由度がない
- 働くだけで終わる人生でいいのか?ライフスタイルの確立からスタート
- 学生時代より音楽は楽しめる!?
- バンドを続けるために大切なこと15選
- 予定ではなく目標を作る・明確にする
- バンドメンバーの年齢にこだわらない
- メンバーの職種の理解・仕事先の理解
- 人脈を大切に・専門分野に依頼する
- スケジュール管理を鍛える
- 仕事先でもしっかり目標を作る
- バンドも休日を作る・可能な限り平日夜にリハーサルする
- 集まれる人だけでリハーサルする
- レコーディングはパート事に日程を分ける
- 仕事のスキルをバンドに活かす
- インプットの時間を共有する・音楽フェスやライブにはバンドメンバーといく
- 結婚パーティー・常連ライブイベントなどは積極的に参加する
- メンバーのご家族も大切に
- 毎日続ける・音楽を楽しむ気持ちを忘れない
- 身近にある感動をカタチに・音楽の先にあるモノを意識する
- 最後に
学生の頃のような自由度がない
学生の頃のように、日々の努力がなかなか成果に結び付かない時もあります。
プロのミュージシャンでも一般会社のお仕事と音楽活動の両立は難しいものだと思います。
仕事は生活していくためには必須であり、ご家族からのプレッシャーもある状況の方も少なくないと思います。
そんな中、自分のやりたいバンド活動を続けるのは強い根気とエネルギーがいります。
働くだけで終わる人生でいいのか?ライフスタイルの確立からスタート
正社員の方も、フリーターの方も、学生の時のように自由に時間が使えなくなり「あとは働くだけ」なんて思っている人がいるかも知れません。
そして音楽をやるために、嫌な仕事をしている方も少なくはないのではないでしょうか。
時には生活に追われて、バンドや音楽どころではなくなりそうになるときもあるでしょう。
ただそれだけで終えてしまうと、あなたの音楽への気持ちや演奏技術は、行き場所を失う事になります。
ラクしたくて社会的な窮屈さから逃げ出したくて、ただなんとなく音楽を選んだのではありません。
いまの環境の中でゆっくり考えてみて、その音楽にかける情熱を一つ一つカタチにしていきませんか。
学生時代より音楽は楽しめる!?
社会人になって1、2年は仕事覚えるのに必死だったり、そのスケジュールに慣れない中では、バンドどころではなくなるタイミングもあると思います。
お酒や食べ物の美味しさが大人になって分かるように、音楽の素晴らしさに気づける機会は社会人になってもたくさんあります。
「バンドを辞めて就職する」でも「フリーターになって売れるまで音楽一筋」でもなく「仕事をしながら演奏し続ける」
その可能性は無限大だとわたくしは思います。
バンドを続けるために大切なこと15選
予定ではなく目標を作る・明確にする
予定ではなく、音楽活動の明確な目標をまず作ってください。
- プロを目指しているバンドなのか
- 趣味で継続するバンドなのか
- どんな音楽を奏でたいのか・何曲やるのか
そこから具体的なスケジュールを決めていきます。
バンドメンバーがいないなら、まずメンバーを探しましょう。
すべてはここからのスタートです。
参考:バンドを長続きさせるコツ
バンドメンバーの年齢にこだわらない
年齢は関係ないのは音楽の醍醐味だと思います。
こだわっていてはすぐにバンド仲間は見つかりません。
様々な年齢層と音楽を奏でることで、学生時代にはなかった楽しみ方を発見できるかもしれません。
メンバーの職種の理解・仕事先の理解
メンバーそれぞれの生活の状況を理解しあって、妥協点を見出すコミュニケーションが重要です。
まず自分達にとって可能なことから始めていきましょう。
その「可能なこと」を少しずつ増やしていければベストです。
仕事先の職場の人にも理解を円滑に進めるためにも、自分達の音源を紹介してみたり、ライブにお誘いしてアピールしましょう。
人脈を大切に・専門分野に依頼する
HP制作、フライヤー作り、音源作り、ライブの企画…等のバンド活動に必要なことを、すべてセルフで行う必要はありません。
メンバーで役割分担することに加え、外部に協力者を募ることも必要ではないでしょうか。
スケジュール管理を鍛える
どんな業種のお仕事でも必要なスキルだと思います。
バンド活動を仕事の間に挟み込むことで、仕事のスケジュール管理も自然と鍛えられていきます。
仕事先でもしっかり目標を作る
職場での目標も明確にすると、音楽活動の方向性も明確になってくるのではないでしょうか。
タイミングによっては優先度が変わってくるときもあります。
ブレない目標の元で瞬時に様々なことに対応するためにも必要だと思います。
バンドも休日を作る・可能な限り平日夜にリハーサルする
バンドのリハーサルやライブの予定も大切ですが、ご家族との大切な時間やしっかり休息する日も大切です。
その時間をつくるためには、仕事終わりの時間でバンドでリハーサルできるとベストだと思います。
ただメンバーと休日の日もバラバラなことも多いと思いますので、時にはスケジュールを無理しないといけない覚悟がいります。
月末に翌月の予定を決めるなどすれば、メンバーとの予定も合わせやすいと思います。
集まれる人だけでリハーサルする
なかなか全員が予定合わせられない場合は、楽曲の軸になるドラムとベースだけで入ってみるといいかもしれません。
リズム隊の2人の予定なら合いやすいのではないでしょうか。
集まれるメンバーでできることをしましょう。
参考:バンドメンバーと予定が合わない!そんな時の対処法。10選
レコーディングはパート事に日程を分ける
メンバー全員集まれなくても、事前の打ち合わせさえしっかりできれば、パート事に録音日を分けるなどしてレコーディングを行うことが可能です。
仕事のスキルをバンドに活かす
お仕事されてるそのスキルを音楽活動に活かしてみてはどうでしょうか。
5人メンバーが入れば、5つのスキルが揃います。
インプットの時間を共有する・音楽フェスやライブにはバンドメンバーといく
同じことを志す仲間と音楽を楽しむ時間や、観賞したりするインプット共有の時間は、たいへん価値のある充実した時間になります。
積極的にそういった時間をとるようにしましょう。
結婚パーティー・常連ライブイベントなどは積極的に参加する
楽器が演奏できる人が求められる場は、たくさんあります。
身近にいる目の前の人を感動させるところからスタートしましょう。
参考:【ジャンル・対象人数別】幹事さん必見!盛り上がる出し物カタログ
メンバーのご家族も大切に
夜遅い時間に迷惑にならないようにしたり、金銭面で無理を強いたりするのは避けましょう。
理解をしてもらえるように普段からの関係作りも大切になってきます。
毎日続ける・音楽を楽しむ気持ちを忘れない
一日5分だけでも構いません。
楽器練習の継続は後々素晴らしいものへと変わってくるはずです。
そして練習ばかりではなく、時には肩の力を抜いて自由に演奏を楽しみましょう。
参考:深夜でもOK!どこでもギターの練習ができるアイテムのご紹介
身近にある感動をカタチに・音楽の先にあるモノを意識する
あなたの感じてることをカタチにするためには、あなたの行動しかありません。
音楽をすることを目標にするのではなく、その先にある感動ややりがいを意識することが大切です。
最後に
自分に合った音楽活動を追求することが大切です。
社会人になったら「音楽に熱中してられない」と思い込んで思考停止していませんか。
決してそんなことはありません。
プライベートでのバンド活動の時間が充実すれば、仕事にも良い影響がでてくることが多いので、ぜひチャレンジしてみてください。
あなたの人生を充実したものにするために、応援しております!
ライタープロフィール
スタジオラグ
中尾きんや
スタジオラグスタッフ
ウェブサイト:https://www.studiorag.com
Twitter:kin_kinya